2022年01月31日

【いい仕事をするために】No240:「部下が、相手(周囲)に関心を持って貰うためにはどうしたらいいでしょうか」

⇓読まれたらクリックお願いします。
にほんブログ村 経営ブログ マネジメントへにほんブログ村

こちらもクリックお願いします。⇒PVアクセスランキング にほんブログ村

========================================================================

「部下が、相手(周囲)に関心を持って貰うためにはどうしたらいいでしょうか」
____________________________


さて、今日は私の管理者研修の参加者Kさんからいただいた質問について考えます。

「ある本で報連相のレベルを上げる方法で「相手(周囲)に関心を持つ事が必要である」と書いてありました。最近の若年者の一部は自己中心的で周囲よりも自分の事しか考えない者が増えていると思います。その意識を変えてもらうにはどのような指導方法が良いのでしょうか?」

皆さんが同じような質問をする状況であったら、どうしますか?
また、皆さんが、同僚(身近な人から)このような質問(相談)をされたらどう答えますか?

私は、実際に相談されたら、こちらから質問して本当に求めてるのは何か、を確認してから答えますが、この質問は研修のフォローレポート(メール)の中に書かれてあったものでした。

私は、以下のように回答しました。

1)まず、目の前の(ご自身の職場の)若手社員は本当に自己中心的な人なのか?と自問自答してみましょう。

相手(上司であるK課長、職場の先輩、同僚)に関心が持てていないとしたら、自己中心的な人というだけではなく、自分のことで精一杯で余裕がないから等、他の理由からなのかもしれません。

2)その若手社員に、相手(周囲)に関心を持つ事の大切さやメリットを理解して(感じ取って)もらいましょう。

特に上司(あなた)に報告をしないことの影響(デメリット)を理解してもらい積極的に報告するように促す。
この報告(連絡・相談〕の大切さやメリット(しないことのデメリット)は、K課長ご自身の若手社員の時に体験などできるだけ具体的な事例がいいでしょう。

3)その若手社員の関心事に関心を持ってみる。

日頃からその若手社員に意識を向けて、声掛けや観察をしたり、その若手社員と親しい他の社員にそれとなく聞いてみたりして、本人の関心事や思っていること掴むことです。分からなければ、面談等の機会に聞いてみることも手です。

仕事における関心事、それ以外の事の関心事でも話して貰えれば、受け止めて、こちらも関心を持って質問をするのです。
そのようにして人の関心事に関心をもつことで関係づくりができることを分かって貰う(若手の関心事に関心を持つ事で、K課長ご自身の若手の理解度合が進むと思います)。

4)上司(K課長)が何に関心を持っているかを、若手社員に考えて貰う(質問する)。

これは、前記3)をやった後でやると効果的だと思います。
部下と上司(管理職)の関心事の違い、立場・視点の違いを知る(分かってもらう)ことにもつながります。
そして上司(相手)の関心事(多くの場合、仕事で重要な事)を分かった上で報連相することで、いい仕事が出来ることを理解して貰うのです。
(仕事での管理職の関心事は、上司から部下に積極的に伝えておくことも必要かもしれません)

5)ご自身が若手社員だった頃を思い起こす。

どれだけ相手(周囲)に関心を持っていたか?また、関心を持てる人と関心を持てなかった人との違いは何か?等自問自答して、ご自身を振り返る。
どんなことから周囲により関心を持つようになったかも振り返る。
さらには、若手社員と限らず相手や周囲に関心を持っている人とあまり関心を持っていない人の違いをよく見てみる、考える。

いかがでしょうか。

この質問の答えを考えてみた皆さまには、別の視点でのアドバイス、答えがありましたら、是非お教え下さい(遠慮なくご投稿を)。

正解は、この質問(相談)をしたK課長自身が選択されて実施し、かつ少しでも成果が出た(若手社員に変化、向上が見られた)行動です。

やってみてうまくいかなければ、違うことをする。
振り返って、実践を継続することで、必ず前進していきます。


感想、ご意見は、こちら迄:info*interface-h.co.jp 
*を@にして送信下さい。
メールご返答お待ちしております(^o^)丿

それでは、また次回。






【最後にお知らせ】
私(潟Cンタフェース代表 五十嵐仁)の著書
リーダー必須の職場コミュニケーション61のスキル」(セルバ出版)、2018年4月に発売され、お陰様で一昨年1月末に増刷、昨年1月10日に第三刷、そして今年2月1日で第四刷となりました。全国大手書店、アマゾン他のネット書店で販売しております。

