2021年04月16日

【いい仕事をするために〜学びを活かす、分かち合う】No198:『 仕事ができるようになるための学び方〜その3「見る」』

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『 仕事ができるようになるための学び方〜その3「見る」』
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今日のテーマは『仕事ができるようになるための学び方〜その3「見る」』です。ワンポイントは「3つの“みる”を意識して活用しよう」

前回までに研修期間中、職場に配属されて仕事をする中で学ぶための「聞く」と「読む」についてお伝えしました。

今回は「見る」ことです。

研修で学ぶとき、職場で仕事を覚える上で「見る」場面は、いくつかあります。

話を聞きく時に、相手を見ること。
単に言葉を聞くだけではなく、相手の話に集中して、かつ相手をよく見て「聴く」こと。
会社の事業所(本社、支店、営業所、工場やお店、等)の施設や設備の見学をするとき。
具体的な仕事の実務、作業(PC操作から、機械・機器の操作、営業場面での対応等)を教えてもらうときに、見て覚える。

それぞれの場面、目的によって見る方法も変わってきます。

「みる」には、3つあります。

一つ目は「見る」
モノや姿が目に入る、見えている。

二つ目は「視る」、見る対象を集中してみる。注視することです。
しっかりと意識を向けて、見る(目に焼き付ける)ことと言えます。

三つ目は「観る」、その対象や周囲を含めてさらによくみることです。
「観察する」の観るですから、全体も見るし、細かにも見る、そして変化も見る、というように注意深く、かつ客観的に見た上で何かを感じ取ることもできる位までに見る方法です。

3つのみるは、3つのキクの中での「聞く」が「見る」に、「聴く」が「視る」と「観る」の両方にあたります。

ちなみに英語の表現では、
見るがsee、視るがlook、観るがwatchに当たるようです。
キクの方は、聞くがhear、聴くがlisten、訊くがaskとなります。


聞いた話を他の人に的確に伝える(教える)ためには、よく聴いて、さらに理解するために訊くことが必要になります。

同じように、見た事ことを人に正確に伝えるためには、よく視て、さらに観ることが必要になります。

これまで皆さんがやってこられたスポーツや音楽(楽器演奏や歌)その他の様々な習い事は、全てこの意識的な「視る・観る」、「聴く」そして「訊く」ことを意識することによって、身に付けられたのだと思います。

聞いたこと、見たことを覚えてしかも身に付けるため、つまり学習するためには、学ぶ目的・目標を明確にして、意識して「聴いて」、「訊く」こと、そして「視て」、「観る」lことです。

何も意識しないで「見たり、聞いたり」していると、チコちゃんに「ボーっと生きてんじゃねーよ!」と叱られますよ!(NHKの番組です。こちらは「知っている」と「識っている」の違いを問いかけているといえます。)


この『仕事の学び方』はその5まで。来週は「やってみる」と「振り返る」です。

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〔上司・先輩の皆さまへ〕

今回の3つのみる「見る」・「視る」・「観る」は、今回の『新入社員へ仕事の基本と上司・先輩の指導支援』シリーズ第1回(No191)の『職場で最初にすることは何ですか?〜その1「挨拶」』とつながるのです。

上司が「挨拶」する目的の一つに、職場のメンバーの調子(様子や元気度合)をよく「観る」ことがあります。

部下を見守るということは、ただ眺めている(見ている)ではなく、「視る」と「観る」があってこそできるものなのです。

上司・先輩へのワンポイントは「上司・先輩たるものはいつも部下・後輩から見られている(観られている)ことを常に意識していること!」です。

このワンポイントの意味・内容(どうとらえて、どう活かすのか)は、自問自答してみて下さい。

2021年04月14日

【いい仕事をするために〜学びを活かす、分かち合う】No197:『 仕事ができるようになるための学び方〜その2「読む」』

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『 仕事ができるようになるための学び方〜その2「読む」』
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今日のテーマは『仕事ができるようになるための学び方〜その2「読む」です。
ワンポイントは「何のために読むのか、何を読むか、どう読むか」

入社して以来、たくさんの書類や資料、研修のテキスト、職場によってはマニュアルや説明書等をもらったのではないでしょうか。

IT会社やIT化が進んでいる会社では、ノートPCかタブレットに仕事に必要な情報やマニュアルがほとんど入っているということもあることでしょう。

どんな形でも、仕事をする中で「文書」を読むことは、必ずあります。そして、「読む」ことは、仕事を覚える、知識・スキルを習得するためには必須の能力です。

今回は、学ぶための「読む」スキルについて、ワンポイントであげた3つの問いに答えることで考え、習得していきます。

最初の問いは、「何のために読むのか?」、読む目的・ねらい、意味です。

例えば新入社員研修でビジネスマナーハンドブック小冊子、80頁もある資料を渡された。さて、「何のために読むのか?」

仕事をする基本として知っているべき内容であり、中には出来ていないとマナーや常識がないと言われることもあり、「最低限のことは知って、できる様になること」が目的と決めます。

そうすると意識する点や重点を置く部分は、自分の知らなかったことや出来ていないことです。マナーの中には、それは当たり前で知っているよ、と言うことも結構あります。

一度目を通して、自分のまったく知らなかったこと、出来てないことをチェックし、なおかつその中でもすぐ身に付けておくべきことをできれば上司や先輩に確認しながら決めて、順次習得していく。

