2019年06月28日

組織における『相談力』を活かす7〜「相談で人を伸ばし、組織を活かすためには?」

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一昨年(2017年)11月から、「開発こうほう」誌に不定期で掲載の『組織における『相談力』を活かす』から今回は第7回「相相談で人を伸ばし、組織を活かすためには?」(2019年2月号)
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相談力を活かす7回目、今回のテーマは「相談で人を伸ばし、組織を活かすためには」。

これまで主に組織における個人の相談の意味や方法を
@「相談してますか、されていますか」
A「相談は誰のためにするのか」
B「相談は何のためにするのか」
C「2つの相談力〜相談活用力/対応力」
D「報告・連絡と相談との関係は」
E「相談で社内外のリソースを活かす」
以上の6テーマでお伝えしました。


本シリーズ最終回の今回のテーマはの内容は、個人の相談から職場・チーム視点での相談活用です。

今回の「職場・チーム視点での相談」とは、第3回で述べた4つの相談で2段階から、早期に3段階、4段階へと相談をステップアップすること、そして4段階目「もっとこうしたらいいのでは相談」で「相談事」の目的・内容が職場や組織についての現実課題についての解決に取り組むこと。

最後は、そのような相談で問題が解決される職場風土づくりです。


まず2段階の「どうしましょうか相談」から3段階の「こうしましょうか相談」というのは、「私困っています」ではなく「自分の意見や解決案を持っています」相談をすることです。

そのためには、相談を受けた人が、すぐにアドバイスするのではなく、質問して相談してきた人にも考えさせ、自分の意見を出させることです。
つまり相談者に考えさせることの促進・支援です。この体系的なアプローチを「コーチング」と言います。

次には、自分の担当業務内での相談ではなく、その仕事の進め方や職場全体での業務遂行の改善、さらには業務・事業自体を変革するための相談事です。

そのような相談を出せるように仕向けること、又は、自らそのような相談事(課題)提起をすることです。これが4段階目の「もっとこうしたらいいのでは相談」です。

この段階では、相談者と相談を受ける人の2人で解決する問題・課題の相談というより、その人がきっかけ及びキーマン(主体者)になって周囲を巻き込んで職場の改善・変革を進める相談です。

このような相談事(課題)は、多くの場合、3名もしくは4名〜7,8名位までの人数で相談を行うことが効果的となります。つまりグループ
相談、もっとわかりやすく言うと問題解決ミーティングとなります。

私の研修では、「問題解決のための会議研修」「問題解決ミーティング」のテーマで、参加者各人の職場や仕事での現実課題を話し合い、解決の具体策を作成していきます。

紙面の関係でその詳しい解説まではできませんが、「相談事(現実課題)」を提起した後は、大きく3つのステップで進めます。
@何が問題の本質(本質的問題又は焦点を当てるべき問題)かを質問中心で明確にするステップ、
Aその本質的問題の解決された姿の明確化、目標設定のステップ、
Bその具体策を多数提示し、最初に実行する具体策(具体行動)を数点(3つ程度)決めるステップ、です。

研修ではこの3ステップで30分〜40分で1テーマ(1つの現実問題)の解決策を作成します。
さらに、その解決策を実施して、必ず振り返りミーティング(評価し次なる解決策を作成し、目標達成まで継続する)を行うことです。

問題の解決策の作成で終わるのではなく、実施を振り返る中で、前進したこと・進まないこと、気づいたことを共有することで共に学ぶ職場(チーム)ができるのです。

日頃からこの皆で考える「もっとこうしたらいいのでは相談」ができる職場を目指していきましょう。まずは、お互いの相談事(解決したいこと)を積極的に聴き合いましょう。

(「組織における相談力」シリーズ全7回了)



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posted by igajin at 23:08| Comment(0) | 相談によるマネジメント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年06月23日

組織における『相談力』を活かす6〜「相談で社内外のリソースを活用するには」

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一昨年(2017年)11月から、「開発こうほう」誌に不定期で掲載の『組織における『相談力』を活かす』から今回は第6回「相談で社内外のリソースを活用するには」(2018年12月号)
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相談力を活かす6回目、今回のテーマは「相談で社内外のリソースを活用するには」です。

これまでは主に社内の職場での「相談力」について考え、学んできました。

今回は範囲を広げて社外の顧客・取引先や関係者、専門家、知人・友人との「相談」の活用を考えていきます。

今回の質問は、相談力シリーズ第1回の質問を少し変えて、「最近社外の人とした相談は何ですか?」「最近社外の人から相談されたことは何ですか?」です。

さて、あなたの答えはどうでしたか。
仕事や人間関係、個人的な健康や経済生活の問題等で何か相談しようと思った時に、社外の人の相談相手に誰が思い浮かびましたか。

相談は、仕事であれば、社外の他者の知恵・情報・経験を活用して、もっとより良い問題の解決策、仕事の改善案、画期的で創造的な企画提案を練り上げることです。

相談内容が個人的なことであれば、誰でもいいとはなりません。適切な相談相手が必要です。

社外の人との相談を「しているよ」、「受けたよ」と答えるには、信頼できる適切な「相談」ができる相手、「相談」に応えられる相手の社外の人的ネットワークを持つことです。

具体的には、相談して、そのリソースを活用できる以下の人との繋がりを作ることです。

1)自分の知らない知識・新たな情報を持っている人(自分と年代、性別、仕事、経験、出身、興味・関心、等が違う人)