購入(左クリックする)前に、こちら「リーダー必須の職場コミュニケーション61のスキルの読み方」をご覧の上、ぜひリーダーとしての「いい仕事」をするためのコミュニケーションのヒントを手にしていただければ嬉しいです。



読まれたら、こちらも是非クリックお願いします。
にほんブログ村 経営ブログ マネジメントへにほんブログ村






2022年01月17日

【いい仕事をするために〜学びを活かす、分かち合う】No238:「大人になって今思う、“学校で学べていたら”良かったこと、は何ですか?」➁

⇓読まれたらクリックお願いします。
にほんブログ村 経営ブログ マネジメントへにほんブログ村

こちらもクリックお願いします。⇒PVアクセスランキング にほんブログ村

========================================================================

「大人になって今思う、“学校で学べていたら”良かったこと、は何ですか?」➁
____________________________

前号で今年2つめの質問「社会人になって(仕事を始めて)から今迄、一番学んだことは何ですか?」でした。
皆さんの答えはいかがでしたでしょうか。

たくさんあって一番は難しい!?
確かに、そうかもしれませんね。

さて、前号の実際の中身は、今年1つ目の質問「大人になって今思う、“学校で学べていたら”良かったこと、は何ですか?」への読者(私の師と仰ぐ人)からの回答編でした。

今回、メルマガ読者で時折感想をいただくMさんからのこの質問へのご返答を以下にお伝えします。

「『大人になって今思う、“学校で学べていたら”良かったこと、は何ですか?』の質問に対して、私が思うことは、学校で学ぶことと世の中の事象や技術とのつながりです。

例えば、数学や物理、化学など学問として学んだことが、世の中の技術(建築、電気製品、化学製品など)にどのように活かされているのかを知って、理解しておきたかったです。

自分自身の意識や心がけ次第ではあるので、学校に頼ることでもないかもしれませんが、将来の仕事を考えたり、世の中のことを理解する機会として重要なことと感じます。」

確かに、学校では各科目の知識(要素)を教えてくれますが、その知識が結果としてどうなるのか、何にどう役立つのか迄は教えてくれませんでした

それを教えてくれたら(学べたら)、教わる意味や目的も感じ取れたのではないでしょうか

一部の(賢い)子供たちは関心を持ったことを調べてそれを学ぶのでしょうが、多くの子供たちがそうなる教え(学び)ができたら、いい仕事をする人になる可能性が広がることでしょう。

Mさんは、昨年私の本(「リーダー必須の職場コミュニケーション61のスキル」)を読まれ、早速私に感想メールを送っていただいたことでこのメルマガ読者になられました。

今回のメールでは、それがちょうど昇格試験直前のタイミングだったこと、そして今年管理職に昇格されたという嬉しい報告もいただきました。

さて、発行人(私)のこの『大人になって今思う、“学校で学べていたら”良かったこと、は何ですか?』の質問への答えの一つは、その一つが「問題解決の方法(考え方)」とお伝えしました。

もう一つの答えは、「『目的』『目標』、『手段』の意味と関係を教えてもらい、『目的』を明確にして、『目標』を作ることの大切さを学べていたら良かった」、です。

先のMさんのご回答ともつながっています。

今、社会人教育(企業研修)で、『目的』『目標』、『手段』の意味と関係は、私の教えることの一つです。

私自身自分の人生の本当の『目的』『目標』を明確にしたのは、30歳になってからでした。
でも、学校で習っておいて、そして考えることができたらもっと良かったと思うのです。


前回、今回の質問を考えた方その答え、感想、ご意見は、こちら迄:info*interface-h.co.jp 
*を@にして送信下さい。
メールご返答お待ちしております(^o^)丿

それでは、また次回。







【最後にお知らせ】
私(潟Cンタフェース代表 五十嵐仁)の著書
リーダー必須の職場コミュニケーション61のスキル」(セルバ出版)、2018年4月に発売され、お陰様で一昨年1月末に増刷、昨年1月10日に第三刷、そして今年2月1日で第四刷となりました。全国大手書店、アマゾン他のネット書店で販売しております。

