2018年05月25日

組織における『相談力』を活かす3〜「相談は何のためにするのか」

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昨年(2017年)11月から、「開発こうほう」誌に不定期で掲載の「組織における『相談力』を活かす』を、同誌の許可を得てブログに転載致します。今回は第3回「相談は何のためにするのか」(2018年5月号)
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『相談力』を活かす3回目となる今回のテーマは、「相談は何のためにするのか」です。相談の目的、何を求めて相談するのかを考えます。

新人だった頃のことを思い出してみましょう。どんな相談をしていましたか。

社会人になって、仕事を覚えるため、また職場に慣れるために、教わったことや学んだことをまずはやってみる、そんな日々の繰り返しだったと思います。

初めてのことばかりで失敗したり、どうしたらいいか分からなくて迷ったり、不安になったこともあったと思います。そんな時、身近な上司先輩に、困っていることを相談したのではないでしょうか。


相談をする目的(何のためにするのか、相談をして得たい結果は何か、相談する動機や意図、等)は様々なものがあるでしょう。以下に、考えられる相談の目的をいくつか挙げてみます(《 》内は得たいこと)。

@)仕事で分からないこと(知識、情報等)を質問する相談
 《情報を得る》

A)仕事で自分一人ではどう進めたらいいかが分からなくて相談する 《アドバイスを貰う》

B)そもそもまったくどうしたらいいか分からないので相談する 《未経験の新しい仕事や案件で、経験者や専門家に取り組みの方向性をきく》

C)自分で考えたことを整理・確認するために相談する
 《考えを整理し明確にする》

D)自分の提案や解決策をさらに良いものにするために相談する 《一緒に考えてもらいよい解決策を得る》

E)悩みや不安を何とかしたい相談
 《ストレス解消、気持ちの問題解消》

最後E)の相談は、仕事そのものの相談というよりは、カウンセリング的傾聴が必要なものです。悩みや不安が積み重なっていくと、しまいには、自分はこの仕事(会社)に向いているだろうか、というキャリア・生き方の問題になったり、またメンタルな問題へ至ることもある大事な相談です。

仕事の面では、@)からD)までの目的が多いでしょう。このような相談を活用することで仕事が進み、一人ではできない大きな仕事、問題解決もできるようになります。


新人の頃の相談から、目的を段階的に考えて、次の4つの相談に整理します(⇒相談の動機・意図)。

1.「知らないことをきく相談」(専門用語、知識、スキルについての質問)⇒知りたい

2.「どうしましょうか相談」(どのように進めたらいいか一人で分からない相談)⇒アドバイスがほしい

3.「こうしましょうか相談」(こうしたらという自分の意見を持っている相談)⇒理解してほしい

4.「もっとこうしたらいいのでは相談」(自分の提案・解決策を進めたい相談)⇒承認し・支援してほしい

もちろん、実際には、相談する人によって、また相談する内容によって、相談する意図・目的は様々なものがあるでしょう。何のために相談するのかを本人自身が明確にして相談することが、相談で成果を得るために重要なポイントとなります。


さて今回は、相談する側からみた「相談」の目的、そしてその目的から相談の4つの段階という整理をしてきました。

次回は「相談を受ける側」の視点も加えて『2つの相談力(相談を活用する力/相談に対応する力)』のテーマで考えていきます。


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posted by igajin at 00:00| Comment(0) | 相談によるマネジメント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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