2018年08月13日

【いい仕事をするための職場コミュニケーション61】No9

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今号のテーマ
『人を理解するとは、を考える1
〜自分と相手(他者)と区別すること』

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職場や仕事で縁あって出会い、知り合う関係においては、相手をどのように理解するかという自分自身の態度で、分かりあえる度合は大きく変わります。

あなたは、人をどのような態度で理解しますか?
例えば、
第一印象からくる直感がかなり大きく影響する (直感的理解)
自分のモノサシ(判断基準)で理解する。   (判断的理解)
相手の立場や気持ちを考慮して理解する。   (共感的理解)
自分のこれまでの経験から類推して、相手の人物像を把握する。等々。(類推的理解:似たような人と同じと理解する)

どれか自分にあてはまりそうな理解の態度はありますか。


さて、人を理解するための一番の基本は、
『自分と相手(他者)と区別すること』ということです。
どういうことかというと「自分と他人は違う人だから物事や人についての見え方も違って当然」と言うことです。
「誰も、物事や人を同じようには見てはいない」のです。

そんなの言わなくても当たり前でしょう、と多くの人は感じたかもしれません。
しかし、実際には私たちは他者を理解するときにこの区別ができていません。

例えば、「彼(彼女)は、困った人だ」と理解した時(これには、かなり判断が入っていますが)、他の人が「いや、彼(彼女)はよくやってくれている人だ」というのを聞くと「それはあなた、間違っているよ。実はこんなこともあって…」と言ってしまうことはありませんか。

この言葉の裏には「とんでもない彼(彼女)は困った人なんだ。そう思わない人は間違っている」という考えがあるのです。


自分と他人は違う人、と言うことが分かっている人は、こう言います。「そうなんだ、あなたは彼(彼女)がよくやってくれている、と思っているのですね。どんなことから感じたのですか?」と質問ができる人なのです。

そして、このような問いかけをして、相手の意見の理由を聞くことができる人が、他者(相手)をよく理解できる人なのです。


自分が見えている、理解しているのは、あくまでも自分の理解であって、ある人について他の人の理解も全てその人にとっては事実なのです。

自分の理解だけで決めつけることは、相手の人の理解を狭いものにしてしまいます。


相手(人)を理解するのには、今の所はこういう人だと思うけれど、まだまだこの人にはいろいろな側面がある、と思ってプラスの関心を持ってみることが大切です。

人を理解することは簡単ではない、その理解は単にあなたの判断にすぎないのかもしれない!

人を理解するということ、について次回以降も考えていきましょう。



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「リーダーに必須の職場コミュニケーション61のスキル」(セルバ出版)が、4月28日
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2018年07月23日

【いい仕事をするための職場コミュニケーション61】No8

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今回のテーマ
あなたは、朝どんな挨拶をしていますか?
「挨拶、声かけのスキル」
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あなたは、朝、職場で会う人に、どんな挨拶をしていますか?

「おはようございます」「おはよう」、「元気!」「調子どう?」、その場にいる一人一人に挨拶する人、黙って頭を少し下げるだけ、目を合わせる程度、等々。

その「おはよう」の声の大きさ、調子はどんな感じですか?
そもそも、毎朝どんな挨拶をしているか、自分で分かっていますか?

挨拶は、多くの人にとって、無意識的、習慣的な儀礼行動となっています。

今日は天気が悪いから、逆にいつも以上に元気で明るい声でみんなに挨拶して、職場を明るくしようとか、今日はみんなの反応をよく観察しながら挨拶しよう、等といちいち今日の挨拶の仕方を考えながらする人はいないでしょう。

今回は「挨拶、声かけスキル」(存在承認のスキル、とも言います)

