2018年12月25日

【いい仕事をするために〜学び(研修)を活かす】No2

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今日のテーマ
学び(研修)を活かす2『研修参加の自己目的を明確にする』
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おはようございます!


今回【学び(研修)を活かす】シリーズ第2回です。
『研修参加の自己目的を明確にする』

○現実課題解決の実践的取組みを通して業務の改革が進められるリーダーになる。
○職場の長として、部下を成長させる指導育成スキル向上と、同時に課題解決のできる職場のチームづくりを進める。
○職場スタッフとして仕事経験をふり返り、キャリアデザインの考え方を学び、自身のキャリアアップ、能力向上の意識を持って、現在の仕事に自分自身の能力を活かしていく。

以上は、今月に担当した研修の目的です。
研修実施する際に、研修企画・プログラムには必ず目的・ねらいがあります。


しかしこの(研修の参加案内や研修テキストに明記された)研修目的は、やや抽象的だと思いませんか。

実際に参加するメンバーは管理者、職場のリーダー、一般社員・若手社員様々です。
また一人ひとり仕事での問題意識や課題、能力・経験、意欲もそれぞれ違います。

その問題意識や研修への参加意欲も違う参加者に、研修へ積極的取り組み姿勢を持ってもらうためには、研修参加の「自己目的」を明確にする。具体的に書き出してもらうことが必要です。


研修の企画提案者、また実施担当者(講師)として私は、ほとんどの研修で参加者(受講者)に研修の導入で「研修参加の自己目的」を書いてもらいます。

社内の人事部、総務部の研修担当者としては、事前に上司からの参加者の部下へ期待・要望を伝えてもらい、事前に参加目的(または目標)を明確にしてもらうことが、研修を効果的にする第一歩です。

そして、研修参加者は必ず自分の参加目的を明確にして、研修に臨むことです。

このメールマガジンの読者の皆様は、「自己目的を書くことは」すでに経験済みだと思いますが、あなたの部下が研修に参加する前には、必ず期待・要望を伝えて、参加目的を明確にしてあげてください。


そして、もしあなたの上司、先輩が研修に参加するとわかったら、・・・。
その際は、上司・先輩に研修の参加目的を事前に決めてもらう・・・ことは簡単にはできませんよね。

その場合には、どうしたらいいでしょうか?


さあ、この続きは次回、一緒に考えましょう。
それでは、また来週(は大みそか、それじゃまた来年。次号は1月7日送信予定です)




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2018年12月24日

企業研修についての私の考え方(3)〜 「研修の企画・実施にあたっての5つの考え方4,5」

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【研修の企画・実施にあたっての5つの考え方、4,5】
 実際に研修を実施する主体者(研修講師)として、しかも営業自体を自ら行う(パートナー企業が営業してくれる場合もあり)という状況で、多数の研修を企画提案、実施して、現在至っている考えは、以下の通りです。前回(1〜3)から続く。

4.研修の方法論(手法)としては研修参加者自身に考えてもらう方式(体験学習など)を中心に、実際の職場での見通し付けが大事。
 
 研修の方法(進め方手法・技法)で何がよいかは、研修の目的や目標(到達レベル)や研修の内容・テーマによって異なるのは当然です。しかし、たとえ知識・スキルの習得研修であれ、リーダーシップの行動変革研修であれ、一方的な講師のレクチャー(講義)だけで効果的な研修ができるとは思えない。講師の講義についての力量や経験にもよるが、研修のテーマについて講師がどれだけ高いレベルの知識・スキルや経験を有していたとしても、その伝え方によって研修の目的達成度は影響を受ける。
 
 参加者が参画する方式の体験学習、言い換えると参加者自身が主体的に考え、気づき、行動することで効果的な研修ができると考える。そのような研修での実施方法ともう一つは研修後に職場で実践できる仕組や手法が組み込まれている研修であることも職場での行動変容がなされることにつながる。
■研修の効果的な手法については、【職場で効果を上げる研修手法】でさらに述べる。

5.一つの研修は、人材育成(参加者本人からみれば継続的学習)の1ステップである。

 「以前やった研修、あんまり効果がなくてね、今回はもっと効果の出る研修を頼むよ」ということを研修担当者から言われることがたまにあります。その際に、前回実施した研修内容を聞くことは、情報収集としてもちろん必要だが、それ以外に「なぜ効果がなかった、と感じているのか?」「そもそも期待した効果とはどんなものであったのか?」「その対象者に関して、研修というアプローチでどんな課題解決が進むことを期待しているのか?」「それは研修だけでできることなのか?」等々の質問の回答を出して検討することが必要となる。
 
 私の経験上で感じているのは、どの研修もすべて、その研修参加者への期待(何らかの行動変容)の実現や参加者に求める課題解決の成果を進めていくプロセスの1ステップに過ぎないと言うことです。つまり1回の研修で全てが解決、効果満点ということはありえない。また研修だけでその望んでいる期待や効果が実現されるとは限らない。研修効果を挙げるためには、マネジメント研修での主要テーマの一つ、マネジメントサイクル「PDCA」自体を、研修のニーズ把握、目的の明確化・プログラム作成の計画段階、そして実施、結果のふり返りとそのフォローアップと言うように回すことが求められます。
 