この様にして目的・ねらいを決めることをしないでただ読むと極端に言うと、時間の無駄になります。

次の問いは、「何を読むのか?」です。

会社から新入社員研修で渡されたテキスト、資料や職場で渡されたマニュアルは、基本的に読むべきものです。
しかし、その中には、全てを細かに読む必要のないものもあるかもしれません(その辺りは、親しくなった先輩に聞いて、必ず読むべきものや重要度、優先度を確認しましょう)。

他には、自分自身で決めて読むべきものです。

基本として、仕事や業界に関わる情報、また経済に関する情報などです。
例えば、新聞であれば「日経新聞」(電子版もあります)、道新であれば経済欄・企業欄、また経済雑誌「週刊ダイヤモンド」等(電子書籍やドコモのDマガジン等でも読めます)。

私の○十年前の新入社員時代、北海道の地方出身で大学が東北、就職したのが東京の会社で、しかも企業研修の営業担当。大学で文学部哲学科出身(専攻は心理学でしたが)の私、一部有名企業を除いて会社とか経済のことは全く知りませんでした。

そのため購読したのが、先輩の薦めもあったのでしょうが「日経産業新聞」。
この新聞は、テレビ欄、スポーツ欄はもちろん社会面もありません。
しかし、営業先や取引先になる製造業・建設業を中心とした業界には詳しくなりました。

ビジネスパースンとして、これから読むものは、コミックだけではなく、ビジネス書を(最近はマンガのビジネス書もたくさんありますが・・・)。

最後の問いは、「どう読むか?」

この答えは、最初の「何ために読むのか?」次の「何を読むか?」の2つの質問の答えが明確になれば、どう読むかどう活用するかも分かってきます。

私が、新人時代「日経産業新聞」を読んでいたのは、営業や企画提案のネタ・情報を得るためでした。

まだ数少なかったクライアント(取引先)についての情報とその業界(競合)各社の動向などは必ず目を通し、重要であれば切り抜いておきました。
営業で訪問した際には、新聞記事に関連して質問してさらに情報収集をするなど、少しでも関心をあることを伝え、また企画提案のネタ探しでもあったわけです。

さあ、あなたは会社で渡されたもの以外で何を読みますか。
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〔上司・先輩の皆さまへ〕

皆さんは、新入社員に教える際にまた指示する際に渡す情報(読む文書)テキスト、マニュアル、資料についての意味・目的、何が重要なのかを伝えていますか。

今回の『新入社員へ仕事の基本と上司・先輩の指導支援』シリーズでは、新人に「何のために?」(意味・目的)を明確にすることがいい仕事をするために必須だとお伝えしています。

意味・目的が分かって仕事をする社員・職員になってもらうためには、指導支援する上司・先輩の皆さま方自身が、日頃から「目的・意図」を明確にして、そのための仕事をしているかどうか重要です。

上司・先輩の皆さまへのワンポイントは、あなたは仕事に関する情報を「何のために読んでいるのですか?何を読んでいるのですか?どのように読んでいるのですか?」

それでは、また次号で。

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私(潟Cンタフェース代表 五十嵐仁)の著書
リーダー必須の職場コミュニケーション61のスキル」(セルバ出版)、2018年4月に発売され、お陰様で一昨年1月末に増刷、昨年1月10日に第三刷、そして今年2月1日で第四刷となりました。全国大手書店、アマゾン他のネット書店で販売しております。

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2021年04月12日

【いい仕事をするために〜学びを活かす、分かち合う】No196:『 仕事の学び方〜その1「まず聞こう」』

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『仕事の学び方〜その1「まず聞こう」』
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今日のテーマは『仕事の学び方その1〜「まず聞こう」』です。
ワンポイントは「3つのキクを意識して活用しよう!」

入社式の社長のお話しから始まって、新入社員研修では社外・社内の講師や配属先の上司・先輩からの指導、アドバイス、等、たくさん話を聞く機会があります。

実際の仕事が始まってからも、上司・先輩からの指示はもとより、社外のお客様や取引先から話を聞くことを通して、仕事をして、仕事を覚えていきます。

ここでは、まだ新入社員の研修期間(集合研修以外での職場内研修、配属後の職場での指導も含めて)に学ぶために「聞く」ことについて考えていきます。


新入社員の皆さん、実は「キク」には3つあるのをご存知ですか?

一つ目は、既に何度も出ている「聞く」です。
この聞くは、相手の人が話している言葉や内容を耳でごく普通にキクことを意味しています。

二つ目のキクは、「聴く」です。
この聴くは、単に言葉が音として聞こえるというのではなく、意識して集中してキク、また話している相手をよく見て、その表情から言葉以外の事も読み取る、という意味がプラスされます。

三つ目のキクは、「訊く」です。
この訊くは、「分からないことがあれば、何でもきいてちょうだいのキク、つまり質問することです。

これまでこの3つのキクを意識したり、使い分けたりしていましたか?