挨拶は相手の存在を認めることであり、自分の存在(来たよ)を知らせることでもあります。また、コミュニケーションのスタートでもあります。

職場のリーダーとして、率先して「挨拶」をすることのメリットは、少なくとも6つあります。

➀元気な挨拶で自分の気持ちも元気になる。
➁リーダーの挨拶から、職場も明るく元気になる。
➂お互いに意識を向け、関心を持つことができる。
➃メンバーからのコミュニケーションがとれやすくなる。
➄同時にリーダー(自分)からもとりやすい。
➅メンバーの様子やその日の調子をみることができる。


印象に残る挨拶は声とその大きさだけではありません。

こちらを見て挨拶をしてくれる、笑顔での挨拶、挨拶だけではなく声かけをしてくれる、その表情や態度が大事なのです。

少し丁寧で優しい口調で挨拶をする。
挨拶はコミュニケーションの第一歩、報連相のウォーミングアップ、発声練習でもあり、明るく仕事を始める大事なスキルです。

職場の皆が、朝に「おはよう」と明るく元気な挨拶ができていて、帰りにはお互い「お疲れさま」の挨拶で締めくくる、存在承認ができている。そうすると当然お互いがコミュニケーションを取りやすく、当然、職場での仕事の結果や状況を伝える「報告・連絡・相談」も円滑になります。

挨拶ができていない新人、またベテラン社員もいるでしょう。
そのことを個人の問題にしていませんか。これは職場の環境問題です。

職場のリーダーとしては、「挨拶」がしっかりとできている状態をつくることは責務の一つ。

職場のコミュニケーション環境を良い状態に保つことは、お互いの信頼関係をしっかりとつくる土台の一つなのです。



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2018年07月11日

【いい仕事をするための職場コミュニケーション61】No7

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今回のテーマ
人は、自分の話をよく聞いてくれる人の話を受け入れる
「傾聴の実践スキル」
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さて、メールマガジンのタイトルを【いい仕事をするための職場コミュニケーション61】に改めてから3回目です。

前回のテーマは『人は、自分の話を聞いてくれる人の話を聞く「まず聞くことから始めるスキル」』でした。

主に「カウンセリングマインド」の3つの心構えを中心にお話ししました。

リーダーとして、カウンセリングの考え方・姿勢や対応を活かしていく際の「カウンセリングマインド」の基本は3つです。

@相手の存在や考え方を受容すること
A相手の話すことを共感的に理解すること
B受け止める自分自身に率直であること


今回は「傾聴の実践スキル」です。


傾聴の実践スキル

傾聴の基本は、相手の発言・意見を否定や評価せずに、そのまま受け止めることです。さらに相手の理解を深めるためには「共感」つまり「相手の気持ちや立場になって考える」ことが有効なのです。

部下の表情をよく見ながら、その発言の背後にある気持ちを感じとるのです。
〔相手中心〕:まず相手を理解する。相手に意識・関心を向ける。

〔保留する〕:自分の判断ですぐ評価・否定せず「自分はそう思っている、で、相手は?」とつぶやく。「でもね・・・」「それは違うよ・・・」は禁句です。

〔反応する〕:「なるほど」とあいづちを打ち、うなずく。相手の言葉(と気持ち)を繰り返します。相手のペースに合わせた態度、表情で反応して対応します。

その他の具体的なスキルは
〇相手を見る(表情、動き、雰囲気など)
〇口を挟まないで、最後まで聴く
〇促しの問いかけ「他にはないのですか」、「それからどう思ったのですか」
〇相手に行ったことを要約、またキーワードを確認する
〇相手が話やすい雰囲気、環境をつくる

一度にすべてではなく、状況や相手、話しの内容に合わせて、一つ二つ活用してみて下さい。


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2018年07月02日

【いい仕事をするための職場コミュニケーション61】No6

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【いい仕事をするための職場コミュニケーション61】No6
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今号のテーマ
人は、自分の話を聞いてくれる人の話を聞く
「まず聞くことから始めるスキル」
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さて、メールマガジンのタイトルを【いい仕事をするための職場コミュニケーション61】に改めてから2回目です。

