2025年02月06日

この5カ年の変化と今後の変革

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人材育成・人事組織コンサルタント潟Cンタフェースの情報提供メールマガジン年末年始号(2024.12.23)で『この5年間の変化とこれからの変革についてのアンケート』を取りました。

十数名の皆さまからご返答を戴き、その内容を要約して以下にご報告いたします。

■アンケート1 【5年間の大きな変化】
2020年(令和2年)から2024年(令和6年)の5年の間で起こった変化の中で、あなたの仕事や職場で大きく変化したと思う事柄を3項目迄お書きください。
 

回答が多かったカテゴリー順です(内容を項目又はワンセンテンスで要約)。

1.コロナ禍の仕事への直接・間接的的影響

@コロナ禍での仕事の激減
Aデジタル化の急進、DX化による業務の進め方が変化
B対人的接触のある機会の減少
C研修が一時全てストップ、その後オンライン化、現在は集合
 対面に戻る。
➄情報把握の方法が変わった(PCやスマホが一人1台渡されて
 情報共有の仕組みが変化)。
Eテレワーク(在宅勤務)可能になり、どこにいても職場と同じ
 環境で仕事ができるようになった。
➆ZoomなどWEB会議システムも活用され、遠方でもまた時間
 調整して打ち合わせや研修が可能になった。
➇単身赴任者が週末前後に「テレワークと言う名の休暇」を
 とっているという悪用されているようなケースもみられる。
➈WEB会議の増加で出張機会の減少。移動時間なくどんな場所
 からも参加できるメリットと参加者と直接顔を合わせられな
 いデメリットがある。

2.個人的な仕事環境の変化

@一人管理職で仕事をしていたが、新卒採用で部下が出来た。
A管理職へ昇格したが、係長兼務で両方の業務が並行で必要と
 なった。
B20代、30代の若い職員の退職やメンタルの問題で組織内で
 長期休暇が増えている。
C部署が変わりこれまで関わっていない業務に従事し、その
 ことで考え方(発想)が変わった。
➄トップが変わり、変わったことで新しい事業が増えてきた。
E管理職になって、やることが増えて大変です。

3.少子高齢化による人材不足や採用後の定着(退職)問題

@就業人口の減少が進み、人件費の高騰もあり人材確保が難し
 くなっている。
A“〇〇ハラ”問題や労働時間の厳守により雇用側として頭の痛
 い問題が増加
Bすぐ辞める(注意すると辞める、異動させると辞める)若者が
 増加
C定年延長(それに伴い役職定年)での雇用延長者のモチベー
 ション低下の問題
➄管理職を目指さない社員の増加

4.コロナ禍の生活への変化

@オンラインや配達による購入が圧倒的に増加した。
A宅配ポストや不在時ロッカーの利用で不在時や体調不良でも
 宅配依頼ができ、配達員の皆さんの負担も軽減された。


■アンケート2 【主体的に創る”変革”】
前項のアンケート1に書かれた5年間の”変化”の中で、自ら”変革【主体的に変化を創っていく】”すべき(したい・出来る)ことは何ですか?


1.個人的な変革

@安心して仕事を任せられるような指導をする。
A年上であり先輩である部下への接し方を模索中。
Bついつい発する愚痴をポジティブに前向きに転換し、その
 意識の輪を広げたい。
Cデジタル化の恩恵を受けつつ、その代わりに不足したコミュ
 ニケーションを補うことを意識してコミュニケーションを図
 りたい。
➄集団的行事でコミュニケーションを図ることから、日頃から
 日常での声掛けや見守りで個別コミュニケーションをとる。
E部下とのコミュニケーションを多くとる。
➆自分の意見をぶつける。

2.デジタル化(DX)における変革

@デジタル化で遠隔ビジネスを生み出す(ネット販売ビジネス
 が伸び、スーパー等リアル店舗が伸び悩む)。
A多くの業務の効率化(下記項目既に実行済)
 *電話発信業務の自動化(オートコール)
 *OCRの導入(読み取り後一括入力)
 *RPA・マクロによる集計業務の自動化
 *会議システムの導入(場所を選ばずに会議に参加)
B最近話題となっているDXについてワーキンググループを
 つくり、話し合いの実施。
C事務管理のDX化のみならず営業活動のDX化(個別の電話
営業からSNSやネットを活用する営業活動の具体的展開)。

3.事業や業務の変革

@時代の変化に合ったニーズの見直し(”密を避ける”から”密を
 取り入れる”へ、又流行りの「なぜ」を分析)
A会議などへの参加方法の変化
*積極的に対面による人づくりを行うよう野伝えていきたい。
一方で対面以外での人間関係の構築を考えていきたい。
B仕事の属人化から共通認識や共有、仕組みづくりを図る。

4.組織の変革

@組織としてのハラスメントへの対応が急務(社員が安心して
 仕事ができる環境改善)
 *カスハラへの組織的対応を進める
A個別の育成も大切だが、組織メンバーの相互の関係性を高め
 率直な話ができる風土、雰囲気を意識する


今回のアンケートの回答者は、経営者(社長)から、部長・課長、担当者迄、またコンサルタントからサービス業、金融業、自治体職員まで多様なメンバーでした。

読者の皆さまのこの「5年間の大きな変化そしてこれからの”変革”」はどのようなものでしたか?

各々の視点からの意見を参考にして、考えて、そして変革の行動を一歩ずつ進めていったはいかがでしょうか。




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