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『「振り返り」、「振り返ること」の大切さ、3つの意味』
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10月、11月(明日迄)で私が担当した24件(35日間)の研修の中の参加者の感想で多く聞かれたのが、「振り返り」、「振り返ること」の大切さ、でした。
「振り返り」については、私の研修では、大きく3つの意味づけで説明をしています。
(1)振り返るとは、学習サイクル「Do⇒Look⇒Think⇒Try」のLook(起こったことを見直す)⇒Think(検討する、深く考える)⇒Try(次に活かす)のことです。
(このLTTは、PDCAサイクルの、C(評価)A(改善・修正)P(次の計画)と意味的には重なり合います)
(2)「振り返り」はリフレクション(内省、反映、熟考という意味)という言葉でも説明しています。
リフレクターとは反射板のことで、リフレクションはその反射板に自らの発言や行動とその意図や意味、目的等を映し出す、照らし合わせるということです。
つまり客観的に自己の言動と思考を見つめ直し、自分自身についての気づきを得ることです。
(3)3つめの「振り返り」は、研修での個人ワークやグループワークで実施した結果を振り返り、また研修の最後に、研修体験を振り返り、そこから学んだこと、得たヒント、今後にどう活かすかを考えることです。
全て自分自身が「学習する」、「変化する・向上する」、「成長する」ことにつながります。
私の研修で冒頭に「私の研修は、話半分(講師の話はと言うことです)の研修です」と言うことがあります。
残り半分は、参加者の皆さんが実践し、振り返り、その個人の振り返りをグループ(チーム)で共有し学び合う研修だという意味です。
読者の皆さま、研修参加後、振り返りをしていますか?
■以下は、「私の○○○」の3つの質問へメルマガ読者からの感想投稿です。
「◆皆さまへの3つ質問 について、
【1】『いい仕事のために「あなた自身が大事にしているの3つの○○○」は何です
か?』
1)良い決断をしたら、それをくじくような事実にもくじけてはならない。
2)自分の地位とエゴを同化させてはいけない。 さもないと、立場が悪くなったとき、自分も一緒に落ちてしまう。
3)小さいことをチェックせよ(小さな誤りを見逃していると大きなミスにつながる)
上記3つは、コリン・パウエルのルール (自戒13ヶ条)に含まれている言葉です。
自分にとって不都合なこと(不快なこと)が起こったとき、再確認しています。
【2】『最近、学んだ3つのことは何ですか?』
1)(再確認ではありますが、)良書を読み、勉強すること。
2)(再確認ではありますが、)人に良かれと思ってしたことが(相手に)悪く捉えられることがある。
3)否定的な言葉に流されると、良い結果になることは少ない。
【3】『最近、以前より前進(向上)した3つのことは何ですか?』
1)相手をタイプ別に分析することが多くなった(五十嵐さんの推薦書も参考にしています)。
2)物事を楽観的にとらえることが多くなった。
3)3手先を考えることが多くなった(衝動的に動かないようにする)。
※こうやって自分の行動を反省することは大事ですね。」
Iさん、3つの質問へのフルバージョンのご回答、ありがとうございます。
私にとっても、質問へのどの回答も意味深いものばかりで、【1】の3)小さいことをチェックは、私自身注意しなければといつも思うものです。
そして、最後の言葉は、この3つの質問に答えることは、今回のテーマの「振り返り」そのものだ、ということですね(^o^)丿。
皆さまもお時間のある時に↓以下の質問を自問自答してみてください。
◆皆さまへの3つ質問
【1】『いい仕事のために「あなた自身が大事にしているの3つの○○○」は何ですか?』
【2】『最近、学んだ3つのことは何ですか?』
【3】『最近、以前より前進(向上)した3つのことは何ですか?』
※1つの質問への回答でも、また回答も3つではなくて、私の○(一つ)でも結構です。
質問、感想、ご意見は、こちら迄:info*interface-h.co.jp
*を@にして送信下さい
それでは、また次回。
【最後にお知らせ】
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