2018年12月10日

【いい仕事をするための職場コミュニケーション61】No26

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今日のテーマ
『わかりやすく伝えるスキル』
最初に結論・全体を、次に具体詳細を(2)

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おはようございます!

さて、今号のテーマは、教えることの基本『わかりやすく伝えるスキル』最初に結論・全体を、次に具体詳細を(2)です。

前号でお伝えした以下の5つの実践ポイントの具体的な内容を述べていきます。

『わかりやすく伝える5つの実践ポイント』
@主題(伝えたいテーマ)と全体像を示す
A構成や項目(数)について話す。
B各項目について具体的に述べる
(5W1H、たとえ話、具体事例)
C明確に、自信をもってゆっくりと話す
D相手の反応を察知する(相手の理解に合わせて話す)


テーマの「最初に結論・全体を、次に具体詳細」は、上記の@、A、Bの各項目に対応します。書き言葉である本(文書)では、これだけでいいのですが、話し言葉での対面、口頭のコミュニケーションでは、その場でのC、Dの話し方(伝えるプロセス)のポイントがプラスされます。

それでは、以下に5つのポイントの具体的な内容を述べていきましょう。

@主題(伝えたいテーマ)と全体像を示す
説明や報告では、タイトル(テーマ)や案件(〇○の件について)を最初に伝えるのが当たり前。次に、説明や報告をする内容の全体像を伝えます。概略や要約です。また資料を使う場合には、全体構成(章立て、項目)を一目で分かる様に記述します。研修であれば、カリキュラム(プログラム)やタイムスケジュールにあたります。

A構成や項目について話す
説明は基本的には、3部構成です。例えば、課題解決提案の報告であれば、まず「課題についての現状分析」、次に「課題の目的と目標」、最後に「解決の具体策」について話すという感じです。

短い話であれば、テーマ(伝える要件)を伝えて、次に「このテーマについて3つのポイントを話します。まず一つ目は●●、二つ目は○○、三つ目は□□についてです。それでは、まず一つ目の●●について話していきます。…」というようにします。

B各項目について具体的に述べる
(6W3H、たとえ話、具体事例)

既に伝えた全体構成の中で各項目について具体的に話を進めて行きます。
ここでも基本は「テーマ(結論、用件)⇒話す項目数とその項目名⇒各項目詳細」の順番です。

具体詳細内容の伝え方のポイントは、
(@)5W1Hを活用して、必要事項をもれなく、伝える
(A)たとえ話や比喩等、イメージやストーリーで語る
(B)その内容に関しての具体事例(実際に合った事例、実績、等)で、伝えることです。

使う言葉としては、抽象的な言葉や曖昧な言葉(いろいろな意味にとらえられる言葉、範囲が広い言葉)ではなく。具体的、特定的な言葉を使うことです。特に、実務やスキル、作業を教える場合にはこの点は非常に大事なことです。
例えば、「できたら早めに」ではなく、「必ず毎週末の12時までに」等です。

C明確に、自信を持ってゆっくりと話す
明確に自信を持って話すことで相手は安心して話を聞くことができます。しっかりと受け止めることができ、記憶にのこりやすいのです。相手がまだ知らないことを聞いている場合には、伝える側は、自分でちょうど良いと思うよりは意識的にゆっくり目で話す方が伝わります。

D相手の反応を察知する(相手の理解に合わせて話す)
相手の理解度を見て、それに合わせて話し方を変える、工夫することも必要です。話のひと段落ごとに、これまでもお伝えしてきた「質問をする」ことで、相手の理解を確認することも効果的です。

以上の5つを意識して実践するだけで、伝え方力80点以上は必ずいけます。
その後は、実践と振り返りで100点目指していきましょう!

それでは、また来週



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2018年12月03日

【いい仕事をするための職場コミュニケーション61】No25

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今日のテーマ
『わかりやすく伝えるスキル』
最初に結論・全体を、次に具体詳細を(1)

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おはようございます!

前回は、メンバーの指導支援の2つの方法「教え方」と「学ばせ方」の効果的な7つの実践ポイントをお伝えしました。
何か一つ実行してみましたか?

さて、今回のテーマは、教えることの基本『わかりやすく伝えるスキル』(1)です。

このメルマガを読んでいる皆さん、あなたは「人に分かりやすく話をすること」について100点満点として、自己採点では何点ですか?自信満々ですか?

もしあなたの回答が50点以下、自信無しでしたら、何が分かり、何ができるようになればもっと点数が増え、自信が持てるのでしょうか。その回答の一つになるのが本項のスキルです。

結論から申し上げます。分かりやすい話し方(伝え方)のコツは、『本の構成で伝える』。もう少し具体的に言うなら『「タイトル⇒目次⇒そして本文」の順で伝える』ということになります。

何のことはない、ほぼすべての書籍の構成は、「タイトル(書名)⇒目次⇒本文」からなっています。この順番がまさに、分かりやすい話(伝え方)のコツなのです。

もし、これがすべて逆だったらどうでしょうか。
突然本文から始まります。タイトル(書名)はどこにも見当たりません。その最初の文章と段落をいくつか読み終えて、一つの話題が終わったら、やっとそこに書いてあった内容の項目名がでてきました。

いくつかの項目を読み終わったら、やっと第1章とそのタイトル名が出てきました。この順で第7章が終わったところで、最後に書名のタイトルが出てきました(外側のカバーには著者名と出版社名と定価しかないのです)。

おそらく、そのような本は、最後まで読まないでしょう。そもそも買わないのではありませんか。

この順番が逆な本は、極端な例ですが、これに近い話をしているひとはいませんか。それでは、50点以下でも、自信無しでもしょうがありませんね。

でも大丈夫です。今読んでいる項目のスキルを身につける、これだけで、70〜80点(うまくいけば90点)、自信が持てるようになること、まちがいなしです。

そうなるためにはどうしなくてはいけないのか、具体的な実践ポイントを5つ述べていきます。

その5つとは、以下の通りです。
@主題(伝えたいテーマ)と全体像を示す
A構成や項目(数)について話す。
B各項目について具体的に述べる
(5W1H、たとえ話、具体事例)
C明確に、自信をもってゆっくりと話す
D相手の反応を察知する(相手の理解に合わせて話す)