購入(左クリックする)前に、こちら「リーダー必須の職場コミュニケーション61のスキルの読み方」をご覧の上、ぜひリーダーとしての「いい仕事」をするためのコミュニケーションのヒントを手にしていただければ嬉しいです。



読まれたら、こちらも是非クリックお願いします。
にほんブログ村 経営ブログ マネジメントへにほんブログ村



続きを読む

2022年01月11日

【いい仕事をするために〜学びを活かす、分かち合う】No237:「社会人になって(仕事を始めて)から今迄、一番学んだことは何ですか?」

⇓読まれたらクリックお願いします。
にほんブログ村 経営ブログ マネジメントへにほんブログ村

こちらもクリックお願いします。⇒PVアクセスランキング にほんブログ村

========================================================================

「社会人になって(仕事を始めて)今迄、一番学んだことは何ですか?」
____________________________


前号、今年最初のメルマガは、皆さまへの新たな質問、
「大人になって今思う、“学校で学べていたら”良かったこと、は何ですか?」でした。
(”学校で教わっていたら”でも”学校で習っていたら”でも結構です)

この質問をメルマガに投げかけた翌日、私が学び、仕事(研修、いい仕事出来る人支援)に活用している「ソリューションフォーカス」仲間のオンライン新年会がありました。

そこで、この質問をメルマガで投げかけた話をしました。
参加していたメンバーの方々もこの質問に結構関心をもたれ、翌日メールでいただいた主宰者のAさん(私の師の一人です)からのご返答を紹介します。

学校で習っておきたかったことは何かって面白い問いですよね。
ほとんどのことは忘れてしまったり、試験で点を取るためだけの価値しかなかったように思えてしまうので、もっと実用的なことを知りたかったという思いは確かにあります。」

僕はもっと色々な仕事をしている社会人の話しを聴きたかったと思います。
良く有名人が母校に帰って講演するとかあるじゃないですか、
あれを有名人じゃなくていいから、そんな仕事があるんだあというのがわかるように話を聴いてみたかったですね。
年に一度あるかないかの社会科見学じゃ絶対足りないです。」

Aさん、ありがとうございました。

私自身も前回の質問への回答がたくさんある中で、学べたら良かったと思うものがもう一つあります。

それは「コミュニケーションの取り方」をもっと分かりやすく具体的に言えば、話し方と聞き(聴き)方、そして質問の仕方を学びたかったです。

と思って、小学校の教科内容について調べてみました。

小学校の3年生から6年生の「国語」教科の目標に以下のように記載されていました。
「1.目標
(1)相手に応じ,身近なことなどについて,事柄の順序を考えながら話す能力,大事なことを落とさないように聞く能力話題に沿って話し合う能力を身に付けさせるとともに,進んで話したり聞いたりしようとする態度を育てる,。・・・」
そうか、質問については書いていないが、話すや聞く能力については、教わっていたのか・・・(^-^; 。
https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/youryou/syo/koku.htm
文科省、学習指導要領、小学校国語から)

あまり教わった、学んだ記憶はないが、それ学習者(自分自身)の責任かなあ、と大人になった私は思ったのです。

今回のテーマと記した「社会人になって(仕事を始めて)今迄、一番学んだことは何ですか?」に触れることなく、メルマガの終わりが来ました。

前回も、今回も人生のこれまでの学びを、学校時代、そして社会人(仕事を始めて)になってからを振り返り、さらにこれから何を学ぶかを、考えて貰うためのテーマでした。


前回、今回の質問を考えた方その答え、感想、ご意見は、こちら迄:info*interface-h.co.jp 
*を@にして送信下さい。
メールご返答お待ちしております(^o^)丿

それでは、また次回。







【最後にお知らせ】
私(潟Cンタフェース代表 五十嵐仁)の著書
リーダー必須の職場コミュニケーション61のスキル」(セルバ出版)、2018年4月に発売され、お陰様で一昨年1月末に増刷、昨年1月10日に第三刷、そして今年2月1日で第四刷となりました。全国大手書店、アマゾン他のネット書店で販売しております。

購入(左クリックする)前に、こちら「リーダー必須の職場コミュニケーション61のスキルの読み方」をご覧の上、ぜひリーダーとしての「いい仕事」をするためのコミュニケーションのヒントを手にしていただければ嬉しいです。



読まれたら、こちらも是非クリックお願いします。
にほんブログ村 経営ブログ マネジメントへにほんブログ村



2022年01月04日

【いい仕事をするために〜学びを活かす、分かち合う】No236:大人になって今思う、“学校で学べていたら”良かったこと、は何ですか?