 もう少し現実的にいうと、初めて取引をする顧客企業での最初の研修実施場面は、私から見るとPDCAのD(研修実施)であるのはもちろんだが、P(計画)の実際のニーズ把握も同時に行われる場でもある。何が言いたいかというと、多くの場合研修当日のエンドユーザーである研修参加者に初めて会うのです。そこでしかこの直接顧客に会うことができない(この状況に対応して、可能な場合には、事前に参加者何人かにインタビューすることも行っている)。そうすると、最初の研修をやってみて、その会社の社員(参加者だけではなく)のレベルや職場で共通したものの考え方(組織風土とも言える)その他の特性が把握できるのです。そして、研修を実施してその反応やその後の様子もうかがうことができる。
 
 私にとっては最初の研修はDでもあると共に、次のPのための情報収集でもあります。そして2回目以降(もちろん研修が継続する計画であったり、そのような展開になった場合ではあるが)より効果的な研修を実施するために大切なステップにもなる。「PDCA」は研修参加者の職場実践のときだけではなく、研修講師そして研修担当者にとっても必要なサイクルであり、どの研修においても、最終的にその研修投資が何らかの成果を上げるための不可欠なサイクルと言える。


次号「職場で効果を上げる研修手法」に続く


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2018年12月18日

【いい仕事をするために〜学び(研修)を活かす】No1

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今日のテーマ
今回から新しいテーマ『学び(研修)を活かす』
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おはようございます!

さて、今号からはメインテーマを変え、
【学び(研修)を活かす】シリーズです。
今回は、何故、このテーマにしたかをお伝えします。

実は、先週の水・木・金(12月12日〜14日)の3日間、中級管理者研修「マネジメントと相談コーチング」を担当しました。

最終日は午前中迄で、各グループ(5,6名)で参加メンバーの抱える2つの現実問題に「解決会議」「本質解決会議」という2つの問題解決ミーティングの手法で取り組みました。

その際に、あるグループで「この中級管理者研修にこれまでに参加したメンバーがなぜ職場で活かしていないのか?」という問題を出したメンバーがいました。
(この問題を提起したのは〜講師の勝手ながら〜『この研修で管理者として役立つスキルが学べたのに、実際には活かしていないのがおかしい!』というおもいからではないか)

結論としては、本人(問題提起したメンバー)自身が、職場に戻ってからこれまで参加したメンバーに働きかけるという行動計画になりました。


このグループのミーティングを見て、「そうだ(研修講師である)私の真の目的は、研修参加で学んでもらうことで終わりではなく、研修後職場に戻って学んだこと、気づいたことを実践・活用してもらい、研修参加前よりも『いい仕事をする』ために役立つことだ!!」と感じたのです。

ということで、【学び(研修)を活かす】を本メルマガこれから当分のテーマと致します。

次回から、このテーマを具体的に考えてお伝えしてまいります。


それでは、【学び(研修)を活かす】来週からスタートです。



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2018年12月10日

【いい仕事をするための職場コミュニケーション61】No26

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今日のテーマ
『わかりやすく伝えるスキル』
最初に結論・全体を、次に具体詳細を(2)

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おはようございます!

さて、今号のテーマは、教えることの基本『わかりやすく伝えるスキル』最初に結論・全体を、次に具体詳細を(2)です。

前号でお伝えした以下の5つの実践ポイントの具体的な内容を述べていきます。

『わかりやすく伝える5つの実践ポイント』
@主題(伝えたいテーマ)と全体像を示す
A構成や項目(数)について話す。
B各項目について具体的に述べる
(5W1H、たとえ話、具体事例)
C明確に、自信をもってゆっくりと話す
D相手の反応を察知する(相手の理解に合わせて話す)


テーマの「最初に結論・全体を、次に具体詳細」は、上記の@、A、Bの各項目に対応します。書き言葉である本(文書)では、これだけでいいのですが、話し言葉での対面、口頭のコミュニケーションでは、その場でのC、Dの話し方(伝えるプロセス)のポイントがプラスされます。

それでは、以下に5つのポイントの具体的な内容を述べていきましょう。

@主題(伝えたいテーマ)と全体像を示す
説明や報告では、タイトル(テーマ)や案件(〇○の件について)を最初に伝えるのが当たり前。次に、説明や報告をする内容の全体像を伝えます。概略や要約です。また資料を使う場合には、全体構成(章立て、項目)を一目で分かる様に記述します。研修であれば、カリキュラム(プログラム)やタイムスケジュールにあたります。

A構成や項目について話す
説明は基本的には、3部構成です。例えば、課題解決提案の報告であれば、まず「課題についての現状分析」、次に「課題の目的と目標」、最後に「解決の具体策」について話すという感じです。