先に述べた「タイトル⇒目次⇒本文」は、上記の@、A、Bの各項目に対応します。書き言葉である本(文書)では、これだけでいいのですが、話し言葉での対面、口頭のコミュニケーションでは、その場でのC、Dの話し方(伝えるプロセス)のポイントがプラスされます。

さて、その5つの実践ポイントの具体的な内容については、次回(2)でお伝えします。

それでは、また来週。



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2018年11月26日

【いい仕事をするための職場コミュニケーション61】No24

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今日のテーマ
指導育成・支援のための「教え方」と「学ばせ方」
7つの実践ポイント

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おはようございます!

前回迄のテーマ「教え方の基本ステップ活用スキル」を3回連続でお伝えしました。

今回は、メンバーの指導支援の2つの方法「教え方」と「学ばせ方」の実践ポイントを述べていきます。

職場でのOJTや部下育成に限らず、何かを教える際は、指導する側の「教え方」と育成側の「学び方」の2つによって、成果が決まります。この双方が相まって、指導育成の成果が上がるのです。

とはいえ、このメールマガジンの読者は、基本的には教える側(管理監督者・リーダー、上司・先輩、等))の方が多いと思います。指導する側から言えば「教え方」と「学ばせ方」となります。

以下に、その2つについての7つの実践ポイントを述べます。

効果的な「教え方」と「学ばせ方」の7大実践スキル

(1)【何のために】といった“意味”・“目的”を理解させる
*そのために、まずは“教える側”が、一つ一つの教える事柄の【意味】・【目的】を理解する必要がある

(2)もう一つ大事な事【誰のために】を考えさせる
*全ての仕事には必ず≪お客様≫がいる。自分の仕事のお客様は誰か、を考えさせる(自分の仕事の次工程の人は誰か?自分の仕事の相手は誰か?)。

(3)仕事の指示や進め方は具体的に伝える
*具体的に伝えるには、5W3H(なぜ、何を、いつ、誰が、どこで、どのように、いくらで、いくつ)が有効。また、具体的事例や体験談を話すことでよりイメージが湧きやすくなる。

(4)相手の反応・理解度に合わせる
*常に相手をよく見て、相手の反応やペースに合わせて話すことや、“相手が分かる言葉”で話すことも大切です。きちんと理解できているかを確認したり、質問させることも効果的。

(5)時には【どのようにするか】、【どうしたらもっとよいのか】を考えてもらう
*すべてのやり方を指示し、質問や相談されたら答えを教えるだけではなく、「質問」して相手(新入社員、後輩)にも考えてもらう。

(6)質問・提案・要望形でアドバイスをする
*指示・命令型(こうしなさい、こうしないとダメだよ等)、「こうしたら?」というだけでなく。相手にその気になってもらう意図を持って、「どうしたらいいと思う?」、「〜をするというのはどうだろう?」、「これにチャレンジして欲しいな」という形で伝える。

(7)【ふり返り】をさせ、自身で気づいてもらう・学んでもらう
*学ぶために、@やってもらう→A「結果」と「やり方」を振り返ってもらう→B“良かった点”、“まずかった点”、“改善すべき点”(評価)をアドバイス(フィードバック)する

*フィードバックのポイント… @相手の具体的な行動・事実に触れる、Aタイミングよく、BTメッセージ(“私”を主語に)で伝える、C時には思いも伝える(期待・感謝・困る 等)

以上の7項目、これまで意識したり、実践したことはありますか?
少しでも役立ちそうと思われたら、できるところからトライしてみて下さい。

それでは、また来週。



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2018年11月19日

【いい仕事をするための職場コミュニケーション61】No23

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今日のテーマ
指導育成「教え方の基本ステップ活用スキル」(3)
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おはようございます!

前々回から連続のテーマ、
今回は「教え方の基本ステップ活用スキル」(3)です。

教える(ティーチング)とは、「教える人(上司、リーダー)が、知らない人(新人、メンバー)に対して、教える人が知っていること(指導内容)を伝え、相手が理解し、活用できるまでに習得させること」です。

ここで重要なのは、教える中身を話して伝え、説明すればよいのではなく、教わった相手がその中身を知って・理解して、最後には、活用・行動できるようになるのが目的なのだということです。

【教え方基本6ステップ】
➀やる気にさせる(導入)
➁言ってきかせる(説明)
➂やって見せる(提示する)
➃させてみる、やってもらう(適用する)
➄ふり返りをさせる(評価・フィードバック)
➅自ら考えさせて、次に活かす(改善する) 


今号では、前号でもお伝えした指導する(教える)ステップの5番目「ふり返りをさせる(評価・フィードバック)」について、さらに大事なポイントをお伝えします。

ここでの評価とは、基準に基づいて、その基準に達していたかどうか、どれ位離れているかを客観的に測定把握することです。

仕事の評価基準は目標達成という仕事の目標(成果指標)とその達成のための計画や遂行手段などのプロセス指標と2つあります。

仕事の指導育成は、その仕事の成果を出すための能力向上プロセスです。その仕事に必要な能力の一つ一つについて具体的な評価が必要となります。

フィードバックは、人が行動変容を起こすために、自分自身についての有用情報を他者から得るコミュニケーションです。
単にできた、できていないことの指摘や良し悪しの評価・批判ではなく、相手の成長を助けるための鏡として機能することだとも言えます。

相手自身が自らを見直すために効果的な情報として、見えたこと・感じたことを鏡のようにそのまま伝えるのです。相手がしっかりと受け止める(鏡を見ようとする)ことも必要です。

効果的な評価とフィードバックのポイントは、以下の4点です。
1)まず全体の評価を伝えて、それからプラス面、次にマイナス面(課題・改善点)を伝える
2)相手の行動の事実と結果について(何をどうした。結果がどれくらいできているか)明確に伝える。全部ではなく、具体的限定的に伝える
3)タイミングよく伝える。基本的には実施直後、またはある程度のまとまりの仕事(実習)をした後にすぐフィードバックする
4)Tメッセージ(私が主語)で伝える「私からは○○と見えた、感じた」


以上できるところからトライしてみて下さい。

それでは、また来週。



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2018年11月12日

【いい仕事をするための職場コミュニケーション61】No22

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今日のテーマ
指導育成「教え方の基本ステップ活用スキル」(2)
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おはようございます!

