ある販売会社で、毎年、新任(昇格後)管理職の研修とその翌年(半年後)にフォローアップの研修実施しています。この研修も来期5年目に入ります。2年前から、研修後その会社の研修担当の次長さんが各社(グループ数社で実施)を回りながら、研修成果を高めるようにフォローアップの三者面談(研修参加者とその上司〜部長、本部長クラスと次長さん)を実施しています。
来期研修の日程や概要を打ち合わせた後で、「フォローアップで回られて、いかがですか?」と伺ったら、非常に研修後変わった、その店長さんの販売店の部下も業績がアップした例がある、という話。
その店長さんは、研修後、たくさんやろうと思っても結果が出ないだろうと思ってある一つのことだけをやったというのです。そのやった〇〇〇は、何だと思いますか?
その店長さん自身は営業担当で非常に成果を上げていたのですが、マネージャーとしてそこそこであったようです。
やった〇〇〇自体は、やろうと思えば誰でもできることで、知識やスキルはあまり必要ありません。しかし、それを徹底してやり続けることは、簡単ではないかもしれません。
しかし、その店長さん〇〇〇をやり続けることで、販売店の雰囲気が変わり、トラブルも減少し、部下の業績(売上)もアップしたのだそうです。
そろそろ、〇〇〇の中身をお伝えしましょう。
その店長さんがやったことは、
「部下の話に口を挟まないで、最後まで聞く」ということでした。
しかも、話が終わってから「それで終わりか、他に何かないか?」と必ず確認した、のです。
そのことで、それ以前と何が変わったかと言うと、部下が寄ってくるようになった。
以前は問題が発生して大きくなってから、言ってきたが、今は問題になる前に報告があるようになった。
職場の雰囲気も明るくなった。
その会社の取締役も、彼の実践を非常に評価しているそうです。
「フォローアップをしていて、その他には何か感じたことありましたか?」
と次長に訊きました。
「実際には、研修参加者の7割位は、研修で作成した行動計画を忘れたり、意識してないのが現実です」(+_+)
読まれたらクリックお願いします。⇒
