2020年04月10日

【いい仕事をするために〜学びを活かす、分かち合う】No134

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今日のテーマ:『「相談」で自分を活かし、自分を伸ばす』
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こんにちは。
インタフェース五十嵐仁です。

今月は『新入社員へ仕事の基本と上司・先輩の指導支援』シリーズです。以下、今日のテーマ本文(新人へのメッセージ)
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さて、今日のテーマは
『「相談」で自分を活かし、自分を伸ばす』。

ワンポイントは「『相談』は自分発のコミュニケーション」。


まず、復習となりますが本ブログNo131で既にお伝えした
「相談」の意味・目的は以下の通りです。

●「相談」:相談とは「一人で困ったら他者からアドバイス
 をもらうこと」
さらに「二人以上でより良い問題解決をする
 こと」
・相談のキーワードは「相乗効果(シナジー)」


■相談の実践ポイント(初級レベル:新人が即実行)は、以下の4項目

@一人で悩まず、「どうしましょうか」と上司・先輩にこまめ
 に相談している
A相談する際は、話す内容や順序を整理している
B相談した人に対する結果報告を必ず行い、感謝の気持ちも
 伝えている
C自分の都合だけではなく、相手の状況(時間、場所、場面)
 に配慮して相談している


以上は、新人が職場では識して、すぐ実践し、習慣化することです。
(ブログNo131の参考資料「3段階のレベル表」ご参照)

※本ブログは、弊社配信のメルマガと連動しています。
ブログ読者で「3段階レベル表」をご希望の方は、igaj*interface-h.co.jp(*は@に置き換えて)宛、ご所属(会社名など)とご氏名、明記のうえでご連絡下さい。


少し補足説明します。

@の一人で悩み過ぎず、コマメに相談をすることが大事なのは、ワンポイントの「『相談』は自分発のコミュニケーション」の意味する所の一つです。

指示・依頼は上司・先輩から来ます。
「報告」は、その指・依頼に対してすべきことですから、指示や任されたことについての義務です。
「連絡」は、必要な情報を必要な人へ伝え、共有化することです。

どちらも、自分がするかしないかではなく、“する”もの、
“する必要”があるもの
なのです。

それに対して「相談」は、するかしないかは自分が決めます
これが『自分発』と言う意味です。


職場の上司・先輩も様々です。よく声をかけてくれる人もいるでしょう、しかし忙しい中では気にしていても、なかなか「大丈夫か」と声をかけてくれる余裕もないかもしれません。

そのような中で、「相談」は、自ら「少しお時間よろしいでしょうか?」とこちらから声をかけてするものなのです。

新人の内はわからないことだらけです。
今のうちに、上司・先輩にどんどん質問、相談して、たくさん学ぶのです

とはいえ、Aの相手にとって分かりやすい相談であるようには心掛けましょう。


ポイントとしては、以下の3つ
(1)説明する自分が、状況を整理してよく理解する
(2)分かりやすい工夫をする
(3)相手の理解度を測りながら、それに応じた説明をする



そして、BとC.中でもBをしっかりとすることです。

相談した時に「感謝の気持ち」を言葉にして、相談の後(アドバイスなどを実行してから)に報告とありがとうございます、を言う。

これをすれば、上司・先輩とのよい関係をつくることができ、積極的に相談にのってくれるようになります。

積極的に「相談」をすることで、一人で困ることなく、悩みの解決はもとより、上司・先輩の経験や知恵から学び、いい仕事をするための方法や解決策も得られます。

「相談」は自分発の主体的なコミュニケーション、『「相談」で自分を活かし、伸ばす』ことができるのです。

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〔上司・先輩の皆さまへ〕

相談の実践ポイント(初級レベル:新人が即実行)4項目はもちろん上司・先輩の皆さまは大丈夫ですね。

時々、中堅社員研修では、この内のBはあまり意識していない、アドバイスを貰ってその場で「ありがとうございます」は言っているが、その後の報告はしていなかった、という振り返りをよく聞くことがあります。


さて、上司・先輩の皆さまには、相談の仕方は、新人に沿指導するポイントとして大切ですが、それ以上に「相談の受け方」が重要です。

相談の受け方の5つのポイントは、以下の通りです。

1.【傾聴】相談をしてきた人の話を十分に傾聴する
2.【承認】相談事を確かにうけとめたよ、と言う気持ちを
  伝える
3.【質問】相談をしてきた相手の求めていること(問題と
  思っていること、相談してきた意図・目的)を明確にして
  共有するため、また相談してきた相手の意見や考えを訊く
4.【提案】指示命令ではなく、相手が決める選択肢としての
  アドバイス・提案をする
5.【確認】相談してきた相手の結論(何をするかの意思決
  定)を確認する


3月以前よりこのメルマガをお読みになっている皆さまには、No125『相談を受ける力:相談対応力の5つのポイント(手順)』でお伝えしています。

上記ブログもお時間のある時にご覧下さい。


それでは、「報連相」は今日で終え、来週は新しいテーマでお伝えして参ります。








【最後にお知らせ】
私(潟Cンタフェース代表 五十嵐仁)の著書
リーダー必須の職場コミュニケーション61のスキル」(セルバ出版)、一昨年4月に発売され、お陰様で昨年1月末に増刷、今年1月10日に第三刷となりました。全国大手書店、アマゾン他のネット書店で販売しております。

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posted by igajin at 00:00| Comment(0) | 教える、学ぶ、支援する | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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