先週(前号を読んで)から引き続き、今回は「教え方の基本ステップ活用スキル」(2)。

教える(ティーチング)とは、「教える人(上司、リーダー)が、知らない人(新人、メンバー)に対して、教える人が知っていること(指導内容)を伝え、相手が理解し、活用できるまでに習得させること」です。

ここで重要なのは、教える中身を話して伝え、説明すればよいのではなく、教わった相手がその中身を知って・理解して、最後には、活用・行動できるようになるのが目的なのだということです。

教える基本ステップは6つあります。
【教え方基本6ステップ】
➀やる気にさせる(導入)
➁言ってきかせる(説明)
➂やって見せる(提示する)
➃させてみる、やってもらう(適用する)
➄ふり返りをさせる(評価・フィードバック)
➅自ら考えさせて、次に活かす(改善する) 


今号では、後半のC〜Eについてお伝えします。
(前半の➀〜Bについては下記ブログをご覧ください)
http://interface-hrdod.seesaa.net/article/462528420.html

Cさせてみる、やってもらう(適用する)
させてみる(やってもらう)ことのゴール(目標)や期限(時間)、達成レベルを再度確認します。本人に考えさせてから始めさせ、途中で止めず最後までやらせます。

教える人がついて見ている場合には、よく観察することが大事です。本人に任せる場合には、実施後に途中の取り組みのプロセスについて詳細な報告をしてもらいます。

Dふり返りをさせる(評価・フィードバック)
結果の評価をする際には、まずは本人の自己評価をさせ、発表させること。
次に教える側からの全体評価を簡潔に伝え、その際にその評価の基準やポイントも伝える。
さらに、良い点を褒めます。改善点は、その後に伝えます。

E自ら考えてやる(試行する) 
次段階の目標設定と具体策(行動計画)を、まず本人に考えさせます。その上でその行動計画についてアドバイスして、本人が理解納得した大事なポイントや改善する点を、自ら意識して取組むように促します。


以上の6つの基本ステップを一文で簡潔に示した有名な言葉が、有名なあの言葉です。
「やってみせ、いってきかせて、させてみて、ほめてやらねば、人は動かじ」
(山本五十六)


それでは、また来週。


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2018年11月05日

【いい仕事をするための職場コミュニケーション61】No21

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今日のテーマ
指導育成「教え方の基本ステップ活用スキル」(1)
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おはようございます!

11月からのテーマは『指導育成の教える「ティーチング」』のスキルを取り上げていきます。

先週(前号を読んで)から、メンバーや部下に「観察してもらう」ことをやってみましたか。
また、引き続きご自身が「観察する」ことを意識していますか。

基本は、部下・メンバーのやる気や強み、少しでも前進している点を見つけ出すことです。
見つけた点は、大いに承認し、OKメッセージを伝えていくことを増やしていきましょう。


さて、今回は「教え方の基本ステップ活用スキル」について考えていきます。

教える(ティーチング)とは、「教える人(上司、リーダー)が、知らない人(新人、メンバー)に対して、教える人が知っていること(指導内容)を伝え、相手が理解し、活用できるまでに習得させること」です。

ここで重要なのは、教える中身を話して伝え、説明すればよいのではなく、教わった相手がその中身を知って・理解して、最後には、活用・行動できるようになるまでが目的なのだということです。


教える基本ステップは6つあります。

【教える6つのステップ】
➀やる気にさせる(導入)
➁言ってきかせる(説明)
➂やって見せる(提示する)
➃させてみる、やってもらう(適用する)
➄ふり返りをさせる(評価・フィードバック)
➅自ら考えさせて、次に活かす(改善する)
 

今号では、前半の3つまでについてお伝えします。

➀やる気にさせる(導入)
まず、教えることの意味・価値・目的を伝えます。
例えば、その仕事の背景・位置づけを伝えます。また、目的・使命(何のためにやるのか、誰に・何に貢献するのか)を明確にして伝えることです。

これから教わることを習得することで、自らが最終的にどのようなことができるようになり、どんな貢献ができるのか、までを最初の段階で伝えることが必要です。
その上で相手に対する期待を伝え、奨励することでやる気にさせるのです。

ただやり方を説明される「こうやるのだ、これをやってくれ」だけでは、人はなかなか動きません。ワケ(意味・意義や理由)が分かってこそ、人は自発的に動こうという気になれるのです。

➁言ってきかせる(説明)
教える内容の全体像・時系列の流れをまず説明します。次に各部分に入り、必要な知識や具体的なやり方を伝えます。相手のレベル(知識・理解度・経験等)を把握した上で、説明することが必要です。相手が理解して初めて、説明したと言うことになるのです。

➂やって見せる(提示する)
教える内容によっては、見せること、モデル(見本・手本)・実例の提示などが先に必要な場合もあります。
実例の提示・実演すること以外では、現場見学で実際の作業を見せたり、営業に同行させたりすること等です。その際には、事前に観察するポイントを示して、実際に行った後に、疑問点を質問させたりして確認することが効果的です。