もちろんこのような漢字で表すように区別して認識していなくても、普通に聞く、聞こえるから、音楽を聴く(感じ取る)、強く関心を持っている相手の話を真剣に聴く、そして分からないことを訊くことはしていたと思います。

これからは、意識的にこの3つのキクを活用することが必要です。

さて、効果的に学ぶための「聞き方」(ここでは3つのキクを合わせての聞く)に関して、3つの実践ポイントをお伝えします。

1.基本の聞き方は、話す相手(の目、表情、動作等)をよく見ながら、相槌を打ちながら聞くこと。

これはなぜかと言うと、相手に意識を向けて、聞いているという態度をとると自然に相手の話がよく聞けるからです。
そして相槌を打つなど相手に聞いていますよという反応を示して聞くことで、相手も話しやすくなり、こちらも聞きやすくなるのです。

2.キーワード(重要だと感じたこと、なるほどと思ったこと)や分からないことをメモしながら聞くこと。

研修中などでは、多くてもメモ3割、聞くのに7割程度がいいでしょう。但し、学校でノートを取るように全てを書きとろうとする必要はありません。
重要だと思ったキーワードに絞りましょう。

3.質問をして聞く、聞いたら必ず質問をすること。
これは3つのキクの3つ目「訊く」ことです。

最初のころは聞いたことを理解することで精一杯ということもあるでしょうが、できるだけ話を聞きながら、分かったこと、分からなかったことを明確にして(そのために必要最低限のメモをして)、話が終わったら「少し聞いてもいいですか?」といいながら質問することです。
メモを取りながら、分からない言葉をチェックしておくと、それについて質問ができます。

さあ、意識して3つのキクを使い分け、相手よく見て聴いて、メモして聞いて、分からにことを訊いて(質問をして)、理解を進めていきましょう!

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〔上司・先輩の皆さまへ〕

新入社員の聞き方の指導・支援も、指導する側として教える学び方のキーポイントになります。

また、「聞く」と「話す」はセットです。
教える側からすると、ただ話すのではなく、伝えることを意識して、しかも相手に分かるように伝えることが必要です。

そのためには、一方的に言葉を発するレベルではもちろん不十分です。
相手がしっかりと「聴く」と同じようにで、相手をよく見て、伝わっているかを確認しながらしっかりと話すのです。

そして、一方的に話して終わりではなく、「訊く」(質問して)ことで、相手の理解度、納得度を確認しましょう。そして、新人から質問をしてもらうのです。

それでは、また次号で。

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2021年04月08日

【いい仕事をするために〜学びを活かす、分かち合う】No195:『「コミュニケーション」で大切なことは何ですか?』

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『「コミュニケーション」で大切なことは何ですか?』
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おはようございます。
インタフェース五十嵐仁です。
いつもこのブログ(メルマガ)をお読みいただき、ありがとうございます。

今日のテーマは、『「コミュニケーション」で大切なことは何ですか?』
ワンポイントは『意図・目的のないコミュニケーションは意味なし!』です。  

新人研修で「コミュニケーション」は重要なテーマです。

研修では、最初に「コミュニケーション」って何ですか?と質問します。

「話すこと、聞くこと」、「意思疎通」、「伝達すること」、「分かり合うこと」等の回答が返ってきます。

どれも間違ってはいません。
コミュニケーションは大変幅広い意味を持っています。

私は、「職場でのコミュニケーション」とは、『相互理解』『情報の共有化』『共感』の3つをキーワードとして挙げて説明します。

1つ目の『相互理解』とは、「話すことや聞くことをする中で、お互いがどんな人(行動特徴、考え方、持っている経験・能力、等々)かを分かり合うこと」

2つ目の『情報の共有化』は、「仕事で必要な事を指示したり、その指示を理解・確認したり、その指示を実施した結果を伝える等、仕事の上の情報のやりとりで共有すること」

3つ目の『共感』は、「相手の思い・気持ちや考え方を、相手がそう思うことを理解し、相手の立場にたつとそう感じとれると受け止めること」(同感、全てに意見が一致することとは違う)

この『相互理解』と『情報の共有化』、『共感』の3つは、実際の仕事では報連相を通じて成し遂げられます。
そして、相互理解が深まることで、情報の共有化も深まり、共感もできるようになります。

さて、この3つをキーワードとする職場のコミュニケーションで、仕事を的確に進めるために一番重要なことは、「お互いが仕事の上での意図・目的を明確に持ち、その意図・目的を理解し合う(共有化する)こと」です。

職場でのコミュニケーションは「意図的である」ことが必須なのです。
前号No194(4月6日)で述べた3つの視点の「目的」を明確にし、その目的のためのコミュニケーション(ここでは手段)を取ることです。

コミュニケーションでは、(1)相手の話を聴く、(2)相手の立場に立って考える、(3)感謝の気持ちを伝える、等が大事だと私の研修でお伝えしています。

そして、この3つは大事なことではありますが、その一番の土台になるのは、自分が「何のために、話を聴くのか」です。
そして同時に「相手が何のために話をしているのか」の意図・目的を理解することです。

そのためにこそ、「相手の立場に立って考えること」、(3つの視点の「相手」)、そして相互理解と共感のためには、感謝の気持ちを伝えることが大事になるのです。

最後に、「意図・目的を明確にしたうえで」職場のコミュニケーション『相互理解』『情報の共有化』『共感』を深めるために意識し、行動する実践ポイントは以下の5つです。

(1)コミュニケーションは「相手中心」が基本〜「他人(ひと)は自分じゃない」
(2)「何のために」がないと通じない〜意味・意図があって、分かったとなる
(3)「通じ合う(共有化)」ためには〜双方向のやり取りが必要、一方通行は×
(4)最初は、「質」より「量(回数)」が関係づくりの基本。こまめに挨拶、報告・相談等  
(5)対面(口頭)のコミュニケーションは「話す」「聞く」「質問」から成っている。質問を大いに活用しましよう

