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『いい仕事とは』を考える研修で、最初にする質問&ワークの答えは
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今回は、私がキャリアコンサルティングを学び、有期雇用者の方の人材育成支援の中で『「いい仕事とは」を考える』というテーマの研修で行ったワークの話をします。
そのワークは、次の質問の答えを考えてもらうものです。
その質問とは、
「皆さんは、朝起きてこの研修会場までに、どの位の仕事のおかげで来ることができましたか?」
です。
さあ、皆さんの答えは、仕事の数はいくつ位になりますか?
この質問に答えることに続いてもう一つのワークがあります。
(もしすぐ答えが出なければ)
「この質問で思いつく仕事を書き出してみて下さい」
と言って、5分位時間を取ります。
さあ、皆さんの答えは、仕事の数はいくつ位になりますか?
この質問とセットの質問&補足説明がありました。
それは、「皆さん、寝ていたのはベッドですか?布団ですか?」
「それはご自身で作られましたか?そんなことはないですね。まずその寝ていたベッド(布団)を作ってくれた仕事が一つ」から始まって、「研修会場迄何できましたか?
足(交通手段)は何でしたか?」です。
その数と5分で書き出せる限りのお世話になった仕事(職種、職業)を書き出すワークです。
研修を始めた当初の答えは、5つ、6つとか30、せいぜい5,60でした。
ある時に自動車関連の会社に勤めていた人がいて、「車に乗ってきた又はバスに乗ってきたのでしたら、それだけで1万位の仕事にお世話になっていますよ」と発言されました。
部品だけで、2〜3万個あるというのです。
完成車メーカーのほかに、300位の協力会社があり、その部品の数、そしてその原料、またエンジン車であれば、原油の原産地からスタンドまでガソリンが届けられるにも数多くの仕事(職種)がある。
大雑把に言って1万位の仕事の数がある、というのがその人の結論だったのです。
ということで、なんだかんだ言っても、その仕事の数は「ごまんとある」という辺りが一つの答えでしょう。
もちろんこのごまんというのは、単純に5万という数ではなく、「数えきれないほどある」ということです。
そして、皆さん一人一人もそのごまんとある仕事の一つ(人によっては、一人で5つも6つも(さらに多くの数)の仕事をこなしているかもしれません。
本当に数えきれない仕事、そしてその仕事をしている人のおかげで私たちは生きていける。
このことを知ってから、ますます私は「いい仕事のできる人・いい仕事のできる組織づくり支援」という私の仕事をもっと頑張ろうと思いました。
最後にこの質問とワーク、に結びつく(思い浮かぶ)歌があります。
TVで聞いたCMソングです。
こちらのサイトからお聴きください。
https://www.youtube.com/watch?v=0Q-EigqbSw8
原曲は「I've Got Peace Like a River」というアメリカの歌です。
一人一人の数えきれない仕事のおかげで私たちは生きている。
一人一人のいい仕事が世の中を変える。
今号についてのご感想やコメントもお寄せください。
お待ちしております。
それでは、また次回。
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