前号の「観察させるスキル」もここで活用すると効果的です。


「教える基本ステップ」後半➃〜➅は、次号でお伝えします。

それでは、また来週。



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2018年10月29日

【いい仕事をするための職場コミュニケーション61】No20

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今日のテーマ
指導育成に活用する「観察させるスキル」
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おはようございます!
今回のテーマは『指導育成に活用する「観察させるスキル」』です。

先週(前号を読んで)から、よく観る「観察する」を意識してみましたか。
何が見えてきましたか。何か気づいたことはありましたか。

さて、今回は「観察させるスキル」について考えていきます。

リーダー、先輩としてメンバー、後輩をコーチング(指導育成)するための必要なスキルの一つが「観察させるスキル」です。

前回お伝えした「観察するスキル」を相手に活用してもらうことですから、これとは逆になります。教えたことを、次に本人自身にやってもらうためのモデル提示場面で活用します。観察学習として学んでもらう大切な場面です。

指導する中では、リーダーが実務のやり方の見本(モデル)を見せる、仕事で使うパソコンでの作業、また実際の現場(工場のライン、工事現場の作業、店頭での販売、営業の訪問場面、電話対応、介護サービス、等)で働いている場面をよく観察してもらって、教える(本人は見て学ぶ)ことになります。

この「提示場面」でメンバーに質の高い観察学習をしてもらうために大事なスキルを以下にお伝えします。


観察するという行動は、対象を注意深く見る、客観的に見る、変化に注意して見る、ということです。

この観察学習の場面では、事前にそこでやっていること(仕事の業務、実務、作業等)の目的及び目標(何のためにやっているのか、結果として何を作る、どのような成果を出すのか)と実際の進め方やプロセス・手順を十分に説明しておくことが必要です。

背景と実作業フローのどちらの知識も持たせた上で見せなければ、観察が浅くなるわけです。

その上で、今回は特に何を見るのかということを具体的に伝えることが必要です。観察することの目的です。


例えば、まずは全体の流れを理解してもらうために製造ライン全体を見る、販売における最初の声かけから最後のクロージングまでの流れを掴む、等です。

その上で、次には具体的な部分に焦点を当てて注視してもらいましょう。例えば、販売では最初にどのような声かけをするか、相手によってかける言葉は違うのか、最初のアプローチのやり方は、等です。

新人やその仕事の未経験者に、仕事を覚えてもらう導入研修の「提示」ステップで観察してもらう際のポイントは以下の5つです。

➀全体(空間的、時間点の両面)と部分の両方に注意して見る
➁変化を見る(時間的な変化、人による変化、等)
➂行動の詳細を見る(言っている言葉、表情、視線、手の動作・作業、等)
➃気づいたことや気になったことをメモしてもらう(必要に応じて、場合によってはメモしない)
➄使うモノ(部品、ツール、機械、等)に関しては、色、形状、大きさ、音、機能、内容


以上は、教わるメンバー側にとっての観察のポイントとなります。研修場面に限らず、職場で先輩の仕事(業務、実務)から学ぶ際にも大事なポイントと言えます。


この5つのポイントは一般的な項目です。
皆さんの職場(部門、部署)の担当業務で個別に、業務の実践ポイント、観察ポイントを具体的に作成することが効果的でしょう。

特に、業務の説明による知識学習、提示ステップでの観察学習、次に適用する(実際にやってみる)ステップでの体験学習の全ての過程を通じて、気づいたこと、学んだことをメモすること、ノートに記録することが学びを速めるため、また深めるためにも重要です。

今週は、指導育成する若手社員・後輩が要る方には「観察させる(してもらう)」ポイントをまず一つ伝えることをやってみましょう。

そして、指導育成する対象者がいない方は、今回のポイントを参考にして、引き続きご自身の「観察する」スキルを意識的に取り組んでみましょう。

それでは、また来週。


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2018年10月22日

【いい仕事をするための職場コミュニケーション61】No19

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今日のテーマ
観る、観察する、感知する「観察するスキル」
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おはようございます!
今回のテーマは『観る、観察する、感知する「観察するスキル」』です。

先週(前号を読んで)から、ご自身の視線・表情・姿勢について意識してみましたか。
何か気づいたことはありましたか。笑顔練習はしてみましたでしょうか。

さて、今回は「観察するスキル」について考えていきます。

リーダー、先輩としてメンバー、後輩のコーチング(指導育成)するための必要なスキルの一つ目が「観察するスキル」なのです。聴く前にまず見る(観る)なのです。


観察し、感知する内容は、これまで『非言語コミュニケーションを活用しよう!』(連載5回)で述べてきた各項目です。

(@)相手の表情、視線の向き、反応とその変化
(A)声の調子、トーン、大きさとその変化
(B)姿勢、体の動き、手足の動作
(C)相手やその場にいる複数名の関係や相互作用から感じとれる雰囲気
その他には、
(D)その場の物理的環境やモノ(空間、椅子や机などの備品、壁に張っているカレンダー・ポスター)です。

余談ですが、以上の5つの項目を観察することは、営業担当者がお客様、社外の取引先や関係者先へ訪問した場合に相手を観察する際にも大事なポイントと言えます。

とはいえ。忙しい実際の職場の中で、リーダーは各人の様子を四六時中、すべて観察していることはできるものではありません。

すぐ職場で実践できることを以下にお伝えします。
➀朝の挨拶、帰りの挨拶の場面で、相手をよく観察、感知する
既に述べてきたように朝の挨拶で「メンバーの調子や様子をみることができる」のです。挨拶の声(大きさ、明るさ)、表情、態度や動作など、を感知します。毎日よく見ていると、その変化から、元気さや疲れている等の体調、調子も感じ取ることができます。

➁観察の視点・テーマを決めてみる
先に述べたように四六時中見ているわけにはいかないので、観点を定めて見ることです。例えば、以下のような観察する視点・項目を決めるのです。
○勤務態度や仕事量(遅刻、早退、欠勤、早朝出勤、もちろん残業も)
○顔つきや体形、服装などのすぐ見える外見(➀の挨拶時に確認できます)
○報告、相談の回数やその時の様子(表情、口調、等)、
○会議や打ち合わせでの発言(発言の内容、頻度、態度:ネガティブ・ポジティブ、等)