短い話であれば、テーマ(伝える要件)を伝えて、次に「このテーマについて3つのポイントを話します。まず一つ目は●●、二つ目は○○、三つ目は□□についてです。それでは、まず一つ目の●●について話していきます。…」というようにします。

B各項目について具体的に述べる
(6W3H、たとえ話、具体事例)

既に伝えた全体構成の中で各項目について具体的に話を進めて行きます。
ここでも基本は「テーマ(結論、用件)⇒話す項目数とその項目名⇒各項目詳細」の順番です。

具体詳細内容の伝え方のポイントは、
(@)5W1Hを活用して、必要事項をもれなく、伝える
(A)たとえ話や比喩等、イメージやストーリーで語る
(B)その内容に関しての具体事例(実際に合った事例、実績、等)で、伝えることです。

使う言葉としては、抽象的な言葉や曖昧な言葉(いろいろな意味にとらえられる言葉、範囲が広い言葉)ではなく。具体的、特定的な言葉を使うことです。特に、実務やスキル、作業を教える場合にはこの点は非常に大事なことです。
例えば、「できたら早めに」ではなく、「必ず毎週末の12時までに」等です。

C明確に、自信を持ってゆっくりと話す
明確に自信を持って話すことで相手は安心して話を聞くことができます。しっかりと受け止めることができ、記憶にのこりやすいのです。相手がまだ知らないことを聞いている場合には、伝える側は、自分でちょうど良いと思うよりは意識的にゆっくり目で話す方が伝わります。

D相手の反応を察知する(相手の理解に合わせて話す)
相手の理解度を見て、それに合わせて話し方を変える、工夫することも必要です。話のひと段落ごとに、これまでもお伝えしてきた「質問をする」ことで、相手の理解を確認することも効果的です。

以上の5つを意識して実践するだけで、伝え方力80点以上は必ずいけます。
その後は、実践と振り返りで100点目指していきましょう!

それでは、また来週



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2018年12月03日

【いい仕事をするための職場コミュニケーション61】No25

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今日のテーマ
『わかりやすく伝えるスキル』
最初に結論・全体を、次に具体詳細を(1)

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おはようございます!

前回は、メンバーの指導支援の2つの方法「教え方」と「学ばせ方」の効果的な7つの実践ポイントをお伝えしました。
何か一つ実行してみましたか?

さて、今回のテーマは、教えることの基本『わかりやすく伝えるスキル』(1)です。

このメルマガを読んでいる皆さん、あなたは「人に分かりやすく話をすること」について100点満点として、自己採点では何点ですか?自信満々ですか?

もしあなたの回答が50点以下、自信無しでしたら、何が分かり、何ができるようになればもっと点数が増え、自信が持てるのでしょうか。その回答の一つになるのが本項のスキルです。

結論から申し上げます。分かりやすい話し方(伝え方)のコツは、『本の構成で伝える』。もう少し具体的に言うなら『「タイトル⇒目次⇒そして本文」の順で伝える』ということになります。

何のことはない、ほぼすべての書籍の構成は、「タイトル(書名)⇒目次⇒本文」からなっています。この順番がまさに、分かりやすい話(伝え方)のコツなのです。

もし、これがすべて逆だったらどうでしょうか。
突然本文から始まります。タイトル(書名)はどこにも見当たりません。その最初の文章と段落をいくつか読み終えて、一つの話題が終わったら、やっとそこに書いてあった内容の項目名がでてきました。

いくつかの項目を読み終わったら、やっと第1章とそのタイトル名が出てきました。この順で第7章が終わったところで、最後に書名のタイトルが出てきました(外側のカバーには著者名と出版社名と定価しかないのです)。

おそらく、そのような本は、最後まで読まないでしょう。そもそも買わないのではありませんか。

この順番が逆な本は、極端な例ですが、これに近い話をしているひとはいませんか。それでは、50点以下でも、自信無しでもしょうがありませんね。

でも大丈夫です。今読んでいる項目のスキルを身につける、これだけで、70〜80点(うまくいけば90点)、自信が持てるようになること、まちがいなしです。

そうなるためにはどうしなくてはいけないのか、具体的な実践ポイントを5つ述べていきます。

その5つとは、以下の通りです。
@主題(伝えたいテーマ)と全体像を示す
A構成や項目(数)について話す。
B各項目について具体的に述べる
(5W1H、たとえ話、具体事例)
C明確に、自信をもってゆっくりと話す
D相手の反応を察知する(相手の理解に合わせて話す)


先に述べた「タイトル⇒目次⇒本文」は、上記の@、A、Bの各項目に対応します。書き言葉である本(文書)では、これだけでいいのですが、話し言葉での対面、口頭のコミュニケーションでは、その場でのC、Dの話し方(伝えるプロセス)のポイントがプラスされます。

さて、その5つの実践ポイントの具体的な内容については、次回(2)でお伝えします。

それでは、また来週。



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