※「質問」については、別な号でお伝えします。

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〔上司・先輩の皆さまへ〕

「最近の若い人はよくわからん」とか「コミュニケーション」がとれない、なんて言っていませんよね。

「コミュニケーション」が『相互理解』し、『情報の共有化』と『共感』することであると理解したら、「よくわからん」「とれない」ではなく「コミュニケーションをとり」、『相互理解』し、『情報の共有化』を深め『共感』することが上司・先輩がまず、するべきことです。

最初のセリフを言い続けている人は、自ら「コミュニケーション能力がない」と言っていることになります。

初めてのお客様がいらしたら、何を望んでいるのかそのニーズを把握すると同じように、これから職場で一緒にいい仕事をする「大事なお客様」が新入社員だと思って理解してみてはいかがでしょうか。
(※いわゆる「お客様扱いをする」という意味では全くないので、お間違えなく。打つ手は、相手に応じて様々あります。)

その相手が、自分と違う若い人(世代が違う、当然育ち方や経験も違う)だからこそコミュニケーションをとって相互理解を深めるのです。

以上のように「意図」をもって新人とコミュニケーションを図りましょう。

それでは、また次号で。

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2021年04月06日

【いい仕事をするために〜学びを活かす、分かち合う】No194:『「仕事」とは何ですか?』

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『「仕事」とは何ですか?』
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おはようございます。
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今日のテーマは『「仕事」とは何ですか?』
ワンポイントは『いい仕事をするための3つの視点(目的・相手・自己)』です。

先週金曜日(4月2日)は、今年で3年目となる某市役所の新採用職員研修(1日)を担当してきました。

その研修の中でも「仕事とは何ですか?」という質問を投げかけました。
今回は個人ワーク中心でしたが、何人かの方に答えてもらうと、以下のような回答をいただきました。

・お客様(住民)に役立つためにすること
・必要とされることを提供すること
・自分のためにすることだけではなく、社会に役立つこと・・・

どれもまちがってはいないどころか、いつもは、よく出てくる「生活のためにすること」「お金を稼ぐこと」等の発表がなかったこと(3人だけではありますが)は、さすがに地方自治体職員の仕事に就いた方々と逆に感心してしまいました。

出てきた回答も踏まえながら、
研修では、仕事とは
「・他者(顧客、取引先、関係先)に役立つ(ニーズを満たす)ために
・特定の目的(専門分野・領域)を持った人が
・自己の能力を開発・発揮することによってその成果を上げること」

その結果として「対価・報酬(金銭的報酬や精神的充足)」を得ること
とお伝えしました。

この最初の三行を言い換えて、仕事は「他者(相手)」「目的」「自己」の3つの視点から成り立っている、といえます。
そして、この3つをしっかりと考えて取り組むことが「いい仕事」になるのです。

現実の仕事つまり、日々の業務は、作業であり実務であり、3つの視点から考えた手段・方法の実践なのです。

次号で職場や仕事におけるコミュニケーションや報連相についてお伝えしますが、よいコミュニケーションがとれるかは、この3つの視点から十分に考えた手段・やり方となっているかで決まります。

例えば、商品に対して重大なクレームがあったという急ぎの第一報であれば、「目的」と「相手(報告先)」からは、簡潔に要領よくスピーディに報告することが求められます。

しかし、その商品クレームの原因究明と対応策についての報告であれば、具体的な事実情報の把握と原因追究の検証、その結果に基づいての対応の目指す目的とその具体策の内容ということで詳細なものとなります。

報告の相手がその商品に関わる専門的知識のあるメンバーであれば、専門的な用語を使った報告書でいいのですが、一般の人が相手であれば、分かり易い平易な言葉で述べる報告書でなければなりません。

自分が知ったこと、分かったことをただ伝えることでは、いいコミュニケーション(いい報告)にはなりません。

同時に、報告する自分自身が、そもそも「目的」を明確にして、「相手」の立場・視点から相手の求めていることを考えているかと「自己振り返り」をすることが求められます。

「どうしたらいいだろうか、どんな手段をとったらいいのか」は、すぐやり方を考える前に、
「何のために(目標は、そして目標は:得たい結果は何か)?」
「誰のために(相手は何を求めているのか)?」
「自分は何をなすべきなのか、何ができるのか(立場や自分自身の意図も振り返る)?

