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「目的・目標をメンバーと共有化するためのコミュニケーションの取り方は?」
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さて、今回からは「いいチーム」をつくるためにリーダーがすること、について一緒に考えていきます。
ということで、タイトルは「目的・目標をメンバーと共有化するためのコミュニケーションの取り方は?」と質問形になります。
どのように話をするかは、その目的・目標の内容、背景、そして相手の立場や考え方、によって具体的な内容と伝え方は違ってきます。
ここでは、その説明や話し合い(会議・ミーティング)、面談等でどのようなコミュニケーションをとるのかその手段(やり方)を考えるために大切な3つのことをお伝えします。
1つ目は「目的(何のために)そして目標(何をどこまで伝えるのか)」を明確にしておくこと、
2つ目は「話す相手の立場や考え方」を把握しておくこと、
3つ目は「自己の強み・特性・意図」を振り返っておくこと、です。
1)説明や面談の「目的」の明確化:今回の話し合いで、何を実現することを目的としているのかハッキリさせましょう。
最低限理解・納得してもらうことは何か、と重点を明確に決めておくことが必要です。
話す内容についての理解をしてもらうのか、まずは問題についての共通認識(意識)を持ってもらうのか、問題に取組もうというヤル気になってもらうのか等、対話する「目的・目標」を明確に認識することが肝要です。
2)「相手」の立場・考え方の把握:話しをする相手は、話す内容に関して、どんな見方や意見・希望を持っているだろうかということを事前に把握(予想)しておくことです。
相手の立場に立って考えておくということです。
この話が相手にとっては、不利益なのか、面倒な話なのか等です。相手にとってマイナスならば、なぜそれでもこれをしなくてはならないのかを相手が納得できるような材料・理由を考えておく。
また相手にとって、見方を変えればプラスの点もあることを考えておくなどです。
相手の反応を予測して対応策を考えておくことです。
相手は、自分たちのことをよく考えてくれているんだ、配慮してくれているんだと思えば、進んで理解し・協力してくれるものです。
3)「自己」の強み・特性・意識のふり返り:話をする際に。自分の強みや特性を活かすこと、また弱みはカバーすることです。
説明をするのが上手な人は、相手が聞いてくれる気になったときにそれを発揮すれば効果的です。
しかし、聞く気がない、嫌々の気持ちの時にはいくら説明を上手くしても通じません。
まずは、目的や意味、メリットを伝えて、相手がそれにどう思うかをよく聴く(傾聴)することです。
反対意見でも何でも構わないから、言ってくれという気持ちです。
話を聴くのがうまいが説明が不得意であれば、見て分かるような図解や簡潔な説明文書を持って、目的だけ話して、簡潔な説明をし、その資料を見せて疑問点や感想なんでも教えてください、と言って相手が話すまでじっと待つ、又は質問をしてみることです。
いかがでしょうか、以上の3つの視点から十分に考慮した上で、どのように話すのかのやり方を考え、実施する(話す)していましたか。
そして、やってみて振り返り、次の手を考えるのです。
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それでは、また次回。
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