➂声かけに対しての反応
報告や相談を待つのではなく、こちらからの声かけの反応、また指示するときの受け方の様子、朝の挨拶で、先にこちらからしてみてその反応等をよく見ることです。

➃どんな場面でも小さな変化を見逃さない

➄他のメンバーに当人の様子や変化を聞いてみる
この場合信頼できるメンバーに、また当人と良くコミュニケーションをとっている人に、さりげなく聞く、あえて、気になっている点を伝えて聞いてみる等、聞く人や聞き方には配慮し、意図的にすることが必要です。対象は気になっているメンバー、まだ経験の浅い新人や中途採用者、他部署から異動者についてと絞ってもいいし、また全メンバーでもいいのです。

この意図的な観察によって、メンバーの『やる気、前向きさ、積極性』、『得意なこと、関心事』を見つけ出す(感じとる)、行動特性『タイプ』を掴むことができます。

今週は何か一つを良く見る「観察する」。意識してやってみましょう!



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2018年10月15日

【いい仕事をするための職場コミュニケーション61】No18

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今日のテーマ
『非言語コミュニケーションを活用しよう!(5)
  〜視線と表情・姿勢』

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おはようございます!
今回のテーマは、『非言語コミュニケーションを活用しよう!その5〜視線と表情・姿勢』です。

先週(前号を読んで)から、ご自身の声について意識して話してみましたか。どんなことに気づかれたでしょうか。発声練習はしてみましたか。

さて、今回は「視線と表情・姿勢」について考えていきます。

皆さんは、相手の話をするとき、話を聞くときに、自分の視線や表情・姿勢についてどの位意識していますか。
また、自分が話している時の相手、また話を聞いているとに話をしている相手の視線、表情・姿勢をどれ位観ていますか。

「視線と表情・姿勢」についての実践ポイントを述べていきます。

➀視線の基本は相手の眼を見る、つまり視線を合わせること
但し、相手との視線合わせ(アイコンタクト)を無理にしたり、じっと睨むように感じられると逆に緊張感を持たれたりします。相手との親密度や感受性にもよりますが、合わせたり、そらしたりという適度なアイコンタクトをとることです。

➁視線に近い言葉で目線があります。これはお互いの眼の高さで、相手と合わせること
相手より高い目線で話すことは上から見下ろすことになります。基本は同じ目線で話す・聞くことです。職場では、上司が座っていて部下が立って話す(報告など)場合もありますが、周りに椅子があれば上司が椅子に座る様に進めて、同じ目線にする、又は立って話すことが目線合わせになります。

➂表情は、相手に不快や不安、緊張を感じさせるような表情でない限り自然体で構いません
やたら笑顔を意識したり、明るい表情というのも、話しの内容が深刻だったり、悲しい話では合いません。つまり、相手の話を聞いている時には、その話の内容や相手の表情、姿勢やそこに表れる又は感じられる感情に合わせることです。無表情はいけません。

➃姿勢の基本は、視線を向けるだけではなく体も向けること、そしてやや前傾姿勢です
NGなのが腕組みや足組み、頬杖や反り返った姿勢です。無意識に頭を掻いたり、貧乏ゆすりもちろんNGです。


既にお伝えしたように、視線や表情、姿勢など非言語コミュニケーションは、大半が無意識・習慣的なのです。自分では気づかずにNGな表情、姿勢をしていることが多いのです。


手軽にできる訓練としては、前回述べた発声練習を鏡の前でやってみることが効果的です。

笑顔や表情をつくるためには、口を大きく開ける、開くことも効果的なので、母音の口の開け方が十分に出来ているかを、鏡を見ながらやるのです。

自分のごく普通の時の表情を認識すること、そしてほほ笑みから口や顔全体を使っての笑顔を作ってみることもトレーニングになります。

口や目も含めた表情を自分自身で見る(認識する)こと自体に意味があるのです。


次回は、非言語コミュニケーションにも関連が深い「観る」スキルについて考えます。
それでは、また来週。



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2018年10月09日

【いい仕事をするための職場コミュニケーション61】No17

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今日のテーマ
『非言語コミュニケーションを活用しよう(4)〜声』
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おはようございます!
今回のテーマは、『非言語コミュニケーションを活用しよう!その4〜声』です。

先週(前号を読んで)から、話すときの非言語コミュニケーション6つの実践ポイント、どれか活用できそうなこと、実践されましたでしょうか。


さて、声については、これまでに、声の調子・間・スピード、声の大きさやトーンなどが「非言語コミュニケーション」の要素とお伝えしてきました。

今回は「声」について特に変えることがしやすい➀「声の大小(ボリューム)」、A「声の調子(トーン、明るさ)」、B「滑舌(歯切れよさ、明瞭さ)」の3つ要素を考えていきます。

➀「声の大きさ」については、説明は不要と思います。A「声の調子」とは、声の高低(トーン)、音色(明るい、こもった声)等です。B「滑舌」とは、発音や発声がはっきりとしていて滑らかなことです。


実際に以上3つの声の要素を適切にし、効果的な伝え方になるために、次の3つの方法を実行することをお勧めします。

(1)まず自分自身の声(発音や発声、調子)を客観的に認識すること。具体的には、自分のスピーチ(話し)を5分位ビデオ撮りして、再生して視聴する。スピーチは、書いてある原稿を読むのではなく、台本なしで自己紹介(自分の趣味や得意なこと、これまで一番頑張ったことなど)をしてみるのがいいでしょう。

(2)身近な人で、率直に言ってくれる家族・友人・知人に、自分の話し方を向上させるために、ということで「私の話し方、時に声の大きさや調子、発声の明瞭さ(滑舌)はどう思う(実際どう聞こえている)?」又は「私の話し方、声の大きさや調子など、気になっている点、もっとこうしたらいいと思う点、教えてくれない」とお願いすること。できれば一人ではなく、3人位にきいてみる。

