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部下視点で上司活用マネジメントを考える〜『「部下力」のみがき方』からの7項目
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さて、今回は『「部下力」のみがき方、からの7項目』
〔新名史典著『「部下力」のみがき方』同文館出版、2012年〕
7項目と言うと「多いじゃないか」と思われるかもしれませんが、具体的な行動項目で簡潔に基本1行にプラス*補足1〜2行程度です。
本メルマガ読者の皆さまには既にできていること、やっていることも多いかと思います。
もし、さらにワンステップ、一歩前進に役立ちそうという項目があれば、是非試みてください。
以下、上司を味方につけて、上司の力を借り、活用するスモールステップです。
1.上司に小さなことでも「ありがとうございます」を伝えよう。
*ちょっとしたサポートや助言、相談に乗ってもらえた時等、どんなことでも上司だから当たり前と思わず感謝を伝えよう。
2.上司に「教えて下さい!」は有効な殺し文句。
*指示を受けて聞いたけれど、後からよく分からなかったことが出てきたり、依頼されたことで不明点がでた場合には、「お手数をおかけしますが、もう一度教えてください」と言ってみよう。上司が得意なこと強みの分野についても「教えて下さい」が効果的。
3.上司、先輩、(すこしできる同僚でも)が取り組む課題や問題が起きた時、「自分ならどうするか」を常に考えてみる。
*そして、実際の上司、先輩、そして同僚がどうしたか、どのようにしてクリアしたか迄確認する(中には、うまくいかなかったことも得る場合には反面教師として)
4.上司にお願いや頼み事をする(上司に動いてもらう)時は、自分の頼み方やその際に行う情報提供で十分かをよく見直してから、依頼する。
5.日頃上司がよく言っていることや何を大事だ、重要だと思っているかをよく観察し、よく聞いて理解しておく。
*なぜそう言うのか分からなければ、それとなく聞いて確認しておく。
6.上司に自分の仕事の報告以外にも、少しでも役立ちそうな情報を提供しておく。
*これは、特に前項3の上司が重要視していることや今気にかけているテーマについてタイミングよく情報を伝えておく。
7.上司に報告する際に、アポイントを取ろう。
*特に忙しい上司には、「○○部長、お忙しい所恐縮ですが、□□の件でご報告したいのですが、今すぐでなくても結構ですが、ご都合の良い時間をおしえていただけますか、10分ほどあれば結構です。」といってみよう。
(報告するのだから、今すぐで当たり前と思わないことがポイント。今でいいと言えばもちろんすぐ報告。)
〔追加+1〕これは私から、
8.メールで報連相や依頼をする際、件名の前に【報告】、【連絡】、【相談】、【ご依頼事項】と一目で目的が分かるようにしよう。
*読む前に、すぐどのような用件(情報)かが分かると理解も早く、判断・行動してもらいやすい。
7項目(+1)いかがでしたでしょうか。
よく考えてみると、どれも少し変えると上司だけではなく、他の人にも活用できるものばかりです。
相手を意識して、相手に配慮した仕事の進め方やコミュニケーションの取り方なのです。
それでは、また次回で。
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