その3つの問いかけからいい仕事(手段)が生まれてくるのです。

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〔上司・先輩の皆さまへ〕

今回のワンポイント、「いい仕事は、3つの視点(目的・相手・自己)から手段を考えて行うこと」は、新入社員の基本でもありますが、全てのビジネスパースンの基本とするところでもあります。

中堅社員、ベテラン社員(ときには、上司と言われる管理監督者)でも、これまでのやり方や経験に基づいた方法に拘っていて、環境変化や大事な相手である顧客のニーズの変化に対応できていなかったりします。

また新しい知識や技術を取り入れようとしない(自己の振り返りや学びが不足)ということもよくあることです。

常に初心に戻り、「何のために・誰のために?相手(顧客)に今求められていることは?自分は何をどうしているのか?(それでいいのか?)」という3つの視点から、仕事の手段を常に問い直すことが求められています。

それでは、また次号で。

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2021年04月02日

【いい仕事をするために〜学びを活かす、分かち合う】No193:『職場で最初にすることは何ですか?〜その3「名前を覚える」』

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『職場で最初にすることは何ですか?〜その3「名前を覚える」』
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おはようございます。
インタフェース五十嵐仁です。
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今日のテーマは『職場で最初にすることは何ですか?〜その3「名前を覚える」』
ワンポイントは「人は名前を呼ばれるのが大好き」です。

「意見をききたいですね」
「五十嵐さんの意見を聞きたいな」

「どう思いますか?」
「仁さん(じんさん)はどう思ってます?」
※私の本名は「ひとし」なのですが、なぜか最初の会社では「じん」「じんさん」と呼ばれていました。

名前を呼ばれる、名前を入れて話されるのと、あなた、とかキミ、そしてそれすらもなく、ただ言われるのとでは、感じ方はやはり大きく違いますよね。

私が最初に入った会社では、新人から代表取締役まで全て「さん」づけで呼び合っていました。
もちろん役職はありましたが、社内では「○○課長」、「□□部長」等は、全く使われていませんでした。
課長も○○さん、私の最初の部長は「イクさん」(名字はイクシマさんでした)とみんなに呼ばれていました。

それはともかく、まず直属の上司、先輩はもちろんのこと、社内の人の名前と顔を覚えること、これが新人の最初の仕事と言っても過言ではありません。

そして相手の名前を覚えると共に、相手に自分の名前を憶えてもらう
名前で呼びかけられるのは、挨拶、自己紹介と同じく、相手と関係をつくり、コミュニケーションを深めるための第1歩です。

新人のみなさん、まずは、直属上司や先輩との関係をつくっていって、分からない人については名前を教えてもらい、他部署の人を紹介して貰い、その名前をつけて「○○さんおはようございます。今度□□課に配属されたAと申します。よろしくお願い致します」と挨拶して、自分の名前も覚えてもらうのです。

同じ職場(部署・部門)の人、そして会社の人の名前をできるだけ多く覚えましょう。

因みに、私が新人で入った会社では、本社の受付交換の女性は全社員の顔と名前を覚えていました。

入社して都内の事業所に配属されていた私は、本社に行ったとき、受付の人に挨拶したら、「五十嵐さん、お疲れ様です」と言われて、びっくりしたこと(そして嬉しかったこと)を今でも覚えています。

今日一日で何人の人の顔と名前を覚えましたか。

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〔上司・先輩の皆さまへ〕

今回のワンポイントは、D・カーネギーの名著『人を動かす』の中の「人に好かれる6原則」の3つめ“名前を呼ぶ”からです。
名前はその人そのものと言ってもいい位です。

名前を知る=関心を持つ、名前を呼ぶ=関心を持って貰う、ことになります。

あなたの職場の新人を、関連する部署、他部署の人に大いに紹介してあげましょう。
「○○さん、こちらはこの部署で一番お世話になる□□さんですよ。□□さん、○○をよろしくお願いしますね」・・・。

ところで、あなたは会社(職場)の人の顔と名前をどれ位知っていますか。


それでは、また次回で。

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2021年03月31日

【いい仕事をするために〜学びを活かす、分かち合う】No192:『職場で最初にすることは何ですか?〜その2「自己紹介」』

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『職場で最初にすることは何ですか?〜その2「自己紹介」』
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おはようございます。
インタフェース五十嵐仁です。
いつもこのブログ(メルマガ)をお読みいただき、ありがとうございます。

さて、『新入社員へ仕事の基本と上司・先輩の指導支援』シリーズ、今回のテーマ本文(新人へのメッセージ)
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今日のテーマは『職場で最初にすることは何ですか?〜その2「自己紹介」』

ワンポイントは「自己紹介は、コミュニケーションの接点づくり」

新入社員の皆さんは、入社式の代表になったらもちろんのこと、そうでなくても新人研修の場で、また職場に配属されたら、誰もが必ず自己紹介・スピーチ(一言挨拶)をすることになります。

人によっては、自己PRを就職活動の面接などでかなり鍛えられた方もいるでしょう。
しかし、会社の社長・役員や上司、先輩社員の前での自己紹介、少し緊張したり、何を言ったらいいか悩んだりしますね。

さて、この「自己紹介」は何のためにするのでしょうか?

これからお世話になる上司や先輩社員に自分を知ってもらう、アピールする、好印象を与えるために、初対面なので挨拶として当然・・・、それは、もちろんです。

「自己紹介」の目的は、初めて会った上司、先輩社員等会社の人、また社外の人との関係も多い業務(中でも営業職等)で、「仕事でこれからお世話になる人、関係を深める人との接点(キッカケ)づくり」だと私は、考えます。

研修テキストやネット上のサイトで、自己紹介でいかにして好印象を与えるか、アピールするか等いろいろとチェックポイントも書かれていますが、そのような話し方の方法以上に、今後のコミュニケーションの接点(キッカケ)となるかどうか、が大事なのです。

コミュニケーションの接点(キッカケ)となる「自己紹介」で、何を伝えるといいか、大きく3つあります。

1.自己の属性・要素
2.自分が最近体験したこと・今感じていること、関心事
3.自分とは(自己の特性や考え方、大事にしていること、等)



