========================================================================
今日のテーマ:
『仕事ができる人になるための2つの力+1とは何か?』
____________________________
こんにちは。
インタフェース五十嵐仁です。
今月は『新入社員へ仕事の基本と上司・先輩の指導支援』シリーズです。
会社の業種・事業内容や担当業務によって新人研修(集合研修)の期間や職場への配属時期も様々です。
入社して10日目(約2週間)。
今週からは、新人研修だけではなく、職場内研修や実際の業務場面も含めて教わり方、学び方についてお伝えします。
(上司・先輩に方にとっては職場での新人の学び方指導・支援に役立ちます)
今年は特に、集合研修の中止や期間縮小、分散実施等で、職場配属後の仕事の中での指導支援が大切になってきています。
以下、今日のテーマ本文(新人へのメッセージ)
*************************************************************************
今日のテーマは『仕事ができる人になるための2つの力+1とは何か?』です。
ワンポイントは、「質の高い専門性といい仕事の進め方+積極的な取り組み姿勢」。
皆さんは、新人研修が終わって職場に配属されると実際の仕事に就きます。
その担当する仕事は、部署によって様々です。担当業務(職種)も呼ばれるものです。
営業担当(営業職)、技術担当(技術職)、経理担当、製造担当、商品企画担当等々です。
その各担当業務(職種)で求められる知識・スキルはそれぞれ違います。
まずは、その職種の求める専門的な知識・スキルを身に付けることが必要となります。
「仕事ができる人になるための力(能力)」の一つ目は、その職種でちがう「専門性、専門能力」です。
一部の専門的資格の必要な業務(職種)や学校での専門科目が直結する職種もあります(例えば、薬剤師やITスキルの資格、自動車整備士、建築、土木や電気工事、等の技術系の仕事等です)。
学校で学んだことと直結しない担当業務(職種)に就く場合は、学んだことを活かしながら、入社して、一からその仕事の実務経験を通して、専門能力を学んでいくことになります。
ここで、一つだけ非常に大切なことを言っておきます。
この一つ目の力が、その仕事(職種)のプロになれるかどうかの一番の土台です。
この仕事では入社同期がいればその中で1番に、それ以上に先輩を含めてこの仕事で会社No1のプロになろう!と言う位の目標を目指す気持ちで、これから仕事を学んでください。
就職が決まり、(第一志望であったかどうかは別にして)今の会社に入った、というこれまでの人生における最後の目標を達成した今、次の目標をそれ位のレベルで持つかどうか、これが、あなたのこれからの仕事人生を大きく変えることになります。
「仕事ができる人になるための力(能力)」の2つ目は、1つ目の職種ごとの専門性・専門能力の違いに関係なく、どんな仕事に就いたとしても必要な共通の「いい仕事の進め方」です。
前回までお伝えした内容、新入社員研修で学ぶ仕事の基本、具体的には、職場でのマナー・コミュニケーション、報連相等がその内容です。
最後に+1、もう一つ大切なことが仕事や人への取り組み姿勢・態度です。
これは、一人ひとりが、自分自身の習慣的な言動・態度を振り返り、担当する仕事やその職場に適切かつ積極的な姿勢・態度として取り組めているかに気づく力であり、必要な新たな姿勢に自らが変容させていくことです。
仕事へのモチベーションや自分自身の仕事観、価値観とも密接につながるものです。
今回は、仕事ができる人になるためにはどんな力(能力・態度)が必要なのかを明確にしました。
仕事のできる人になるために、今回のワンポイント「質の高い専門性といい仕事の進め方+積極的な取り組み姿勢」の3つが全て必要なのです。
************************************************************************
〔上司・先輩の皆さまへ〕
今回のテーマについて、指導支援する前に、時間が有ればまずご自身の
「質の高い専門性」
「いい仕事の進め方」
「積極的な取り組み姿勢」
の3つを振り返ること、整理しておくことをお勧めします。
自分は、何についての「質の高い専門性」を持っているのか、そのレベルは、それはどの様にして習得したのか、またさらに向上させようとしているか。
自分は「いい仕事の進め方」(ご自身のコミュニケーション、報連相、仕事の段取り、時間管理等々)はどれ位のものか、特に強みは何か(新人の模範になるものは)、さらに何が必要か。
自分の「積極的な取り組み姿勢」。これについてはご自身で振り返りと共に、是非周囲の人(上司、同僚、部下・後輩、親しくしている関係者)に、「仕事に対しての取組みで自分の強みは何だと感じられますか?」等、問いかけてみて下さい
この2つの力+1(態度)のレベルがどれ位かで、あなたの指導力の大半は決まります。
次回以降も新人の「教わり方、学び方」のテーマで進めていきます。
裏を返せば、「教え方、学ばせ方」でもあります。
【最後にお知らせ】
私(潟Cンタフェース代表 五十嵐仁)の著書
「リーダー必須の職場コミュニケーション61のスキル
購入(左クリックする)前に、こちら「リーダー必須の職場コミュニケーション61のスキルの読み方」をご覧の上、ぜひリーダーとしての「いい仕事」をするためのコミュニケーションのヒントを手にしていただければ嬉しいです。
読まれたら、こちらも是非クリックお願いします。
⇒
