2022年02月22日

【いい仕事をするために】No243:「学校で学んでおいた方が良かったこと➂『学ぶ意味と学び方』」

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「学校で学んでおいた方が良かったこと➂『学ぶ意味と学び方』」
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さて、今年最初のメルマガ(No236、1月4日号)のテーマは、「大人になって今思う、“学校で学べていたら”良かったこと、は何ですか?」(”学校で教わっていたら”でも”学校で習っていたら”でも結構です。)という質問でした。

この質問に私はこれ迄2つの回答をお伝えしました。

一つ目は、その号で私の答えとして述べた「問題解決の方法(考え方)」です。
「悩みの解決方法」ともいえるものです。

二つ目は、(No238、1月17日号)で述べた「『目的』、『目標』、『手段』の意味と関係を教えてもらい、『目的』を明確にして、『目標』を作ることの大切さを学べていたら良かった」、です。

そして、三つ目の私の答えは今号のテーマ「学ぶことの意味と学び方」です。

メルマガ読者の皆さんは学ぶことの意味は何だと思いますか?
言い換えると学ぶ目的と言えるものは何か、を考えることです。

実は、考えるまでもなく、私たちは生まれてからすぐに学び始めています。

誰が親なのか(自分を保護し、守ってくれる人)が分かって頼るという「刷り込み学習」
周りの人が話す言葉を聞いて学ぶ「言語学習」
それと同時に自分の感情表現する力を学習する。

というように、生きるための能力を身につけて行きます。
誕生から幼児までは「学習」というより「発達」という言葉の方がフィットするかもしれません。

少し話が横にそれてしまいましたが、これまでの学校(私が受けた頃)の授業では、教える−教わるということがほとんどだったように感じています。

しかし学ぶとは自からが主体的に行うことです。
教えるー教わるは学習のための手段の一つにしか過ぎないと私は思うのです。

私が思う学ぶことの意味は、一言で言うと、よりよく生きる、いい仕事をするために必要なことです。

そして学ぶための方法(学び方=学習能力を高める方法)で大事な3つの基本は、「自分の目標を設定すること」「目標に向けて行動すること」「自からを振り返ること(自からの思考や行動を客観的に認識すること)」です。

この3点セットで行うことです。

この3点セットは、私自身の研修でいつも参加者の皆さんに意識して、意図的にやっていただいていることです。

今回のテーマは、学校で学んでおいた方が良かったこと➂『学ぶ意味と学び方』でした。

「大人になって今思う、“学校で学べていたら”良かったこと、は何ですか?」という質問に対しての私の3つの答えは、全て私自身が学んでおきたかったことであり、そして今、社会人教育(企業研修)での基本として必要性を実感し、実践していることです。

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それでは、また次回。






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リーダー必須の職場コミュニケーション61のスキル」(セルバ出版)、2018年4月に発売され、お陰様で翌2019年1月末に増刷、一昨年1月10日に第三刷、そして昨年2月1日で第四刷となりました。全国大手書店、アマゾン他のネット書店で販売しております。

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2022年02月16日

【いい仕事をするために】No242:「人事評価を真に有効活用するために大事な3つのこと」

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「人事評価を真に有効活用するために大事な3つのこと」
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さて、今日のテーマは、先週2日間(こちらは集合研修)実施し、来週は半日(こちらはオンライン)で実施する「人事評価研修」と「人事評価制度」についてのことです。

1,2月は、年度末近くと言うこともあり、比較的人事評価研修の実施が多い時期です。

しかし、年度末で評価をするから人事評価研修をするのではなく、年度始めだから人事評価をするというのが適切なのです。
なぜかは後ほど述べます。

このメルマガ読者の皆様は、人事評価をする人(管理者)、人事評価を受ける人(社員、職員)どちらもいらっしゃいます。

実際は全員人事評価をする人なのです。
最近の各社(各組織)の人事評価のほとんどは「自己評価」があります。

その意味では、「被評価者」という表現は適切ではなく「評価対象者」であり、自から仕事に取り組み、そして自からを評価する人(=主役)なのです。

ということもあって、最近は管理者と一般社員(職員)の両方を対象にして同時に人事評価研修をすることも多く、先週2日間の研修も午前、午後1回ずつそれぞれ管理職と一般職員を対象に2回ずつ実施しました。