(3)以上の(1)、(2)の結果を基にして、自分の声の3つの要素(大きさ、調子、滑舌)の課題を明確にして、その改善のための発声訓練や日常で声の出し方について課題を意識して実践する。


具体的な発声訓練としては母音を明瞭に発音して、大きく口を開けて「アエイウエアオ」、「カケキクケコカコ」、(続けてサ行、タ行も同じ順番で・・・)と声出しをする。特に一音一音意識して丁寧に声を出す。声の大きさの訓練としては発声練習を普通の声、少し大きな声、もっと大きな声の3段階で行ってみる。

発声練習には、いろいろな方法がありますので、「発声」「滑舌」「声の調子」等のキーワードでネット検索して探したり、参考図書を一、二冊買ってみて練習してみて下さい。

私自身は、研修の前にはいつも「アイウエオの歌」を大きな声、明るい声、高低やリズムを変化させながら3回以上発声(暗唱)しています。
※関心のある方は「あいうえおの歌 発声練習」でネット検索して下さい。


相手に伝わる声の大きさで、かつ明るく明瞭な声で話す、伝えることは、販売業、サービス業のお仕事はもとより、人を動かす管理者、リーダーその他どんな仕事においても、いいコミュニケーションがとれる土台となります。


次号では、非言語コミュニケーションの「視線と表情」について考えていきましょう。

それでは、また来週。



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2018年09月30日

【いい仕事をするための職場コミュニケーション61】No16

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今日のテーマ
『非言語コミュニケーションを活用しよう(3)〜話すとき』
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おはようございます!
今回のテーマは、『非言語コミュニケーションを活用しよう!その3〜話すとき』です。

さて、先週(前回を読んでから)は、話しを聞くときの非言語コミュニケーション5つの実践ポイント。何か一つ以上意識的に実践していただけたでしょうか。
実践してみて何かお気づきになった点はありましたか。


今回は、話すときの非言語コミュニケーション活用の実践ポイントをお伝えします。

話すときと言っても、職場での報告や相談、また面談などの1対1の場合、5,6名の打合せ・ミーティングの場合、多人数の前で話す場合、と色々な場面があります。

前回の「話を聞くとき」の実践ポイントは、明確に述べていませんでしたが1対1の対話や少人数での場面での「聞くとき」を想定していました。

今回も1対1の対話場面、多くても5,6名の少人数の場面での「話すとき」の場面として、多数の人の前で話すときのポイントについては後から追加します。

➀相手を見て話しをする(基本的には視線を合わせて話をする)話を聞いている時のポイントと同じく、話をする時にも相手を見ること(視線を合わせる)が、言いたいことを伝える上では効果的です。

➁さらに相手の反応をよく観ながら話を進める
話をしながら相手の反応をよく観ることです。相手が関心を持ってくれているのか、よく分かって聞いているのか、分かりにくいのか、相手の表情や態度を見ることで感じとることができます。観るとは、つまり、相手の非言語(視覚)情報を受信することなのです。

B簡潔に話す
話を短いセンテンスで伝えて、伝えたいことの一区切りを終えたら間を置く。これは非常に大切なことです。長々とセンテンスをつなげて、話し続けることは、多くの場合聞く側にとっては理解する上では大変(時には苦痛)なことです。
話す時間、そして間も非言語コミュニケーションなのです。間を取ることは相手の反応を引き出す、また質問や確認をできる機会をつくることで、対話(相互理解)が深まります。

C話をする時に意識的な姿勢やジェスチャーをしてみる
具体的には、体の向きや腕、足の位置等、基本的に腕組みや足を組んだりしない。但し、相手の姿勢に、鏡に映したようにして合わせることも効果的です。
どこかで聞いた(読んだ)ことがある・・・(そうです。前回の「聞くとき」と一緒です。話すときも聞くときもコミュニケーションの裏表です。)

さらに多人数の前で話すときには
D視線を聞き手全体に回すようにする

E声の大きさやトーンをその場の状況や話す内容、目的に合わせて調整する

(このポイントについては次回に詳しくお伝えします)

以上の中に、これまで意識して実践されていることもきっとあるでしょう。まだ、意識していないポイントで、何か一つでもやろうと思ったことがありましたら、是非、実践してみて下さい。

次回は、効果的な非言語コミュニケーションの中で「声(声の出し方)」について考えていきます。


それでは、また来週。


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2018年09月25日

【いい仕事をするための職場コミュニケーション61】No15

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今日のテーマ
『非言語コミュニケーションを活用しよう(2)〜聞くとき』
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おはようございます!
今回のテーマは、『非言語コミュニケーションを活用しよう(2)〜聞くとき』です。

前回お伝えした非言語コミュニケーションとは、言葉(言語)以外の手段を使ったコミュニケーションのことでした。
具体的には、表情、視線、身振り・手振り、また話すスピートや間、声の大きさ、調子など、です。意思や思い、またある面で本音を伝える(本音が伝わる)手段とも言えます。

言語コミュニケーションと比べて非言語コミュニケーションは、習慣的、無意識的にしている場合が多いと言うこともお伝えしました。


さて、前回の記事を読まれてから、ご自分の視線や表情・姿勢、声の調子・間・スピードについて少し意識されましたか。そして、話をする時、聞くときに相手の視線や表情・姿勢、声の調子・間・スピードについて少し観察してみましたか。何かお気づきになった点はありましたでしょうか。