⇓読まれたらクリックお願いします。
にほんブログ村 経営ブログ マネジメントへにほんブログ村

こちらもクリックお願いします。⇒PVアクセスランキング にほんブログ村

========================================================================

『“学校で学べていたら”良かったこと、は何ですか?』
____________________________


明けましておめでとうございます。
インタフェース五十嵐です。
本年もよろしくお願い致します。

2022年も「いい仕事ができる人支援、いい仕事ができる組織づくり支援」のために情報発信、相互交流を進めてまいります。

昨年最後のテーマは「整理整頓、準備、予定、計画」でしたが、いかがでしょう。
皆さま、仕事環境の整理・整頓と今年の目標・予定・計画の作成は進んでいますか。


さて、今年最初のテーマは、皆さまへの新たな質問です。

今年、全ての大人に(自分自身も含めて)問いかけたい(考えてほしい)質問、
それは
「大人になって今思う、“学校で学べていたら”良かったこと、は何ですか?」
です。
(”学校で教わっていたら”でも”学校で習っていたら”でも結構です。)

私自身社会人になり、企業研修の営業担当の仕事から始まり、4つの会社勤務を経て、企業の人材育成や人事コンサルティング、組織開発等の仕事をしていく中で、多くのことを学びました。

今の仕事も一言で言えば、社会人(仕事をする人)の学び支援と言えます。


その私自身は、この質問に答えはたくさんあります。

その一つが「問題解決の方法(考え方)」です。
「悩みの解決方法」といってもいいかもしれません。

解決方法は、多様な中身がありますが、例えば悩みの3つの解決法、
@自分一人で解決できなければ相談しよう
➁どうなっていたらいいのか(悩みが解決した状態)を考えて、できることを何か一つやってみよう。
➂すぐ解決しなくても少し時間をかけよう(時間をおいてみよう)

等です。

小学校と中学校では、その内容やレベルも違ってくると思います。
問題、悩みとは何かを考えて貰う、考え方を伝える、という方法もあるかと思います。


今回の質問への答えがたくさんある中で、学べたら良かったと思うものがもう一つあります。

それは次回にお伝えします。

以上は、私の答えの一つです。


因みに昨年末に会った最初の会社で元上司(2回も上司になった方です)に質問したら、「使える英語を学校で学びたかった」でした。

その心は、自分のやっていた仕事を海外でも展開したかったからです。
(大人になってからはおそかったのでしょうか。私自身、この答えにも同感しました)

社会に出て学んだこと、身に付けたことで、こんなことは学校で学んでおいたら良かったな、と思う事なら何でも結構です。


さて、今日のテーマは、質問「大人になって今思う、“学校で学べていたら”良かったこと、は何ですか?」でした。


今回の皆さまへのこの質問への答え、感想、ご意見は、こちら迄:info*interface-h.co.jp 
*を@にして送信下さい。
メールご返答お待ちしております(^o^)丿

それでは、また次回。







【最後にお知らせ】
私(潟Cンタフェース代表 五十嵐仁)の著書
リーダー必須の職場コミュニケーション61のスキル」(セルバ出版)、2018年4月に発売され、お陰様で一昨年1月末に増刷、昨年1月10日に第三刷、そして今年2月1日で第四刷となりました。全国大手書店、アマゾン他のネット書店で販売しております。

購入(左クリックする)前に、こちら「リーダー必須の職場コミュニケーション61のスキルの読み方」をご覧の上、ぜひリーダーとしての「いい仕事」をするためのコミュニケーションのヒントを手にしていただければ嬉しいです。



読まれたら、こちらも是非クリックお願いします。
にほんブログ村 経営ブログ マネジメントへにほんブログ村



読まれたらクリックお願いします。⇒にほんブログ村 経営ブログ マネジメントへ
にほんブログ村