2020年04月15日

【いい仕事をするために〜学びを活かす、分かち合う】No137

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今日のテーマ:『仕事の学び方その1〜「まず聞こう」』
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こんにちは。
インタフェース五十嵐仁です。

今月は『新入社員へ仕事の基本と上司・先輩の指導支援』シリーズです。

以下、今日のテーマ本文(新人へのメッセージ)
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今日のテーマは『仕事の学び方その1〜「まず聞こう」』

ワンポイントは「3つのキクを意識して活用しよう!」

入社式の社長のお話しから始まって、新入社員研修では社外・社内の講師や配属先の上司。先輩からの指導、アドバイス、相談した時等で、たくさん話を聞く機会があります。

実際の仕事が始まってからも、社内での報連相はもとより、社外のお客様や取引先から話を聞くことを通して、仕事をして、仕事を覚えていきます。

ここでは、まだ新入社員の研修期間(集合研修や配属後の職場での指導も含めて)で学ぶために「聞く」ことについて考えていきます。


新入社員の皆さん、実は「キク」には3つあるのをご存知ですか?(突然カタカナになっています)

一つ目のキクは、既に何度も出ている「聞く」です。
この聞くは、相手の人が話している言葉や内容を耳でごく普通にキクことを意味しています。

二つ目のキクは、「聴く」です。
この聴くは、単に言葉が音として聞こえるというのではなく、意識して集中してキク、また話している相手をよく見て、その表情から言葉以外の事も読み取る、という意味がプラスされます。

三つ目のキクは、「訊く」です。
この訊くは、「分からないことがあれば、何でもきいてちょうだいのキク、つまり質問することです。

これまでこの3つのキクを意識したり、使い分けたりしてましたか?

もちろんこのような漢字で表すように区別して認識していなくても、普通に聞く、聞こえるから、音楽を聴く(感じ取る)、強く関心を持っている相手の話を真剣に聴く、そして分からないことを訊くことはしていたと思います。

これからは、意識的にこの3つのキクを活用することが必要です。


さて、効果的に学ぶための「聞き方」(ここでは3つのキクを合わせての聞く)に関して、後3つの実践ポイントをお伝えします。

1.基本の聞き方は、話す相手(の目、表情、動作等)をよく見ながら、相槌を打ちながら聞くこと

これはなぜかと言うと、相手に意識を向けて、聞いているという態度をとると自然に相手の話もよく聞けるからです。
そして相槌を打つなど相手に聞いていますよという反応を示して聞くことで、相手も話しやすくなり、こちらも聞きやすくなるのです。

2.キーワード(重要だと感じたこと、なるほどと思ったこと)や分からないことをメモしながら聞くこと

研修中などでは、多くてもメモ3割、聞くのに7割程度がいいでしょう。但し、学校でノートを取るように全てを書きとろうとする必要はありません。
重要だと思うことに絞りましょう。

3.質問をして聞く、聞いたら必ず質問をすること
これは3つのキクの3つ目「訊く」ことです。

最初のころは聞いたことを理解することで精一杯ということもあるでしょうが、できるだけ話を聞きながら、分かったこと、分からなかったことを明確にして(そのために必要最低限のメモをして)、話が終わったら「少し聞いてもいいですか?」といいながら質問することです。


さあ、意識して3つのキクを使い分け、前回の「自分が分かったことを知る」の裏返し「自分が何を分からなかったかを知ったら」質問をして、理解していきましょう!

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〔上司・先輩の皆さまへ〕

新入社員の聞き方の指導・支援も、指導する側として教える学び方のキーポイントになります。

また、「聞く」と「話す」はセットです。
教える側からすると、ただ話すのではなく、伝えることを意識して、しかも相手に分かるように伝えることが必要です。

そのためには、一方的に言葉を発するレベルではもちろん不十分です。
相手がしっかりと「聴く」と同じようにで、相手をよく見て、伝わっているかを確認しながらしっかりと話すのです。

そして、一方的に話して終わりではなく、「訊く」(質問して)ことで、相手の理解度、納得度を確認しましょう。







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posted by igajin at 00:00| Comment(0) | 教える、学ぶ、支援する | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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