今回からは、コミュニケーションの基本となる関係づくりの大事なスキル、話の「聞き方(傾聴)」について学びます。


「聞き方」について、ここでは「カウンセリング」と言う言葉を使って、その考え方と内容を理解し、習得していきます。

皆さん、カウンセリングという言葉を聞くとどんなイメージが浮かびますか?
精神医学や心理学の専門家である精神科医や臨床心理士が行う心理療法としての「カウンセリング」でしょうか。

カウンセリングとかカウンセラーとまでいかなくても、悩み事に対して「カウンセリング的」な対応するというようにも使われます。


リーダーとして、カウンセリングの考え方・姿勢や対応を活かしていく際の「カウンセリングマインド」の基本は3つです。

@相手の存在や考え方を受容すること
相手の話していることをすぐに評価、批判、否定したりせずに、相手を尊重して「あなたはそう感じたのですね」と相手の考えや思いをそのまま受け止めることです。

A相手の話すことを共感的に理解すること
「それは大変でしたね」、「私も同じ目に合ったらそう感じると思うよ」と相手の立場や状況にたって共感して理解することです。相手の心に寄り添うこととも言えます。

B受け止める自分自身に率直であること
話を聞いていて、分からないことは率直に分からないと言ったり、「それはどんなことからそう感じたの?」質問をして確認をしたりすることです。その結果、お互い、率直に言えるし、聞けるようになります。


あなた自身が、質問・相談事や自分の考え(意見・提案)について話をしたとします。相手に、この3つの姿勢とは真逆な対応をされたとしたら、あなたはどう感じますか?

例えば、話しを少ししただけなのに「いやそれは問題ではないでしょう。」、「そんなこと普通の人はそう考えないんじゃない」と否定や意見を言われる。

話を聞いてくれたものの、十分に言いたいことを全て話して、理解してもらう前に「そう考えるとは、私には理解しがたいね」、「何でそう考えるの、それはおかしいでしょう」と判断・評価される。「そうだねえ、それはちょっと難しいね、どうしようかね・・・」と言ったきりで何も応えてくれない。


それとは逆に、「なるほどそれは大きな問題だ、とあなたは思ったのですね」、「人によって考えは違うけれど、君の立場だとそう思うことは十分理解できるよ」、「君の言うことはわかった。それでいくつか確認してもいいかな」と言って「○○はどうしてそう思ったの?もう少し詳しく教えて」と質問して自分の話を聞いてくれる。

どうでしょう?この対応の相違は、話をする(聞いてほしい)側にとっては、かなり大きな違いではないでしょうか。


管理者が参加者となる私の研修で、いつも行う『これまでの(部下としての)体験から、優れた上司・リーダーと困った上司・リーダーとの違いは何ですか?』を参加者同士で話し合う実習があります。

その中で、一番多い回答が「部下の話を最後まで聞いてくれない、きちんと理解してくれない上司」、「求めていることと聞いてくれないで、違うことを言ってくる上司」なのです。


『人は、自分の話を聞いてくれる人の話を聞く』
先に述べた『受容する姿勢』『共感的理解』『率直に言える(言い合える)関係』をベースにしたリーダーのカウンセリングマインドによって相手を受容し、理解・共感して聴くことで、話し合える関係になれるのです。

すぐ出来る、出来ないは、ひとまず置いて、今のご自身がどれ位で来ているかを、まずふり返ってみましょう。


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2018年06月28日

【いい仕事をするための職場コミュニケーション61】No5

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【いい仕事をするための職場コミュニケーション61】No5
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今号のテーマ
コミュニケーションの「話す」「聞く」「質問」の3つにプラス4つ目の大事なこと
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さて、今号からこのメールマガジンのタイトルを【いい仕事をするために〜マネジメント実践ヒント2】を【いい仕事をするための職場コミュニケーション61】に改めます。

