2010年07月30日

『意見リーダーと質問リーダー』〜管理者研修の学びから

今日(7月30日)まで、2泊3日のH電力の技術系部門の管理者研修を担当しました(帰りのJR車中でアップ)。

今年で6年目になる「アクションラーニング(AL:質問会議)」を活用した、管理者対象の現実の問題解決研修です。

参加者10名、で全道の支店、営業所から集まった課長、副長クラス。
2つのグループで、メンバー5名がそれぞれの職場や業務での重要課題を提示して、質問中心のミーティングで「本質的な問題」を探求し、その上で課題解決のための目標設定と行動計画を検討し、作成しました。

「質問から始める会議」に最初は、少しとまどいもありましたが、さすが管理者のメンバーで、次第に質問を良く出るようになり、進め方の手順もマスターして、熱心に取組んでいました。

問題の本質(本質的な問題の定義)のステップでは、提示した問題から深く探求して、問題提示者には“ハッ”とした気づきや発見もあり、難しくもあり、楽しくもあった3日間のようでした。

同じく質問を活用するコーチングは1対1の対話が中心ですが、AL(質問会議)はチームで相互に質問することが大きな違いです。

『コーチングの次なるステップ「アクションラーニング」とは』


今回の研修から、新しく「意見リーダーと質問リーダー」の資料を作成し、最後のまとめに配布しました。質問会議セッションでの体験から、この考え方がかなり腑に落ちていたようです。

※「意見リーダー質問リーダー」jについては、こちらご参照。
 参考図書『「チーム脳」のつくり方』

これからの管理者は、自分の頭を使うマネジメントから、チーム力(チームメンバーの脳力)を発揮させるマネジメントへのシフトが効果的なようです。


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posted by igajin at 15:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 社員研修の現場から | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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