今回は、話を聞くときの非言語コミュニケーション5つの実践ポイントをお伝えします。

➀話をしている相手を見ること(視線を合わせる)
➁ただ黙って聞くのではなく、聞いていますよと反応すること(うなずき、相槌を打ち)
B相手の話す速さや調子に合わせて反応すること(うなずきや相槌のテンポやタイミング、等)
C話を聞く時に意識的な姿勢をとる。具体的には、体の向きや腕、足の位置、等(基本的に腕組みや足を組んだりしない。但し、相手の姿勢に、鏡に映したようにして合わせることも効果的です)、
D質問したり、確認したりするときの声の大きさやトーンも基本的に相手に合わせること
E相手を良く見て、呼吸を合わせること(呼吸のペース合わせ)

以上の中に、これまで意識して、又はもう無意識で実践されていることもきっとありましたでしょうね。
まだ、実践していないポイントがありましたら、何か一つでも意識して実践してみて下さい。


次回は、効果的な非言語コミュニケーションの具体的スキル「話すとき」について考えていきます。

それでは、また来週。


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2018年09月18日

【いい仕事をするための職場コミュニケーション61】No14

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今日のテーマ
『非言語コミュニケーションを活用しよう(1)』
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おはようございます!
今回のテーマは、『非言語コミュニケーションを活用しよう(1)』です。


非言語コミュニケーションとは、言葉(言語)以外の手段を使ったコミュニケーションのことです。
表情、視線、身振り・手振り、また話すスピートや間、声の大きさ、調子などが非言語コミュニケーションです。

本メルマガNo8で『挨拶、声かけのスキル』で朝の「おはよう」から始まって、挨拶の大切さをお伝えしました

実は、挨拶も80%以上『非言語コミュニケーション』と言えるのです。

挨拶の言葉「おはようございます」「おはよう」や声かけの言葉「元気!」がありますが、それ以上に相手を良く見て挨拶するか、見ないで挨拶するか、相手に届くような声で挨拶をするか、小さな声でボソボソと挨拶するか、等で相手に伝わる内容(感じ・印象)は大きく変わります。


この非言語コミュニケーションの活用によって、職場で周囲の人(上司、同僚、部下)との関係やコミュンケーションの取れる度合いが大きく変わります。

しかも、言語コミュニケーションと比べて非言語コミュニケーションは、習慣的、無意識的にしている場合が多いのです。

なぜなら、多くの人は、何を言うか、どのような言葉を使うかは、何らかの準備をしたり、意識して考えて話します。しかし、どんな表情で、視線をどこへ向けるか、話すスピートや間、声の大きさ、調子等をどのようにするかをいちいち考えている人は少ないからです。

だからこそ、リーダーの皆さんやコミュニケーションをとることが必要な人にとってこの表情・視線・姿勢や声の調子・間・スピードを意図的、意識的に使うことが非常に効果的なのです。


さあ、まず今週は自分の視線や表情・姿勢、声の調子・間・スピードについて少し意識してみませんか。
また、話をする時、聞くときに相手の視線や表情・姿勢、声の調子・間・スピードについて少し観察してみて下さい。

これまで以上に、非言語から伝ってくること、感じとることを大事にしてコミュニケーションをとってみてましょう。

次回から、効果的な非言語コミュニケーションについて、さらに具体的に考えていきます。

それでは、また来週。


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2018年09月10日

【いい仕事をするための職場コミュニケーション61】No13

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今号のテーマ
『感謝の言葉を口にしよう』
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おはようございます!
今号は良い関係づくりの実践ヒント、『感謝の言葉を口にしよう』です。

本メルマガNo8で『挨拶、声かけのスキル』で朝の「おはよう」から始まって、挨拶の大切さをお伝えしました。

挨拶は「存在承認のスキル」であり、前号No12でお伝えした「言動承認のスキル」と並んで、良い関係づくりでの大切なコミュニケーションです。

感謝の気持ちを口に出すことも、相手のやってくれたことに対する「言動承認」といえます。


「ありがとう」と言う感謝の言葉は、誰にでも、どんな時にでも相手にポジティブ(肯定的、好意的)に伝わる万能の言葉です。
ありがとうと言われて嫌な気持ちになる人はいません。

あなたは、「ありがとう」「ありがとうございます」と言う言葉を、日常でどのくらい口にしていますか。
・・・・
職場で、上司やお客様だけではなく、部下、後輩、他のメンバーに対して、どんな時、どれだけ口に出して感謝の気持ちを伝えているでしょうか。


ここでお勧めしたいことは、「ありがとう」をたくさん、口にすることです。

この「ありがとう」の言葉は人を認める(承認)ことでもあり、相手をポジティブな気持ちにします。

そうした人は、また相手に「ありがとう」を言って貰えることを続けたり、また他の事でも「ありがとう」を言って貰えると思ってプラスの行動(積極的な行動)をとる可能性が高まるのです。

そうすると、「ありがとう」をたくさん口にする人は、また周りで「ありがとう」と言いたくなることにたくさん出会うことになるのです。

そして、「ありがとう」をたくさん口にする人は、「ありがとう」と言えることをたくさん発見することができる人にもなるのです。


「ありがとう」はどんな人の心にも響く言葉。

いまから、どうぞ。
「ありがとう」。


それでは、また来週。


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2018年09月03日

【いい仕事をするための職場コミュニケーション61】No12

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今号のテーマ
『相手が聞いてくれていると感じさせる「言動承認のスキル」』
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本メルマガNo6で「人は自分の話をよく聞いてくれる人の話は受け入れる」とお伝えしました。

あなたは、どのような人が「よく話しを聞いてくれている人」と感じますか?
逆にどのような人でしたら、これは話しを聞いてくれていないと感じますか?