4月末に出版した著書『リーダー必須の職場コミュニケーション61のスキル』の内容を主とすると共に、日々の研修や参加者の実践・ふり返り、相談等から新たに見つけた実践のヒントを提供してまいります。

さて、前回は『口頭(対面)のコミュニケーションは、「話す・聞く」と「質問」の3つから成る』と言うテーマで、特に「質問」を活用することのメリットをお伝えしました。

今回は、「話す」場合、そして「聞く」場合、そして「質問する」場合でも、お互いのコミュニケーションがうまくいくための大事な4つ目のことをお伝えします。

その大事なこととは。「確認する」ことです。

職場で良く起こることの一つに、上司が部下に指示をして、部下が「ハイ!分かりました」と返事したにもかかわらず、指示と違ことを指定しまった(指示内容を正しく理解していなかった)ということがあります。

これは、聞いた指示内容を「確認」してなかったことから起こるのです。

同じ言葉を話し、聞いていても、その意味・目的や言葉の理解・解釈は人によって異なることは十分に起こりえます。

そのためにただ「話した/聞いた」で終わらせず、必ず双方の理解が一致しているかの「確認」をすることです。

「確認」の実践ポイントは5つあります。

@繰り返す(リピート)こと
相手の話を聞いているときに、相手の言葉を繰り返すと、相手は聞いてくれていると安心感を持ちます。また、聞いたことを言葉にして相手に返すことで理解や共感も深まります。

A要約する(要点をまとめる)
相手の言ったことを、要点をいくつかに絞って言い換えることです。

Bキーワード化(言い換え、状況・意図・スタンス・イメージの確認)
相手が言いたいことを他のフレーズや言葉で言い換えてみます。
例えば、「それは『善は急げ!』っていうことで、良いと判断したら大至急にということですね!」、
(相手)「そうそう」。

C相手に、言ってもらう(質問して答えてもらう)
指示したことや説明したことについて相手がどう理解したか、考えたかを確認するためには相手に言い換えてもらうことが効果的です。

D話している時に相手を良く観ること
自分の伝えたいこと(指示・依頼、相談事、アドバイス、等)を言うときに、相手を良く観る(観察するように見ると言うことでこの字を使っています)ことです。
相手が聞いている時の視線(目の動き)や表情、等の反応を良く観ると、相手の理解度合を感じ取れます。

以上述べた5つのポイントの@〜Bは、話し(指示・依頼、相談事)を聞く方の実践ポイント、C、Dは話した方の実践ポイントです。私たちは、常に「話す・聞く」の両方の立場になりますから、この5つを常に意識して実践できれば、コミュニケーションのギャップやミスが少なること、間違いありません。

まず、一つからでも結構ですから実践していきましょう(そしてふり返りも)。


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2018年06月25日

【いい仕事をするために〜マネジメント実践ヒント2】No4

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【いい仕事をするために〜マネジメント実践ヒント2】No4
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今号のテーマ
口頭(対面)のコミュニケーションは、「話す・聞く」と「質問」の3つから成る
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質問は聞いているのですか、話しているのですか?
「皆さん、質問はどんな時にしていますか?」これは私が研修でよくする質問です。

よくある答えは、「自分がよく分からない時に」、「自分の考えを確認したい時に」、「知らないことをさらに理解するために」等。
どちらにしても、これらの質問は自分のためにする質問と言えます。

この他に「相手のための質問」という質問があります。相手が言いたいことをさらに引き出すための質問、相手もハッキリ認識していない曖昧な点を明確にさせるための質問、相手自身が迷っていることを決断させるための質問、等です。

他には、双方の理解を確認するための質問もあります。これは、「自分と相手両方のための質問」と言えます。

ところで、「質問は、聞いているのですが、話しているのですか?」。こんな質問をされたら、あなたは、どう答えますか?
これには「聞いている」、「話している」両方の答えが返ってきます。

口頭のコミュニケーションが「話す」と「聞く」からなっていると言われますが、「質問する」は「話す」と「聞く」の内のどちらなのでしょうか?ちょっと困ってしまいますね。

私の答えは、コミュニケーションは「話す」と「聞く」だけではなく、もう一つ「質問する」を含めた3つからなっている、というものです。そう考えるとスッキリしませんか?

