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今日のテーマ:『社会人としての学びを始める』
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こんにちは。
インタフェース五十嵐仁です。
今月は『新入社員へ仕事の基本と上司・先輩の指導支援』シリーズ。
今回で本シリーズの最後となります。
以下、今回のテーマ本文(新人へのメッセージ)
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今日のテーマは『社会人としての学びを始める』。
ワンポイントは「今、自分が大切にする言葉『座右の銘』を持とう」です。
これまでの18回の新人へのメッセージを読まれて、どのテーマ、又は内容が一番印象に残っていますか?
もちろん、その内容は人によって違うでしょうし、それぞれが大事だと思うと一番、二番と順番を付けるものでもないかとは思います。
このシリーズでは、仕事、会社(事業)とは何か、という基本の考えや会社(職場)での、主にコミュニケーションの基本である「報連相」の考え方、そして後半は、仕事の学び方を中心にお伝えしてきました。
最終回は「社会人としての学びを始める」ために、これまでの学校での勉強や学習と違う「社会人としての学びの意味」を理解して、今後の学びのポイントとして「今、自分が大切にする言葉『座右の銘』を持とう」をお伝えします。
これまでと社会人の学びの違いは、大きく3つあります。
1つは、絶対的な正解がない学びであること
学校での学習は、ほとんどが正解のあるもので、かつそれは自分ではなく、教えてくれる先生や教科書の中にあるものでした。
それに対して会社に入ってからの学びでは、当初は教えられた範囲で答えがあるものと思うかもしれませんが、実際には自分自身で考え答えを出すものとなります。
2つは、学ぶべき範囲が様々な関係に広がること
これまでの家族や学校、友人、近所など身近なある一定範囲でのことで悩み、考え、そして行動してきました。
これからは、会社で、仕事で接するこれまでとは違う多くの人、様々な分野での出来事との関係を持つ事になります。
そしてあなたの仕事や会社の事業は、取引先、関係先まで広げると、国内だけではなく、世界中の人々や会社ともつながってきます。
3つは、常に、「これからがこれまでを決める」学びであること
学校で学んできたこと基礎的な知識、また、仕事(担当業務)に係る専門的知識も学んだ人もいるでしょう。
しかし、それはあくまでのこれまでの蓄積であって、土台とはなっても、今、仕事で成果を上げる学びを進めるためには、今これからの自らの取組み姿勢・態度、そして行動が最も重要なことになります。
そのためにも、自分で考える、関係の中で考える、今行動して(振り返って)考える、の3つが欠かせません。
しかし、私たちは、最終的に自分で考えると言ってもやはり悩みます。
関係やつながりの中で、相談しても、やはり最後は自身の決断です。
行動して、の前に躊躇することもあります。
そのような決して強くはない私たち一人ひとりが、この大変な状況の中で、自ら学び、関係の中で学び、行動して学ぶためには、自分自身の信念(大事にする考え、思考判断のモノサシになるもの)が必要です。
信念は簡単に出来るものでないかもしれませんが、その一歩として自分がそうだ!と思える言葉、自分を後押ししてくれる言葉、自分を成長させてくれる言葉、その言葉を「座右の銘」として、まず持ちましょう。
1つだけとは言いません、2つ、3つあっても結構です。
そして、さらにいい言葉が見つかれば、今思う「座右の銘」として、進化されて結構です。
既にお持ちのかたもいるでしょう。
今回のこの全19回のメッセージの中からも一つ、自分にとって大切な言葉を選んで、決めてみて下さい。
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〔上司・先輩の皆さまへ〕
上司・先輩の皆さんの今日のテーマは、『社会人としての学びを続ける』です。
(少なくとも、このメルマガの読者の皆さんには、今から始める人はいないと思います。少し振り返られる方は、いらっしゃるでしょうけれど)
今回のワンポイントについて、上司・先輩の皆さん、ご自身の「座右の銘」は何ですか?
もちろん「座右の銘」以外でも、新入社員に伝えるべき大切な教え、学びとなるメッセージをいくつか持って(よろしければ今回のシリーズの中からでも)、部下・後輩の指導支援に当たってみて下さい。
1か月間お読みいただき、ありがとうございました。
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