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【いい仕事をするために〜マネジメント実践のヒント】No:5
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前号の【今日のヒント】は、『問題解決は「解決ゴール」を先に決める』でした。
さて、問題の「解決ゴール(解決した姿・状態)」が明確になったら、次に何をすればいいのでしょうか?それが今号のヒントです。
【今日のヒント】『「解決リソースを探す、見つける』
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仕事・職場の問題解決のヒントその2は『解決リソースを探す、見つける』です。
『解決リソース』とは、問題解決を進めるために役立つこと、活用できること、解決策のヒントになること(人、モノ、情報、経験、ノウハウ、等)です。
具体的な事例で考えていきましょう。
前回あげた研修の中で参加者が挙げた問題、
●伝達事項が末端まで伝わらない!
●作業指示通り部下が動いてくれない
●どこまで言わないと伝わらないのか!・・・・
要は、部下に指示・伝達が確実に伝わっていないという問題です。
早速「どうなっていたらいいのですか?」「目指す理想の姿は?」と質問して、解決ゴールを研修参加メンバーに決めてもらいました。
その結果「指示したことが確実に伝わっていて実行されている」となりました。
さて、今日のヒント「解決リソース」を見つけるために、次の質問をします。
「解決ゴールの状態に少しでも近いこと(人、場合)、またできていること(人、場合)は、どんなこと(人、場合)がありますか(ありましたか)?」
実際に、質問してみたら、次のような答えが返ってきました。
⇒「自分と意識していることが同じ人には伝わっていることが多い」
「質問や確認してくる人には伝わっていることが多い」
「余裕がある時には、指示した後相手の顔をよく観ることができ、分かっていないと感じて、もう少し詳しく話すことで、伝わった」
次にまた別な解決リソースを訊く質問です。
「その他。解決ゴールに近づくために、役立ちそうなことや活用できること、ヒントになることには、どんなことがありますか?」
⇒「1回指示をした後に、やっていることの様子を見ると、伝わっているか、いないかが分かる」
「『どう進んでいる?』と。こちらから声をかけると、分かっていないことを確認、相談に来る」
どうでしょうか、解決に少しでも近い状態、又はうまくいっていること、その他役立ちそうなこと、活用できることに関する経験、情報、事例等が出てくると、今後どうしたらいいかが見えてくる気がしませんか?
問題解決を進めるには、「解決ゴール」を明確にして、その状態に少しでも近い、出来ていること、解決に役立つことを探していくと、具体的な解決策が浮かんでくるのです。
「解決リソース」を見つける実践のヒントのおまけ:
うまくいっている時とそうでない時の違い、できている人とできていない人との違いを探すと、「解決リソース」が結構見えてきます。
それでは、「解決リソース」から解決の具体策、行動を決める方法については、次号で!
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2017年09月04日
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