この考えでは、日頃あまり意識していなかった「質問」がクローズアップされます。

「質問」をすることで、話していることについての自分の理解を深めることができます。
また、双方の理解している内容の確認、共有化、そして何が合意して何が合意できないかもハッキリさせることができます。さらには、質問することで、話し合っている相手の考えを明確にし、理解を深めて、良い結論を導くこともできます。新しいアイデアが生まれてくることさえできます。

コミュニケーションは「聞く、話す、質問する」の3つから成る。
これが私の結論です。

中でも質問を意識的に活用する。
リーダーに求められるコミュニケーションの実践スキルです。


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2018年06月20日

【いい仕事をするために〜マネジメント実践ヒント2】No3

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【いい仕事をするために〜マネジメント実践ヒント2】No3
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今号のテーマ
「コミュニケーション」って何ですか?
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皆さんは、「今の若い人は何を考えているかよく分からない」、また「コミュ二ケーションがとれない」などと言っていませんか。ご自身では言っていなくとも、そんな言葉をよく耳にするのではないでしょうか。私も管理者・リーダー研修でよく聞く言葉です。

そもそも、この「コミュニケーション」とは何なのでしょう。

実際には、いろいろな意味で使われています。

職場のコミュニケーションがいい(悪い)、できてきている(いない)の場合はコミュニケーションとは、「お互い話をよくしていて、気持ちが通じ合っている」「仲がいいこと、人間関係ができている」「言ったことが理解されている」「話が伝わっている」というような意味でしょうか。

私は、「単に伝達することだけではなく、その結果として、意思や感情、思考等を、相互に共有するところまで」をコミュニケーションと考えています。

職場の上司・部下、リーダーとメンバーは、お互いに別な人であり、物理的にも異なる存在です。育った環境・経験、そして年齢や性別、関心や考え方もそれぞれ違うのです。

異なる存在である者同士が、「共有化する=共通のものをお互いの中に形づくる」ことがコミュンケーションの本質です。

平たく言えば、お互いに伝えたいことを「分かりあえている」ということです。
このお互い同士で「共有できること」の割合が高まり、また「共有していること」の量が増える
ことこそが、コミュニケーションの成果。つまり、うまくいっている、通じ合っているということになります。

この「コミュニケーションの本質」に照らしてみれば、先ほどの「今の若い人は何を考えているかよく分からない」、「コミュニケーションがとれない」と言っている人ご自身がそもそも「コミュニケーションをとろうとしていない」ことが判ります。共有しようとしていないのですから。 

自分と世代の違う、育った時代環境が違う人にこそ「コミュニケーション」をとることが必要なのです。

何を考えているかを探る。分かるように努める。コミュニケーション機会を十分にとれるように計らう。それがまさに「コミュニケーション力」です。それをしようとしていないこと(自らが、コミュニケーションマインドとスキルが不足していること)を白状しているだけです。

わからないからこそ、違うからこそ「コミュニケーション」をとり、通じ合おうとするのです。途中で簡単にあきらめてはいけません。

このメールマガジンで、そのコミュニケーションスキルについて、一緒に考え、実践して学んでいきましょう。


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2018年06月19日

【いい仕事をするために〜マネジメント実践ヒント2】No2

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【いい仕事をするために〜マネジメント実践ヒント2】No2
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今号の目次
1)前回の【ヒント】 あなたの「いい仕事」は、ハッキリし
ましたか?
2)【今週のヒント】 ふり返りしていますか?
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1)今日の【ヒント】 あなたの「いい仕事」は、ハッキリし
ましたか?

前回のメルマガで、あなた自身のいい仕事について、3つの質問を記しました。
@あなたの仕事は誰の役に立っていますか?