1.自己の属性・要素:これは、当たりまえですが「氏名」を名乗ることから始まり、「出身地(主に育ったところ)」「学校で学んだこと」「趣味・特技」「好きな食べ物」「血液型」「生まれ月(星座)」等々です。

この自己の属性・要素を簡潔に話して、いくつかの項目を伝えることで、「出身地」が同じ又は近いとか、「学校や学科」が同じ・近い、「趣味・特技」が共通等、上司・先輩との共通点となることが見出せるのです。人は、相手のことについて、多く知れば知るほど距離感が近くなるのです。

2.自分が最近体験したこと・今感じていること、関心事:特に、入社したばかりの今であれば、この会社へ何故入ろうと思ったか、あるいは、職場配属が決まった今の気持ちや体験したこと等です。

人は1.のような属性・要素等の事実情報を知ることもそうですが、それ以上に相手がいま感じていることや具体的な体験により興味・関心を持ちます。特に入社時の今の率直な気持ちを伝えると上司・先輩も自らの新人時代を思い出すことでしょう。

3.自分とは(自分の特性や考え方・信条):自分の性格や行動特徴、自分の大事にしていることの自己認識(自分でそう思っていること)を伝えることです。

伝え方としては、自分について思っていることをそのまま話すのもいいですが、自分の尊敬している人、目指す人とか影響を受けた人やその考え等、また、自分の大事にしている言葉などで伝えることもありでしょう。

これまで述べたように自己紹介では、その場で何を言おうか、第一印象が重要だから等と、あまり気張らずに、コミュニケーションの接点づくりとして、自分ネタでの話題提供と割り切って話しましょう。

自己紹介に限らず、自分について話すとき、アピールする時、伝える内容は3つに絞って話すといいでしょう。
一つじゃ物足りないし、5つも6つもでは多すぎます。

私の研修でも「三言自己」紹介として、3つの自分ネタを用意して、話して貰っています。

注目されている新人の今だからこそ、自己紹介(接点づくり)を積極的にしていきましょう。

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〔上司・先輩の皆さまへ〕

今回のワンポイントは、上司・先輩から言うと「新人とコミュニケーションをとる接点探し」です。新人の自己紹介を大いに興味・関心を持って聴いていただき、自己紹介をしてもらったからには、こちらから自己紹介(自分のことを話)しましょう。

お互い同士のコミュニケーションの接点づくりが「自己紹介」です。

先に述べたことの裏返しで、自己紹介で共通点があればそれを話題にして、声をかける。新人に関心を持って質問をする。
印象に残った自己紹介の仕方は、大いに褒めて(認めて)、さらに期待することを具体的に伝えましょう。


それでは、また次号で。

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2021年03月29日

【いい仕事をするために〜学びを活かす、分かち合う】No191:『職場で最初にすることは何ですか?〜その1「挨拶」』

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『職場で最初にすることは何ですか?〜その1「挨拶」
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おはようございます。
インタフェース五十嵐仁です。
いつもこのブログ(メルマガ)をお読みいただき、ありがとうございます。

今月も後3日、木曜日から令和3年4月、多くの会社での新年度スタート。
新入社員を採用した会社では入社式、入社し職場配属です。

昨年はコロナ禍の影響で、かなりの企業で集合研修を中止したり、分散して開催したりですが、今年は、十分な感染対策は講じて集合対面研修が多く実施されています。

さて、今号から令和3年度版『新入社員へ仕事の基本と上司・先輩の指導支援』シリーズがスタート。

私どもが新入社員の研修で、仕事の基本を1ポイントずつ具体的にお伝えしていきます。この「新入社員に伝える仕事の基本」は、上司・先輩にとっても大切な仕事のエッセンスでもあります。

指導育成をする上司・先輩がその内容を身につけて実践していなければ、どれだけ言葉で伝えても、実際の行動に移すようになる新入社員は少ないでしょう。(上司・先輩を反面教師として捉えられる優秀な部下を除いて、ですが)

ということで、上司・先輩にあたる方々(このメルマガのほとんどの読者)には、自己チェックもしながら、指導支援のポイントもお伝えして参ります。

もし、会社で新入社員は入社するが、自職場には配属されない場合には、ご自身の自己チェックと基本の再学習の機会ととらえてご活用下さい。

以下今回のテーマ本文(新人へのメッセージ)
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今日のテーマは『職場で最初にすることは何ですか?〜その1「挨拶」』です。

1ポイントは『挨拶はコミュニケーションのウォーミングアップ』

皆さん、「挨拶」は何のためにするのですか?
「挨拶」をしないとどうなりますか?

私は、毎年の新入社員研修で、この質問を投げかけます。

この質問に対しては、「挨拶はコミュニケーションをとるためです」、「しないと信頼な関係ができなくなります」・・・・という、しっかりとした答えが返ってきます。
いいですね。

新人研修ではなく、管理者やリーダクラスの研修では次のような回答が返ってきます。

・元気な挨拶をして自分も元気になる、職場も元気にするために(しないと元気がない)
・誰もがお互いに挨拶し合うことで明るい雰囲気ができる(しないと暗くなる)
・職場でコミュニケーションがとりやすくなる(しないと取りにくくなる)
・お互いに意識を向けて、関心を持つために(しないと無関心、無視となる)
・相手(メンバー)の様子やその日の調子をみることができる(みないと配慮できない)


どれも大切な「挨拶」の意味・目的です。
挨拶は、あなた一人だけの問題ではありません。

そして挨拶の実践ポイントは、
@相手を見て、明るく大きな(相手に届く)声で
A(誰にでも)自分んから先に
B続けましょう


朝の「おはようございます」、社内の人への「いっていらっしゃい」「お帰りなさい」、社外の人への「いらっしゃいませ」、訪問先での「失礼します」、「ありがとうございました」、退社時の「お先に失礼します」「お疲れ様でした」。

それぞれの場面で、上記Bを意識して、しっかりとしていますか?できていますか?

