2015年12月01日

3人から学ぶ6rhpkf

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私の研修で最初に話すテーマの一つに、「3人から学ぶ」があります。

この研修は、教わる・教える研修と言うより、学ぶ研修です。

教えるとなると主語は?(…「講師」とか「先生」とか声が上がります)
学ぶとなると主語は? (…「受講者」、「参加メンバー」と反応。

「そうですね、つまり参加された皆さん『ご自身ですね』」)

そして研修シートで、以下のように3つの記入欄をつくって、問いかけます。
さて、この研修では何から、誰から学ぶのかを、3人から学ぶ方式で行きます。さあ、次の3つの〔     〕に入るのは何でしょうか?・・・「研修で誰から学ぶのか、です。ヒントは、この研修会場にいる人です。」と訊きます。

〔     〕から学ぶ
〔     〕から学ぶ
〔     〕から学ぶ

時々(講師の話をよく聞いていないのか)「上司から」、「先輩から」、「お客様から」など、
の回答があります。

「そうではなくて、この会場にいる人です」
というと「他の人(研修の参加者)から」等の声が上がり、次には「講師から」(この声が出てこない時には、問いかけた参加者の眼をじっと見て、「さあ、誰ですか?」ともう一度訊くと、「先生から」と出てきます)。

「他には?」と問いかけ、答えがないと、「他に誰がいますか?」と訊くと、「自分です」と答えが出てきます。「そうですね「自分自身」ですね。」

「ところで、「自分自身から学ぶ」とはどんなことでしょうか?」

「自分自身の経験から」、「自分自身を振り返る」、「自分で自分の答えを探す」と言うようなことを
答えてもらいます。

受動的な教わる研修ではなく、能動的に「学び合う」研修。

その次には研修参加の自己目的を考えて、書いてもらいます。

この「自己目的」は、自分自身がこの研修で学びたいこと、解決のヒントを得たいこと、参加してよかったと思えること、等を書いてもらいます。

この「自己目的」を具体的に書ける人が、実際に役立つ学びを持って帰れる人です。

この「自己目的」の達成度合いや具体的な学び得たことを、研修の最後にふり返ります。
人は自分が関心のあるもの、意識していること、問題とおもうことについて、一番学ぶものです。



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posted by igajin at 20:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 社員研修の現場から | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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