➁あなたの仕事は何で役立っているのですか?

Bあなたは仕事で役立つためにどのような能力を発揮していますか?

あなたの「いい仕事」を明確になりましたでしょうか?

ちなみに、私は研修講師がメインでその他人事組織コンサルタント、コーチが仕事ですが、私のいい仕事とは、・・・この続き、後述(※)。


2)【今週のヒント】ふり返りしていますか?

最近、研修は「○○○○」の場(機会)と言っています。

この○○○○に入るのが『ふり返り』です。

さて、あなたは『ふり返り』って何だと思いますか?

やったことを見直すこと、思い起こすこと、反省すること、良し悪しを明らかにすること、等と言われます。

『ふり返り』とは、「できたこと、できなかったこと、また、うまくいったこと、うまくいかなかったことを明らかにすること。

そして、今思えばどうしたらよかったのか、また、何があればうまくいったのかを考える。よかったことは、何が良かったかも明確にすること。

そして、その中で気づいたこと、分かったこと、ヒンを次にどう活かすか、今度はどのようにするかを決めること」です。


『ふり返り』は、経験から学び、成長することです。

『ふり返り』をすることで、いい仕事となるための改善、向上ができます。
そしていい仕事ができる人になるために学習して、成長することができるのです。

※私のいい仕事とは、「お客様は、顧客企業の経営者、人事研修部門の管理者(クライアント)そして、研修・セミナー参加者(エンドユーザー)。
そして、企業の人材(研修・セミナー参加者とその職場のメンバー)が本来持っている能力(可能性)を最大限に発揮して『いい仕事』をすることために研修を通して役立つこと。
そのために私自身日々ふり返り、気づいたことを改善し、向上することです。」



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2018年06月18日

【いい仕事をするために〜マネジメント実践ヒント2】No1

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【いい仕事をするために〜マネジメント実践ヒント2】No1
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今号の目次
1)このメールマガジンを始めたワケ
2)【ヒント】「いい仕事とは」?
3)【実践のヒント】組織でいい仕事を仕事できる人の
  2つの力
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1)このメールマガジンを始めたワケ

私(五十嵐仁)は研修講師を仕事にして、企業内研修、公開講座、セミナーを年間100〜120回以上の研修を担当しています。

昨年度1年間も、今年3月までに105回の研修・セミナーを実施しました。

研修・セミナーはせいぜい1日、短いと半日(4時間)、長くても3日です。

研修の場で学び、気づいて、又やる気になっても、研修後に職場に戻ってからの実践、活用の継続はやはり簡単ではありません。

会社によっては集合研修のフォローアッププログラムとして、一定期間後にフォローアップ研修を行ったり、職場での実践レポート提出してもらい、そのコメントを書くこともあります。

しかし、残念ながら、フォローアップを行う研修は全体の3%程度です。

それで、今回社内研修、また公開セミナーの参加者で研修後に挨拶して名刺交換した方から、フォローアップとして「実践のヒント」のメールマガジンを始めることにしたのです。


2)【ヒント】「いい仕事とは?」

あなたは「いい仕事」とは?と問われたら、どう答えますか?

私は、いい仕事は次の3つの要件を満たしていることと考えます。
@他者(お客様、その仕事の利用者、次工程)に役立つこと
A専門的な目的が明確なこと(役立つ中身:職種・職業・仕事、内容)
Bその目的を果たすために自らの能力を向上し、発揮すること

@あなたの仕事は誰の役に立っていますか?
(あなたの仕事のお客様は誰ですか?常に意識していますか?)

➁あなたの仕事はどんなことで役に立っているのですか?
(お客様に何によって貢献していますか?)

Bあなたは、仕事で役に立つためにどのような能力を発揮していますか?
(その能力の向上のために何をしていますか?)