是非、意味・目的を意識した「挨拶」を、良い挨拶の3つの実践ポイントでこの入社1ヶ月で習慣的行動にしていきましょう。

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【上司・先輩の皆さまへ】

お伝えした「挨拶」の意味・目的と3つの実践のポイントを職場管理者・リーダーの全員が意識して、行うことです。

特にと言われましたら、『上司・先輩自身が3つの実践ポイントAを意識して行うこと!』
部下から挨拶してこないから、挨拶しないという上司は極めて少ないとは思いますが、これだけは是非、実践してみて下さい。
万が一、これまでしていなければ、必ずや明るい職場になること間違いなしです。




それでは、また次号で。

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2021年03月22日

【いい仕事をするために〜学びを活かす、分かち合う】No190:『5つの学び方〜5.人から学ぶ』

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『5つの学び方〜5.人から学ぶ』
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おはようございます。
インタフェース五十嵐仁です。
いつもこのブログ(メルマガ)をお読みいただき、ありがとうございます。

今日は、『私が実践してきた5つの学び方』の5番目「人から学ぶ」

No182(2月1日)で記したように「人から学ぶ」とは、
リアル(現実今生きている人との)交流からの学び、そして過去・歴史の人からも学ぶ、その人の生き様や考え方をモデル(反面教師的な意味も含めて)として学ぶということです。
もちろんその人の全てからではなく、部分的な事からも学べます。

それでは「人から学ぶ」は誰から、何から、どのように学ぶか。
「人から学ぶ」ことの具体的な方法を私の体験や思い浮かんだことからいくつか挙げていきます。

1)自分の人生の中でリアルに接してきた人、今、そしてこれから出会う人から学ぶ
@自分の両親や兄弟姉妹などの家族や親族、近所の人など幼少期から成長過程で親密だった人。
A働いている同じ会社の人、仕事の関係の中で出会った人。
B社外セミナーや研修会、勉強会等で積極的に話しかけ、名刺交換し出会った人。

2)同時代、歴史上問わず、人についての情報から学ぶ
@本・雑誌やネット、テレビや新聞等でこの人は、と興味関心を持った人から学ぶ。
A本やネット等情報源の人から学ぶ(本の著者、ブログ、YouTubeの発信者)
B様々な業界や分野、ジャンルの有名人、トップクラス、一芸に秀でた人から学ぶ

3)多様な手段・方法を活して人から学ぶ
@リアルで接してきた人や接することが出来る人とは、会いに行って、対話して学ぶ(教えを乞う、相談する)
A関心をもったけれど直接接していない(できない)人については、その人について様々な手段(本、ネット・サイト検索、SNS、等)で情報収集する
B社外セミナー、研修会、異業種交流・勉強会に参加し、その講師や主宰者、会のリーダー、から学ぶ
Cメール、SNS、その他ネットでの情報交換ツールを活用する

特別なことを書いてはいませんので、どれも全て、その気になればできることばかりです。

最後に、「人から学ぶ」について私の経験のなかから、3つお話しします。

1つ目は最初の会社(リクルート)で出会った刺激的で、多様な人たちとの密度の濃いコミュニケーションの場での学び。
やはり一番は、在籍9年間で延べ15名の直属上司(その中で、私の著書にも登場するMさんは2回も)。数限りないことを教わり、学び、支援されました。

2つ目は、本からその著者との出会い。
営業の外回りで当時、東京日本橋にあった丸善本店で手に取った1冊の本。
その著者に電話して訪問(八重洲の小さなビルの3階)。

その著者大西啓義氏(2つ目の会社の社長)の師であった城野宏氏とその教え『脳力開発』との出会によって、1年後最初の会社を辞め、さらに5年後北海道に戻って、3つ目の会社を経て独立して、現在の会社(仕事)を始めるに至った。

3つ目は、人がご馳走というキャッフレーズの『知恵の輪』(代表:下村澄氏)に参加したこと。
同時期に2つ目の会社で自らも異業種交流会を主宰、MR(元リクルート)会の発起人等、東京から全国各地の交流会、地域おこしの会と交流を広げました。


このメルマガNO182(2月1日号)から『私が実践してきた5つの学び方』を9回に渡って
発信してきました。

振り返ると、大学までは「インプット学習」(今も継続しています)中心。
最初の会社に入ってからはひたすら「アウトプット学習」「体験学習」の毎日。

今の会社を始めて「コーチング」と「アクションラーニング」に出会い、「質問学習」を学び、そして活用して研修トレーナー、人事コンサルタントとして仕事をしてきました。

そして、一番実践してきた学び方は今回のテーマ「人から学ぶ」でした。
これまでも、今も、そしてこれからも「人から学び」続ける私です。

次回からは新しいテーマ、昨年もこの時期にお送りした『新人への指導支援』(令和3年版)をお送りします。


それでは、また次号で。

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2021年03月15日

【いい仕事をするために〜学びを活かす、分かち合う】No189:『5つの学び方〜4.体験学習』

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『5つの学び方〜4.体験学習』
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おはようございます。
インタフェース五十嵐仁です。
いつもこのブログ(メルマガ)をお読みいただき、ありがとうございます。

