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今日のテーマ:『指示の受け方と報告の仕方、実践ポイント』
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こんにちは。
インタフェース五十嵐仁です。
今月は『新入社員へ仕事の基本と上司・先輩の指導支援』シリーズです。以下、今日のテーマ本文(新人へのメッセージ)
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今日のテーマは『指示の受け方と報告の仕方、実践ポイント』です。
ワンポイントは「『ハイ!わかりました』が、本当の良い返事になるようにしよう!」。
皆さんには、前回「報告・連絡・相談」の意味、目的をお伝えしました。
フロク(参考資料)の「指示の受け方・報告・連絡・相談」3段階レベル表で、「指示の受け方」の意味もご理解いただけましたか。
少し補足説明をします。
●「指示の受け方」:指示・依頼の目的を共有し、明確にして、仕事ができる受け方をすることです。
さらに言うと「自分の役割や任された仕事の職場や組織での位置付けを明確に理解しよう」です。
・「指示の受け方」のキーワードは「指示・依頼は仕事の出発点」です。
指示を間違って受け止めると、あらぬ方向へ行ってしまうワケです。
今回のワンポイント「『ハイ!わかりました』が、本当の良い返事になるようにしよう!」の意味を考えてみよう。
普通には、「ハイ!わかりました」は、いい返事の言葉と思われるでしょう。
それは言葉としては、その通りなのですが、そう言ったからには、自分の胸に手を当てて『(自分は、その指示や説明を聞いて)本当に分かっているのか?』と自問自答しよう!というアドバイスです。
ですから、上司・先輩の言葉は耳に入ってきたが、その意味する所や目的・意図が分からないのに安易に「ハイ!わかりました」と言い切っていしまわない、ということです。
■指示の受け方の実践ポイント(初級レベル:新人が即実行)は、以下の3項目
@指示を受ける際にしっかりメモをとろう
A疑問点や不明な点は理解できる迄質問しよう
B5W3Hを活用して、要点を復唱・確認しましょう
※5W3Hは、報告・連絡・相談の全てにおいて活用しよう
引き続き、まして「報告」
■報告の実践ポイント(初級レベル:新人が即実行)は、以下の3項目
@仕事(指示・依頼案件)が終了したら、直ちに指示・依頼人(元)に直接報告しよう
A前置きは短く、結果、経過の順で報告しよう
B事実と考え(意見・推測)を区別し報告しよう
C悪い(マイナス)状況は直ちに上司・先輩、関係者に報告(連絡・相談)しよう
以上は、新人が職場では意識して、すぐ実践し、習慣化することです。
明日は、「連絡」です。
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〔上司・先輩の皆さまへ〕
今回のワンポイント「『ハイ!わかりました』が、本当の良い返事になるようにしよう!」の基になったのは、私の最初に勤めた会社R社の同期の言葉『男のハイは死んでもハイ』です。
彼は同期の中でも出世がトップで、課長、部長、事業部長に。
その彼は、現在東京銀座にある人材紹介会社の社長。
在職中に出した本の名前が『部下を納得・共感・発奮させる"上役革命"「バカな部・課長につける薬」(東洋経済新報社 1992年3月5日 発行)。
彼の会社のHPでその本の内容全編をオープンにしています。
『男のハイは死んでもハイ』の言葉が記載されている同書の第一章は、以下のサイトでご覧下さい。
https://www.elite-network.co.jp/company/publicity/bakana01.html
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