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今日のテーマ
『あなたは報告される人ですか?「報告を受けるスキル」』
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こんにちは。
インタフェース五十嵐仁です。
いつもこのメルマガ(ブログ)をお読みいただき、ありがとうございます。
今日のテーマは
『あなたは報告される人ですか?「報告を受けるスキル」』
上司、リーダーであるあなたは、
「メンバーから、報告をよくされる人ですか?」。
上司、リーダーではない方へは、
「あなたは上司に、報告をよくする人ですか?」。
さあ、あなたの回答はいかがでしょうか。
もし、あまりされない(しない)と言う回答が出た場合には、どうしてなのか、そのままで良いのですか・・・とお聞きしたいですね。
報連相もコミュニケーションですから、双方向の情報共有化のやりとりです。
実は報告の前に何らかの指示(又は依頼)があるのです。
その返しが報告です。
そうなると指示の段階で、報告することについて触れておくことで、報告される可能性が高まります。
例えば、「では、この件は○○までに終えるようお願いします。終わり次第報告してくださいね。」、「この件、来週中に終えて、私に報告してくれる。」等です。
前回のメルマガで、報告は、『指示依頼されたことについて、完了したらその指示依頼元に結果を伝えること、及び担当業務について管理責任者である上司に状況を伝えること』と述べました。
さらに報告についての説明をプラスすると、指示(依頼)された仕事は、それを実施をしたことで完了ではなくて、指示(依頼)元に報告して初めて完了と言えるのです。
つまり、報告はしてもしなくても良いものではなく「義務」(すべきこと)なのです。
この意味を教えて、理解・納得を得ることができれば、報告されることが増えます。
部下が指示されたことを完了したら直ちに報告することで、上司は部下の仕事の結果や進捗状況、仕事ぶりが把握できるのです。
また、常に上司が部下の仕事状況を把握することで、次の手や部下の指導育成や改善事項、課題を把握できるのです。
ここまで読んだ上司、リーダーではない方は、必ず報告をすることの重要性は理解できましたね。
また、どのように報告をしたらいいか分からない方は、指示を受けた段階で、いつどのように報告をすればいいのか、確認しておくことが必要だとわかりましたね。
さらに言えば、報告は完了報告だけではありません。
中間報告という言葉があります。
終了後だけではなく、中間(途中)でも報告をした方がいい、又はすべき場合があります。
どんな場合でしょうか?指示する側、報告する側両方の視点で考えて見ましょう。
➀長い期間を要する仕事の場合(上部組織や上の上司の方針や指示に変更があった場合、上司が指示を変更することに気づいていない場合等に必要)
A途中で状況が変わった場合(外部環境の変化(取引先や顧客の要望、実施条件の変化、実施する側に別な緊急の仕事が発生した等)
B終了の目途がついた時に(次の仕事の指示を受けたり、準備ができたりする)
もう一つ「事前報告」があります。この言葉はあまり聞いたことがないかもしれませんね。
例えば、複数の仕事を頼まれて一度にスタートできない場合で、最初の仕事がすべて終わる前に、2番目の仕事に取り掛かる時に、「例のご依頼の2つ目の件、これから取り組みます。何か確認がありますか?」ということで、依頼された時点から何らかの変更がないかを確認できます。
他には依頼事項に取り組むにあたって計画を立てる(準備をする)必要がある時に、計画(準備)ができた時に、その報告と開始を伝えること等です。
さあ、もっと報告される上司(リーダー)、報告する部下(メンバー)になりましょう。
それでは、次回また。
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