2020年04月07日

【いい仕事をするために〜学びを活かす、分かち合う】No131

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今日のテーマ:
『職場の報連相(報告・連絡・相談)とは何ですか?』

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こんにちは。
インタフェース五十嵐仁です。

今月は『新入社員へ仕事の基本と上司・先輩の指導支援』シリーズです。以下、今日のテーマ本文(新人へのメッセージ)
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今日のテーマは『職場の報連相(報告・連絡・相談)って何ですか?』です。

ワンポイントは『報連相は、職場でのいい仕事の進め方のOS』です。

皆さん、「報告とは何ですか?何のために、どのような時にするのですか?」と聞かれたら、すぐ明確に答えることができますか(同じく「連絡」、「相談」についても、いかがですか)。

他には、「報告と連絡とはどう違うのですか?」という質問には、どう答えますか。


研修でこの質問をすると。「報告」は過去のこと(終わったこと)を伝える、「連絡」は、進行中のこと、これからの事を伝える、「相談」は、分からないことを教えてもらう、等の答えが返ってきます。

この答えで、職場でいいしごとをするための「報告・連絡・相談」ができますでしょうか。


私の研修では、以下のように「報告・連絡・相談」を意味づけています。

●「報告」:報告とは「指示・依頼に対してその事項を実施し
 て、完了した結果を指示・依頼者に伝えること」。

 さらに「職場で自分が担当する業務の結果・状況を管理責任
 者である上司へ伝えること」

・報告のキーワードは「義務」(必ずすべきこと)+α

●「連絡」:連絡とは、「職場でお互いが仕事に必要な情報を
 共有化すること」

・連絡のキーワードは「共有化」で、伝えたことが相手に伝わ
 ったことを確認して、初めて連絡が完了

●「相談」:相談とは、「一人で困ったら他者からアドバイス
 をもらうこと」
さらに「二人以上でより良い問題解決をする
 こと」

・相談のキーワードは「相乗効果(シナジー)」


このような「報告・連絡・相談」の意味や目的を理解することは、新入社員の皆さん一人一人だけではなく、職場の全員がこの意味をしっかりと理解することが必要なのです。

今日のワンポイント、『報連相は、職場でのいい仕事の進め方のOS』のOSとは、「全員が共通して行う、仕事の進め方となっていること」という意味です。

まずは、新人の皆さんがここで学んだ「報連相」の基本をしっかりと身に付け実践していきましょう。

具体的な実践ポイントは、次号から述べていきます。
(今回は、その実践ポイントを整理して「指示の受け方・報告・連絡・相談」3段階レベル表をオマケにつけておきます)

※本ブログは、弊社配信のメルマガと連動しています。ブログ読者で「3段階レベル表」をご希望の方は、igaj*interface-h.co.jp(*は@に置き換えて)宛、ご所属(会社名など)とご氏名、明記のうえでご連絡下さい。

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〔上司・先輩の皆さまへ〕

「報告・連絡・相談」の意味・目的は、明確に掴まれていましたか。(※)

この新人向け本文は、実際に私が新人研修でお伝えしている内容です。
この「報告・連絡・相談」の意味・目的を職場で、組織でも共有することが重要だと認識されている会社では、同じ内容を管理者や中堅社員研修で実施しています。

さらに大事なことをお伝えします。
「報連相」は、仕事をする人の個人的なスキルというだけではなく、職場(組織)全員で行う仕事に必要なコミュニケーション、いい仕事の進め方なのです(これが「OS」という意味です)

「報連相」とは何ぞや?と聞かれたら、全員が同じ意味の答え(多少の表現の違いはあっても)が言えて、それを意識して実践しているという状態を目指すのです。


部下が上司にするだけではなく、組織内で上下左右ナナメも含め、組織のメンバーが必要な人と必要な時に、相互に行うことです。

そして上司は、職場で、本文で述べてきた報連相がうまく回っている様にする、そのような職場をつくることがマネジメントとして重要なことなのです。


【大事なお知らせ】

●ここで述べた「報連相」(※)の考え方は、一般社団法人日本報連相センター(略称:NHC)が提唱している『真・報連相』に基づくものです(一部は私の考えも入れております)。

ご関心のある方は以下の公式サイトをご覧下さい。
http://www.nhc.jp.net/







【最後にお知らせ】
私(潟Cンタフェース代表 五十嵐仁)の著書
リーダー必須の職場コミュニケーション61のスキル」(セルバ出版)、一昨年4月に発売され、お陰様で昨年1月末に増刷、今年1月10日に第三刷となりました。全国大手書店、アマゾン他のネット書店で販売しております。

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posted by igajin at 00:00| Comment(0) | 教える、学ぶ、支援する | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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