今日は、『私が実践してきた5つの学び方』の4番目「体験学習」

No182(2月1日)で記しましたように「体験学習」は、自ら行動する、実践することによる学びの方法です。
人は実際に仕事をすることで仕事を覚えるのです。
畳の上の水練では泳げるようになりません。

そして、この体験学習(広い意味では経験学習)は自分一人でただ体験するだけではなく、
他者も含めて「振り返り」、「フィードバック」が学びを深めるために不可欠です。

体験学習について今回は、3つの事をお伝えします。

1つ目は、体験学習(経験学習)のサイクル
2つ目は、職場、仕事経験での体験学習(OJL)
3つ目は、現地・現物・現場主義で体験する行動学習


1.体験学習(経験学習)のサイクル

体験学習(経験学習)のサイクルとして、分かり易いのが『Do⇒Look⇒Think⇒Try』(DLTTサイクル)。

Do:体験する(何らかの結果とプロセスがある)
Look:体験の結果とプロセスを見直す(よかったこと、うまくいかなかったこと等)
Think:見直した結果とプロセスをよく考える(分析、検討する)
Try:次に活かす(よいやり方を試みる、工夫して取り組む)

(このTryのステップをPlanと言ったりGrowと呼ぶ人もいます)

体験を振り返ることで経験になる、という考え方もありますので、ここでは体験と経験をほぼ同様のものと扱っています。
分かり易くいうと「体験(経験)したことをよく振り返って、ただ反省するだけではなく、良かったこともよく検討し、次に活かす」ということです。

“振り返り”がキーワードで、次に活かすということまで含めて考えているので、“振り返り”=「Look⇒Think⇒Try」という意味で私は使っています。

もう一つにキーワードが“フィードバック”で、これはその体験(経験)を見ていた、一緒にしていた他者からの率直なプラス、マイナスの両面で見えたこと(観察したこと)を率直に語ってもらうことです。

これは、客観的な把握という点で自分だけの「Look」ではなく、多面的の自己を捉えることができます。
より深く「Think」して、次に活かす「Try」のヒントをたくさん得ることができるようになります。

私の研修のほとんどは、この「体験学習」方式を活用しています。


2.職場、仕事でのOJL(On the Job Learning)

人材育成ではOJTとOffJTが教育の2大方式と言えます。
OJTは職場内で仕事を通しての研修・訓練で学ぶこと、OffJTは仕事を離れての集合研修やセミナー参加等で学ぶことです。

OJTとOffJTは共に、どのようにして教えるかという計画やプログラム、指導育成方法等、人材育成を指導支援する方に力点が行っています。

OJLは、そのOLTに対して、学ぶ側が主体となり、仕事を通して、自らの成長・自己育成を図ることです。
本人自らが、何を目指し、何を学び、どのように活かすかを考え実行することです。

その支援が上司・先輩社員のコーチングやメンタリング、また1on1等の仕組みです。
本人がすぐできることは、周囲へ積極的に相談することです。

分からないことへアドバイスを貰う相談はもとより、もっといい仕事をする、自分の問題解決をするためのお知恵拝借、経験・知識をこちらから得に行くことです。

私自身、新たなテーマでの研修はもとよりすべての研修実施体験がOJLそのものです。
もちろん1番目の「DLTTサイクル」をいつも回しています。

3.現地・現物・現場主義で体験する行動学習

私の2つ目の会社(多い時で6人少ないと3人という小さい会社)の社長はここで言う行動学習の人(体験派)でした。

30代で大手紡績会社のブラジル子会社の工場の事務長を務め、帰国してメンタルヘルスをメインにして独立、その後教育コンサルタンとして活動、セミナー、企業研修、講演で全国を飛び回る。

とにかく現地・現物・現場主義の人で、囲碁を趣味として大手企業の経営者、役員と知己となり、異業種交流会での名刺交換や、雑誌や新聞でこれぞと思う人を見つけると必ず会いに行く(次回のテーマ「人から学ぶ」人でもありました)。

社員の家にも訪問(当時独身の私のアパートにも来訪、北海道に講演出張の際には、私の実家へも訪問)ということで、とにかく動き回っていました。

私のアパートに来た時には、本棚のたくさんの本を見て、「五十嵐、書を捨てもっと街へ出て、多くの人と会え」と言われました。
その結果、毎週いろいろな交流会に参加し、自らも勉強会・交流会の幹事、事務局を務め、企業訪問ツアーなども企画しました。

机上ではなく、画面(PC)を眺めているだけではなく、必要かつ重要な人、場所、実際のモノに行動し、対話し、観察し、見てみよう、聴いてみよう、そこから学ぶことです。

さて、次回は『私が実践してきた5つの学び方』最後のテーマ「人から学ぶ」です。


それでは、また次号で。

ご質問、ご意見、ご感想はいつでもどうぞ!

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