今日のテーマについて3つのことを述べます。

一つ目は、人事評価は期末の評価より、期初の適切で妥当な内容と本人が取り組みたくなる目標設定ができることが大切なのです。

二つ目は、その設定した目標達成のための行動計画を具体的に作成することです。

そして、三つ目は、その計画の実践でうまくいっていること、うまくいっていないことを細かに振り返り、見直して次の手を打つ(修正、改善する)ことです。

そして以上の3つについて、本人(評価対象者=主役)と上司(指導支援する人)が相談しながら進めていくことです。

これをしないで期末の評価を人事評価の評価基準や評価項目だけを眺めてやるからうまくいかないのです。

被評価者ではなく、評価対象者であり仕事で成果を上げる(目標達成に取り組む人=主役)と考えて「人事評価制度」の実践活用を見直してみてください


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2022年02月07日

【いい仕事をするために】No241:「仕事の『相談』は減った方がいいの、増える方がいいの?」

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「仕事の『相談』は減った方がいいの、増える方がいいの?」
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前回の「若手社員に相手(周囲)に関心を持って貰えるようにするにはどのような指導方法がいいのでしょうか」と言う質問とその答え(5つのヒント)はいかがでしたでしょうか。

6つ目のヒント(あなた自身の答え)は何か出て来ましたでしょうか。
どちらにしても実際に役立つ答えは自分でやってみようと思い、実際にやってみたこととなります。

さて、前回の質問は、もともとは職場での若手社員の「報連相」がよくない問題でした。
先週は、その報連相の中で「相談」に焦点をあてた「問題解決!関係が深まる『相談力』活用セミナー」を担当しました。

そのセミナーのキーポイントとセミナーを実施する中で考えたことをお伝えします。


相談には「相談をする」ことで自分がいい仕事できるようになるための「相談活用力(うまく相談する力)」と相談に乗ってあげて、相談してきた人に役立つ成果をつくることができる「相談対応力(相談に応える力)」の2つからなります。

いつものように私のセミナーや研修では、直ぐ相談の仕方(手段方法)を教えるのではなく、相談の意味・目的から考えます。

実は、相談という言葉は、結構いろいろな意味があるのです。

皆さん、相談と言うとどんな意味、どんなイメージを持ちますか?

私の研修では、相談とは「一人で困ったことがあったらアドバイスをもらう」とお伝えします。
これは、仕事を始めたばかりの新人や新しい部署に異動した時の相談です。

しかし、この相談の意味だけでは、一人で困る事がなくなれば(仕事を覚えたり、スキルアップしたら)相談は少なくなった方がいい、となってしまいます。

実際には、仕事は同じことの繰り返しではなく、新たな仕事も出て来ます。
経験したことのない問題も発生したり、会社の事業や組織も変わる中では課題も尽きることはありません。


もう一つの相談の意味は「二人以上でより良い問題解決をする、効果的な課題達成を図ること」です(これを『相乗効果』といいます)。

この意味では、一人で自分の頭だけを使って仕事をするのではなく、積極的に他者から情報や経験、知恵を貸してもらう、また一緒に考えることとなり、仕事とその成果のレベルアップが図れます。

職場の上司先輩、同僚、部下後輩は、マネジメント(いい仕事の進め方)においては、大いに活用すべきリソースです。
相談によるマネジメント(相談で人的リソースを活用するマネジメント)を意図的にするのです。

そのようなことを改めて確認しながらセミナーを進めて行く中で考え始めたことがあります。

それは相談活用力と言う相談する側(相談者)が、相談の主人公(「相談」はするかしないかは、相談者が決めるから)とセミナーで言っていたのですが、相談事は、相談をしていく中で変わっていくこともあると思い始めたのです。

部下(相談者)が上司(相談相手)に相談していく中で、その相談事に関して、相談相手であった上司が、部下の考えを聞きたいとなると相談関係がかわることもあります。

また、相談事が広がって共通のテーマが相談事になったら、お互いが相談者であり、相談相手となります。

お互いが相手を活用するという二つ目の「相乗効果」の意味からは、積極的に相談しよう、相談し合える関係づくり、職場をつくっていこう、となるのです。

相談は一方向のアドバイスではなく、双方向の知恵の創造と言うように感じてきました。

という所で、今回は終わりとします。


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それでは、また次回。






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