2020年04月17日

【いい仕事をするために〜学びを活かす、分かち合う】No139

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今日のテーマ:『仕事の学び方その3〜「見る」』
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こんにちは。
インタフェース五十嵐仁です。

今月は『新入社員へ仕事の基本と上司・先輩の指導支援』シリーズです。

以下、今日のテーマ本文(新人へのメッセージ)
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今日のテーマは『仕事の学び方その3〜「見る」』です。

ワンポイントは「3つの“みる”を意識して活用しよう」

前回までで、研修期間中、職場に配属されて仕事をする中で学ぶための「聞く」「読む」についてお伝えしました。

今回は「見る」ことです。

研修で学ぶとき、職場で仕事を覚える上で「見る」場面は、いくつかあります。

話を聞きく時に、相手を見ること。
単に言葉を聞くだけではなく、相手の話に集中して、かつ相手をよく見て「聴く」こと。
会社の事業所(本社、支店、営業所、工場やお店、等)の施設や設備の見学をする。
具体的な仕事の実務、作業(PC操作から、機械・機器の操作、営業場面での対応等)を教えてもらうときに、見て覚える。

それぞれの場面、目的によって見る方法も変わってきます。


「みる」には、3つあります

一つ目は「見る」
モノや姿が目に入る、見えている。

二つ目は「視る」、見る対象を集中してみる。注視することです。
意識を向けて、しっかりと見る(焼き付ける)ことと言えます。

三つ目は「観る」、その対象や周囲を含めでさらによくみることです。
「観察する」の観るですから、全体も見るし、細かにも見る、そして変化も見る、というように注意深く、かつ客観的に見た上で何かを感じ取ることもできる位の見方です。

3つのみるは、3つのキクの中での「聞く」が「見る」に、「聴く」が「視る」と「観る」の両方にあたります。

ちなみに英語の表現では、
見るがSee、視るがLook、観るがWatchに当たるようです。
キクの方は、聞くがHear、聴くがListen、訊くがAskとなります。


聞いた話を他の人に的確に伝える(教える)ためには、よく聴いて、さらに理解するために訊くことが必要になります。

同じように、見た事ことを人に正確に伝えるためには、よく視て、さらに観ることが必要になります。

これまで皆さんがやってこられたスポーツや音楽(楽器演奏や歌)その他の様々な習い事は、全てこの意識的な「視る・観る」、「聴く」そして「訊く」ことを意識することによって、身に付けられたのだと思います。

聞いたこと、見たことを覚えてしかも身に付けるため、つまり学習するためには、学ぶ目的・目標を明確にして、意識して「聴いて」、「訊く」こと、そして「視て」、「観る」ことです。

何も意識しないで「見たり、聞いたり」していると、チコちゃんに「ボーっと生きてんじゃねーよ!」と叱られますよ!


この『仕事の学び方』はその5まで。来週は「やってみる」と「振り返る」です。

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〔上司・先輩の皆さまへ〕

今回の3つのみる「見る」・「視る」・「観る」は、今回の『新入社員へ仕事の基本と上司・先輩の指導支援』シリーズ第1回(No126)の『職場で最初にすることは何ですか?〜その1「挨拶」』とつながるのです。

上司が「挨拶」する目的の一つに、職場のメンバーの調子(様子や元気度合)をよく「観る」ことがあります。

部下を見守るということは、ただ眺めている(見ている)ではなく、「視る」と「観る」があってこそできるものなのです。


上司・先輩へのワンポイントは「上司・先輩たるものはいつも部下・後輩から見られている(観られている)ことを常に意識していること!」です。

このワンポイントの意味・内容(どうとらえて、どう活かすのか)は、自問自答してみて下さい。








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posted by igajin at 00:00| Comment(0) | 教える、学ぶ、支援する | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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