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『相談対応力1「4つのレベルの相談に応える」』
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こんにちは。
インタフェース五十嵐仁です。
いつもこのブログ(メルマガ)をお読みいただき、ありがとうございます。
前回までは「相談活用力」ということで、相談をする側の実践ポイントを述べました。
今回は、相談を受ける側の『相談対応力1:4つのレベルの相談に応える』です。
部下からの相談に応えることができるとは、どういうことでしょうか。
もちろん相手の求めていることや期待に応えた結果を出すことです。
そして、もう一つ相談を受ける上司・リーダーとしての意図・目的にも見合った結果を出すことでもあります。
職場での部下からの相談には、以下の4つのレベルがあります。
@知らないことを聞く相談:この相談は、新人や中途入社、異動してきた人などが、仕事でまだ知らない専門用語や、知識・技能についての質問の相談。
この相談に対しては、すぐに回答して、理解を確認して知ってもらう・分かってもらう。
Aどうしましょうか相談:この相談は仕事の中でどうしたらいいのか分からない、又はうまくいなかい時にアドバイスを求める相談。
この相談に対しては、基本的には教える、助言することになります。
但し、同じことを何度も来るとか全く考えていない場合には、それだけでは十分ではなく、質問して考えさせることが必要になるかもしれません。
Bこうしましょうか相談:この相談は、こうしたらいいという自分の意見を持っていて、確認するため(先に承認してもらう)ための相談。
時には100%までの自信はないので、何らかのアドバイスを期待していることもあるでしょう。
この相談に対しては、質問して相談してきた人の意見をさらに深める、高める、その上でプラスαのアドバイスをすることになります。
Cもっとこうしたらいいのでは相談:この相談は、Bのこうしましょうか相談がもっと進んだ段階です。
Bの相談が本人自身の仕事についての範囲だとして、このCは仕事の範囲でもこれまでとは違う仕事の進め方の提案であり、さらには職場や部門の仕事についての問題提起や提言的な相談という内容になります。
この場合には、もはや一方向的なアドバイスではなく、双方向の対話や議論でお互いの考えを深めることでさらにより良い解決策や提案内容を一緒に創り上げるということになります。
このように一口で「相談」といっても相手の求めることや相談内容にもレベルがあります。
どんな相談でも、様々な相手からの相談に対して、ただアドバイスをする、自分の意見を述べるだけで済むわけではありません。
まずは、相談にきた人が何を求めているのか、を掴むことです。
次回は、その際の具体的な対応のスキルについて述べていきます。
それでは、次回またお会いいたしましょう。
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