今回のヒントは、上の3つの質問へのあなた自身の答えです。
出来るだけ具体的に、かつ、もれなく考えてみて下さいね。


3)【実践のヒント】【実践のヒント】組織でいい仕事を仕事できる人の2つの力

いい仕事のできる人(仕事の成果を上げる人)
=「質の高い専門性」✕「いい仕事の進め方」

この式は、いつもマネジメント研修でお伝えしていることの一つです。

まずは、担当している仕事(業務・職種)の「専門能力」を向上させましょう。
そして、「いい仕事の進め方」を身に付けましょう。

このメールマガジンでは、「いい仕事の進め方」=【マネジメント力】を高めるヒント集です。


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2018年05月25日

組織における『相談力』を活かす3〜「相談は何のためにするのか」

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昨年(2017年)11月から、「開発こうほう」誌に不定期で掲載の「組織における『相談力』を活かす』を、同誌の許可を得てブログに転載致します。今回は第3回「相談は何のためにするのか」(2018年5月号)
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『相談力』を活かす3回目となる今回のテーマは、「相談は何のためにするのか」です。相談の目的、何を求めて相談するのかを考えます。

新人だった頃のことを思い出してみましょう。どんな相談をしていましたか。

社会人になって、仕事を覚えるため、また職場に慣れるために、教わったことや学んだことをまずはやってみる、そんな日々の繰り返しだったと思います。

初めてのことばかりで失敗したり、どうしたらいいか分からなくて迷ったり、不安になったこともあったと思います。そんな時、身近な上司先輩に、困っていることを相談したのではないでしょうか。


相談をする目的(何のためにするのか、相談をして得たい結果は何か、相談する動機や意図、等)は様々なものがあるでしょう。以下に、考えられる相談の目的をいくつか挙げてみます(《 》内は得たいこと)。

@)仕事で分からないこと(知識、情報等)を質問する相談
 《情報を得る》

A)仕事で自分一人ではどう進めたらいいかが分からなくて相談する 《アドバイスを貰う》

B)そもそもまったくどうしたらいいか分からないので相談する 《未経験の新しい仕事や案件で、経験者や専門家に取り組みの方向性をきく》

C)自分で考えたことを整理・確認するために相談する
 《考えを整理し明確にする》

D)自分の提案や解決策をさらに良いものにするために相談する 《一緒に考えてもらいよい解決策を得る》

E)悩みや不安を何とかしたい相談
 《ストレス解消、気持ちの問題解消》

最後E)の相談は、仕事そのものの相談というよりは、カウンセリング的傾聴が必要なものです。悩みや不安が積み重なっていくと、しまいには、自分はこの仕事(会社)に向いているだろうか、というキャリア・生き方の問題になったり、またメンタルな問題へ至ることもある大事な相談です。

仕事の面では、@)からD)までの目的が多いでしょう。このような相談を活用することで仕事が進み、一人ではできない大きな仕事、問題解決もできるようになります。


新人の頃の相談から、目的を段階的に考えて、次の4つの相談に整理します(⇒相談の動機・意図)。

1.「知らないことをきく相談」(専門用語、知識、スキルについての質問)⇒知りたい

2.「どうしましょうか相談」(どのように進めたらいいか一人で分からない相談)⇒アドバイスがほしい

3.「こうしましょうか相談」(こうしたらという自分の意見を持っている相談)⇒理解してほしい

4.「もっとこうしたらいいのでは相談」(自分の提案・解決策を進めたい相談)⇒承認し・支援してほしい

もちろん、実際には、相談する人によって、また相談する内容によって、相談する意図・目的は様々なものがあるでしょう。何のために相談するのかを本人自身が明確にして相談することが、相談で成果を得るために重要なポイントとなります。


さて今回は、相談する側からみた「相談」の目的、そしてその目的から相談の4つの段階という整理をしてきました。

次回は「相談を受ける側」の視点も加えて『2つの相談力(相談を活用する力/相談に対応する力)』のテーマで考えていきます。


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