2013年01月11日

「参加できなかったメンバーへ研修内容をどのように伝えるか?」 (研修終了時の質問から)

一昨日、昨日と2日間、今年の研修始めでした。

研修のテーマは、「問題発見・解決力向上研修」
参加者は、コールセンター業務や人材派遣業務を中心とした会社の契約社員のリーダークラス。

事前学習に参加者各人の仕事や職場の問題を書いてきてもらい、1日目は「問題」とは、そもそも何か?「問題解決の基本」の考え方や問題解決の手順や具体的手法・ツールの学習。
2日目は、参加者が自分の現実問題から解決したいことを一つ選んで、チームで解決ミーティング(解決会議、質問会議)や解決手法(グループブレーンストーミング)を活用して、解決の行動計画作成に取り組みました。

私の研修は、質問中心でメンバーに考えてもらう方式(問答法)。今回の現実問題の解決もメンバー同士(チーム)で「質問」を活用したミーティングで解決策を考えてもらいました。


2日目の研修最後の質問コーナーで、ある参加者(Aさん)が、
「実は今回同じ職場のメンバーがもう一人が参加予定でしたが、都合で欠席となりました。今回の研修は非常に良かったので、2日間の研修すべて教えたい位に思っているのですが、何か伝え方のポイントはありますか?」と質問されました。

これは、研修受講者に考えてもらうのにいい質問だと思い、私は他のメンバー全員に「みなさん、どうしたらいいですか?」と質問を振りました。


最初に手を挙げた人は
「全部伝えると同じく2日間かかってしまうので、Aさんご自身が役に立った、使えると思ったことに絞って伝えるとよいと思います」
と答えました。

私はそれを聞いて、「それはいいですね。やはり自分が本当に役立つと思うことは伝えやすいですし、伝わりますよね」とコメントしました。

次の人は
「その相手の人が関心を持っていることや問題をきいて、そのことに役立つ内容を伝えるといいと思います」
と答えられました。

「それもいいですね、開いて自身が興味を持っていることは、伝わりますね」とコメントしました。

「他にありませんか?」と問いかけて、少し待ちましたら、ハイ!と手が上がりました。

「先ほどの方と少し似ていますが、その相手の方が作成された事前学習シートから、本人が一番解決したい問題を取り上げて、今回学んだことを活用して一緒に解決策を考えるというのがいいと思います。」

これには、私も「さすが!」「なるほど!」と思いました。

まさに今回の研修でお伝えした中で「中心思考(目的思考)」〜何のために伝えるのかを考える、「多角度思考」〜複数の関係者の立場や相手の立場で考える、相手視点、「具体思考」〜何をどのようにするのか行動レベルで考える、のポイントを十分に考えての回答だと思いました。

私は、「私自身は、今3人の方が答えていただいたことに加えることはありません」と答えました。


私自身は、もし他のメンバーからの回答がなければ、

@「不参加になった職場のメンバーに、研修内容を伝えるのは何のためですか?〔目的は何か〕」
➁「そのメンバーには、どんなことを伝えたら役に立つと思いますか?〔相手の視点〕」
B「あなた自身にとっては、この研修は何が役立ちましたか?〔自己の視点〕」


の3つの質問をAさんにしながら、Aさん自身に、時には他のメンバーの意見やアイデアも訊いて回答にしようと思っていたのです。

3人のメンバーからそれぞれの回答が出たことは、研修で自分で考えることを重視して進めた結果であり、自分で考えることが少しでも前進したのではないかと思いました。


さて、このブログを読まれた皆さんは、最初の質問に対して、どう答えますか?


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posted by igajin at 13:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 社員研修の現場から | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年01月07日

全教研(福岡)創始者、中垣会長の講演ビデオをから学んだこと

先日見た「人間には無限の可能性がある!Bby日本初の上場学習塾・全教研創業者」故中垣会長の講演ビデオ。

その中で、「教師は五者たれ」という言葉があった。

その五者とは、いろいろな説明があるようだが、おおよそ以下のようだ。
  一、学者の如く自分の教える学問に精通している
  二、医者の如く相手の心身の状態を診る
  三、易者の如く将来を予期し断定する  
  四、役者の如く相手に合わせて演技する  
  五、芸者の如く一芸に秀でていて人をを引き付ける

中垣会長の講演では、「教師の五者」は、
その1がなんでも知っている『学者』であること。
顔色を見て一人一人の様子を診る『医者』の要素。
『易者』のように暗示、断定すること。
『役者』のように、自分の感情ではなく、必要な役割を演じることができること。
そして『芸者』のように楽しくすることができること。
ということを言っていた。

企業研修トレーナーとして、なるほどと納得することばかりだった。
この五者を満たすことは、かなりの意味で役立つ研修ができることと同じだ。

その他、教育は問答形式であること、などもまさにその通りという思いだ。

中垣会長の講演ビデオは下記↓
http://www.youtube.com/watch?v=LHuYdX8zZTY&feature=youtu.be


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posted by igajin at 22:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 教える、学ぶ、支援する | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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