2)異業種・異分野、他業界の知人・関係者(取引先も含めて)

3)各分野の専門家・スペシャリスト(かかりつけのお医者さん、親しい弁護士、等)

4)同好の士(仕事を離れた趣味やスポーツ等の仲間)

5)以前の職場の友人、学校時代の友達(単なる旧友ではなく、今活躍の友人たち)

そのためには、ご無沙汰している相手に、突然「相談したいことがあるのですが…」と言ってもスムーズに行かない場合もあります。
また、単に知っている人というだけではなく、日頃から繋がりを深める関係をどれだけ作っておくかも大事です。

上記した5つの中では、1)、2)に関しては、日頃仕事で出会う社外の人(お客様、取引先、等)とでも、仕事のできる人、良くモノを知っている人、経験の深い人等と、親しい関係を作っておくことです。

自分が、お客様である営業担当者やお店の人(車・家の営業担当者、保険セールスの人、不動産屋さん、等)とも少し情報交換しておくのも手です。

3)、4)に関しては、自己啓発のための学校(英会話、資格取得、等)に通ったり、セミナー、異業種交流会、スポーツや趣味のクラブ・同交会に参加することも、人脈を広げご縁を作ることにつながります。

またその学校やセミナーの講師、交流会・勉強会、クラブ・同交会の主宰者は、ほとんどが各々の専門家です。

5)については、同期会や同窓会があれば、一度は顔を出してみることです。その中で1)〜4)に当てはまる人がいることでしょう。同期生も昔のままではありません。

このようなご縁ある人との共通点探しや違っている点探しの軽い「質問」から始めることが関係づくりのコツです。

例えば、出身地、学校(学科)、仕事経験・経歴、趣味・特技等です。共通点は関係を深められ、異なる点はそこから新たな情報・知恵を貰えます。


次回は、個人の相談から「相談」でチーム力を高める組織を活かす方法を考えます。



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2019年06月07日

組織における『相談力』を活かす5〜「報告・連絡と相談との関係は」

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一昨年(2017年)11月から、「開発こうほう」誌に不定期で掲載の「組織における『相談力』を活かす』を、同誌の許可を得てブログに転載致します。今回は第5回「報告・連絡と相談との関係は」(2018年10月号)
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相談力を活かす5回目、今回のテーマは、「報告」「連絡」と「相談」との関係は、です。

さて、これまでの4回で「相談力」について考え、学んできたのですが、この「相談」は「報告」「連絡」と一緒に職場のコミュニケーションとして「報連相」と呼ばれています。

ここで、あらためて「報告」「連絡」「相談」の意味を確認したいと思います。

「報告」とは、指示や依頼を受けた仕事が終わったら、指示・依頼した人(多くは上司)に直ちに仕事の結果・経過の事実を簡潔に伝えることです。長くかかる仕事の場合は、途中で進行状況の中間報告をします。

「報告」は、指示を受けて実行し完了したら、その結果を伝えることで、これは業務として必ずすべきこと(義務)です。

「連絡」とは、仕事に必要な情報を必要な人へ伝え共有することです。
内容は、仕事の規則や作業手順の変更、お客様からの伝言、各人の勤務状況(遅刻や早退、休暇)等です。
仕事の効率をよくする、状況の変化に対応が出来る様にするために、必要な情報を共有することです。

「連絡」は、相手に伝わっていることを必ず確認して、共有化することです。

そして、「相談」とは、分からないこと、判断に迷ったことを上司・先輩に伝えて、その解決を図ることです。
つまり、一人で悩まずに周囲の助けを借りて、よりよい仕事ができるためにすること(問題解決)です。

第3回では、仕事での相談する側の目的を5つ挙げました。
前回第4回では、相談する側の「相談活用力」について述べてきました。

職場でより良い相談ができるために大事なことがあります。それは日頃から「報告」「連絡」を徹底して行うことです。

あなたが相談を受ける上司になって想像してみて下さい。
日頃、指示したことの報告がほとんどない、言われてからする、また仕事についての連絡もない、そんな部下が、自分が困ったときだけはいつも「相談」してくる、どう思いますか?

上司にとって「報告」「連絡」は部下の仕事の進行状況、結果、仕事ぶりを知るために必要なことです。
その必要なことはしないでおいて、自分自身に必要なことだけをしてくる部下では、積極的に相談に乗る気が失せてしまいませんか。

また、日頃から「報告」「連絡」を徹底していると、状況がよく分かりますから「彼(彼女)にとっては、こんなところは難しいかな、困るんじゃないかな」と上司からみえてきます。

そうなると相談に行った時には、既に相談がくるだろうと待っていてくれたり、相談に行く前に、逆に「どうだ、○○の件その後、うまくいっているか?」と上司から声をかけてくれたりするかもしれません。

日頃からの「報告」「連絡」を徹底することで、上司との情報の共有化ができているとお互いの「相談」も円滑に進むのです。

上司側としては、日常部下からの積極的な「報告」「連絡」が来るように、働きかけておくことで、よりよい「相談」もできるのです。
つまり、日ごろのこまめな「報告」「連絡」の中から職場でいい仕事をするための「相談」が生まれてくると言っても過言ではありません。

次回は、職場内だけの相談から、少し範囲を広げて社内外の相談を考えます。



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