2019年04月09日

組織における『相談力』を活かす4〜「2つの相談力:相談する力/受ける力」

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一昨年(2017年)11月から、「開発こうほう」誌に不定期で掲載の「組織における『相談力』を活かす』を、同誌の許可を得てブログに転載致します。今回は第4回「相談は何のためにするのか」(2018年7月号)
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相談力を活かす4回目、今回のテーマは、
「2つの相談力:相談する力/受ける力」です。

相談は、相談をする(相談者)と相談をされる(相談を受ける人)の2つの立場から成り、それに対応して2つの「相談力」があります。
@相談をする⇒相談に乗ってもらい、メリットを得る。
A相談を受ける⇒相談に乗ることで、相手を支援する。
前者を「相談活用力」、後者を「相談対応力」とします。

この2つの「相談力」のコミュニケーションスキルとポイントを整理してみましょう。

相談をする人の「相談活用力」は、以下の3つがポイント。

@)相談する前に自分自身の相談する目的と成果(相談した結
 果何を得たいのか、何が分かればいいのか、何が進めばいい
 のか、等)を明確にしておくこと。
A)整理した相談内容を、相談する相手に分かりやすく伝える
 こと。
B)相談相手が、伝えてきたアドバイスや支援内容の理解し、
 確認・把握すること。

以上の3つのポイントで、必要なコミュニケーションスキルが、A)では「伝える力(説明力)」B)では「傾聴力」「質問力」です。

次に、相談を受ける人の「相談対応力」のポイントは、以下の3つとなります。

@)傾聴力:相手の相談の目的と相談内容を相手の立場、視点
 から、聴き理解すること
A)質問力:こちらの理解したことを確認し、相手の考えを共
 有し、さらには、相手の考えを整理する、引き出す等のため
 に効果的な質問ができること
B)伝える力(応答力):相手の目的・意図(要望、期待や求
 める成果)に合わせて必要なアドバイス・支援等の対応がで
 きること

上述した通りで「相談活用力」と「相談対応力」のどちらでも「傾聴力」「質問力」「伝える力(説明力/応答力)」の3つのコミュニケーションスキルが基本となります。

同じ伝える力でも、相談活用力では「説明力」として、相談対応力では「応答力」としたのは、相談対応では、単に自分の考えを言うだけではなく、あくまでも相談者の求めに応じたアドバイス、解決のヒント、参考になる考え方、等を答えることが大事だからです。

そして、円滑な相談をするためには、双方の「傾聴力」そして効果的な「質問力」が不可欠です。十分な相互理解と相談ごとについての共有化がされないと得るものが少ない相談になってしまいます。

前回(第3回)で述べた4つの相談に対しての相談対応力は、以下のようになります。

1.「知らないことをきく相談」
  ⇒知りたいことについて「回答」する相談対応力
2.「どうしましょうか相談」
  ⇒わからないことについて「教示」する相談対応力
3.「こうしましょうか相談」
  ⇒相手の意見を高めるための「助言・支援」の相談対応力
4.「もっとこうしたらいいのでは相談」
  ⇒さらに良い解決策を「対話・共有化」を通して一緒に
   作り出す相談対応力

2つの相談力について、読者の皆さま、振り返ってみていかがでしたでしょうか?
次回は、「報告・連絡」と「相談」の関係から職場コミュニケーションの秘訣を探ります。



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posted by igajin at 22:27| Comment(0) | 相談によるマネジメント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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