2020年04月20日

【いい仕事をするために〜学びを活かす、分かち合う】No140

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今日のテーマ:『仕事の学び方その4〜「やってみる」』
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こんにちは。
インタフェース五十嵐仁です。

今月は『新入社員へ仕事の基本と上司・先輩の指導支援』シリーズです。

以下、今日のテーマ本文(新人へのメッセージ)
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今日のテーマは『仕事の学び方その4〜「やってみる」』。

ワンポイントは
『聞いて、読んで、見て、ポイント絞って「やってみる」』



前回までの仕事の学び方1〜3、「聞く(3つのキク)」「読む」「見る(3つのみる)」は、どれも情報をインプットして、「知る」、「わかる」ための学習方法(知識を得る、言葉だけではなく意味を理解する)です。

仕事は学校での勉強・学習と違って、「知って、わかった」だけでは終わりません。
その「知って、わかった」ことを自分が仕事で「できる」ようになることです。

そのためには、いうまでもなく「やってみる」と言うアウトプット(人に伝えるために話すこと、書くこと、実際に行動する、等)学習が必要です。


皆さんの入社した会社、その業種や担当業務(職種)によって、入社してから実際の仕事をする、「やってみる」までの期間は様々でしょう。

専門的な知識が必要な仕事(医薬品関係や技術系の職種)ではかなり、期間が長いでしょうし、営業・小売りサービス関係でも扱う商品、提供するサービスによって期間もちがいます。
また、研修期間中でも部分的な簡単な実務や実習をすることも「やってみる」になります。


仕事をやってみる、やって覚える・身に付けるときにポイントを5つにまとめました。

1.やってみる前に「よく見て・よく読んで・よく聞いて
 わかった」大事なポイントを最低一つ(多くても三つまで)
 明確にしておく
2.大事なポイントを意識してやってみる
3.やっている途中で、明らかに違っていると思ったら、
 すぐ確認する(途中で、確認できない場合には、その点
 を覚えておいて、終わったらすぐ確認する)
4.終わったらフィードバックを必ず受ける
5.質問して、最後は何が分かったかを口に出す(又はメモ
 しておく)



新入社員研修の期間中や配属されてまもなく迄は、うまくできたかどうかより、やってみて分かったこと、気づいたことの方が大事なのです。

もちろん、やってすぐできることは結構ですが、おそらくそれはまだまだ簡単なレベルまでしかやっていないからのことです。

できることはどんどんやって、次にさらに学ぶことができる経験(うまくいかないことや失敗経験)まで行きつきましょう。

そこからさらに成長できます。

担当業務においては、ミスが許されない業務もあります。

そのためにもNo136でお伝えした「自分は何をわかったか」を知る(=「何をわかっていないのか」を明確にし、すぐ質問をする)こと。

前回までの「3つのキク」、「(目的を持って)読む」、「3つのみる」を活用して、ポイントを掴み、それを十分に意識すること

そして、自信をもって「やってみる」ことです。

後は、上司・先輩が見守ってくれています。

ミス・失敗したらどうするか?
それは次回のテーマです。

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〔上司・先輩の皆さまへ〕

今回の「やってみる」までに、これまでにお伝えした「聞く(聴く、訊く)」、「読む」、「見る(視る、観る)」を新人がきちんとできる様に指導しているかどうかが、この「やってみる」がうまくいくかどうかの肝です。

「やってみる」がうまくいって、自信を持って仕事を覚え、習得して伸びるのは、新人が確実に「知って」「分かって」が進むように上司・先輩が指導・支援することによって出来ることです。


大事なことは3つ。
@上司・先輩が、教える仕事(担当業務の個別の作業・実務)
 の目的を明確に、伝えたか。
A皆違う新人一人一人に(相手に関心を持って、意識を向け
 て)分かるように伝わったか。
B自分の教え方(話し方・伝え方・見せ方等)を常に振り返っ
 ているか。


教える仕事の「目的」、教えている新人「相手」、教えている自分自身「自己」という3つの視点から、「やってみる」がうまくいく指導・支援の方法を実践していって下さい。


実際に「やってもらう」時の指導ポイントは、新人にもお伝えしたように『ポイントを絞って「やってもらう」』ことです。
「やってもらう」時にたくさんことを一度に伝えても新人は全部できないものです。


最後に、新人が失敗やミスをすることは当然織り込み済みでの指導・支援(リカバリー、バックアップ)も忘れずに。








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posted by igajin at 00:00| Comment(0) | 教える、学ぶ、支援する | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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