自分が言いたいことを話している時に聞いてくれていないな、と感じた体験を思い浮かべながら、考えてみてください。


相手に話を聞いてくれていると感じてもらうにはどのような態度をとるべきか、それは「話しを聞いているよと相手が感じられる反応をすること」です。

既に傾聴の実践スキル(No7)で述べた「あいづちを打つ」「うなずく」「相手の話を繰り返す」等がその反応の具体的な中身です。

その他に習慣化しておきたい大事なポイントが、
「相手の言動を言葉にして返す」ことです。


「先輩、少しお時間いいですか。聞いてもらいたい話があるのですが、実はE君のことなんです。彼のことを思って、いろいろと頑張って指導しているんですが、なかなかうまくいかないのです。」

「そうか、E君のことを思って、いろいろと頑張っているんだ!」

というように、相手の言った言葉の中で、相手の気持ちや思いの言葉を口に出して返すのです。


挨拶や声かけは、相手を見たらポジティブな言葉がけをすることで相手の「存在承認」と言いました。相手の言葉や態度について自分の言葉にして返すのは相手の「言動承認」と言えます。

この「言動承認」のスキルの実践は、相手の話しを聞く時だけではなく、職場のメンバーについて一所懸命やってくれたり、手伝ってくれたり、頑張ってくれていることを認める言葉として大いに活用することをお勧めします。


どんな小さなことでもいいのです。相手の仕事の進め方や取り組み姿勢の変化や成長、その仕事の成果などを目にしたら、認めて、口に出して、言葉にして相手に伝えることです。

相手の状況や行動について、いい悪いなどの評価をするのではなく、「すぐにやってみたんだね、どうだった?」とか「毎日続けているんだ」と相手に伝える。


また、相手の行動について自分の気持ちを伝える。
例えば「いつも、素直な意見を言ってくれて助かるよ」、「あなたの返信の速さは、私も見習いたいよ」


この言動承認のスキル、相手を「認める」ためには、日常から相手の言動に関心を持って良く見ていることが必要です。


コミュニケーションで関係を深めるためには、まずは質より量・頻度が大切なのです。とはいえ、お互いの関心のないことについて言われても話は弾みません。


多くの人にとって一番の関心事は、自分のこと。

自分がどうみられているのか、どう評価されているのか、好意的にみられているのかどうか等です。

その自分について、関心をもって、しかもポジティブな見方をしてくれる人が相手ならば、安心して、率直な話をすることができるのです。




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2018年08月28日

【いい仕事をするための職場コミュニケーション61】No11

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今号のテーマ
『人を理解するとは、を考える3〜理解の仕方5つの方法』
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前々回人を理解する際に『自分と相手を区別する』ことが基本と言いました。

前回は『人を理解する2つの視点:相手自身の視点・自分視点から』のテーマで、相手自身の視点からの理解の仕方として「受容的理解」「共感的理解」の2つをお伝えしました。

今回は『人を理解するとは、を考える3〜理解の仕方5つの方法』として、前回の2つの理解の仕方を除いて3つの理解の仕方についてお伝えします。

一つ目は「分析的理解」

人を知るための情報を以下に挙げます。

氏名、生年月日、年齢、血液型、星座、出身県(都道府県)、身長、体重、好きな食べ物、靴のサイズ、持っている資格、特技、趣味、嗜好、学歴、経歴(経験)、家族構成、住所、携帯番号、メールアドレス、等々。

最近は個人情報保護法も浸透して、プライバシー領域が拡大し、同じ会社、同じ職場の人だからといって何でも知ることはできません。
それでも、相手のことについてよく知っていること、それ以前に関心を持つこと、理解しようとすることはリーダーの心得その1みたいなものです。相手と話をする頻度が多ければ、自然とその相手についての情報が入ってくるものです。

先に挙げた各項目は、その人の属性や特徴づける要素。このようなその人を構成する要素から理解することを「分析的理解」といいます。

後の2つの理解の仕方は、前回お伝えした「自分の視点」からの理解の方法です。

その一つは「判断的理解」です。

この理解のし方は、相手の言動について自分は、「いいことだ」、「悪いことだ」や「それは正しい」「それはおかしい」と自分の判断で結論付けて、それを表明することです。

この理解は、相手について自分が認識したことから、自分のモノサシで判断をして、それを言っていることになります。


もう一つは、知的なレベルで相手の状況を認識把握し、相手の問題のあり方や妥当な方向性を指摘する「解釈的理解」です。

この理解のしかたは、一見客観的なように見えるのですが、実は主観が強い理解。

自分の体験や経験の積み重ねに基づいた因果的な図式や枠組みから、相手の気持や考え・行動を一定の方向に限定し、勝手な意味づけをしています。自分の解釈を述べているのであって、相手そのものを真に理解しているとはいえません。


前回の相手視点の2つの理解の仕方と、先に述べた「分析的理解」と合わせて理解の仕方には次の「5つの方法」があります。

5つの方法について日頃の自分をふり返り、自分自身がよく使っている理解のし方を把握しておきましょう。

■事実情報の理解
➀「分析的理解」
:相手に関しての客観的な事実情報を知ること
■相手視点の理解
➁「受容的理解」
:相手が感じ、考えていることをそのまま受け止めること
B「共感的理解」
:相手の感じ方を共有する、同じように感じ取ること
■自分視点の理解
C「判断的理解」
:相手の言動を自分のモノサシで判断して理解する
D「解釈的理解」
:相手の言動の理由・意味を自分の解釈で理解する

人を理解するとは、を考えるシリーズは今回で終わりです。


次回は、職場を明るくするコミュニケーションです。お楽しみに。



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2018年08月20日

【いい仕事をするための職場コミュニケーション61】No10

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今号のテーマ
『人を理解するとは、を考える2〜人を理解する2つの視点』
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人を理解する際に『自分と相手を区別する』ことが基本と言いました。

この考えは、人を理解するときに、相手自身の視点から理解すること、そして自分の視点からの理解することという2つの面がある事にもつながります。

別な言い方をすれば、相手側の理屈(理由)と自分側の理屈(理由)からの2つの方向から捉え直すということです。

相手側の理屈(理由)からの理解というのは、相手がした発言や態度、行動などを見て、できる限り相手がなぜそう言う言動をとったかを、相手自身の考え方や感じ方に沿って理解しようとすることです。

自分側の理屈(理由)からの理解とは、相手がした発言や態度、行動などを見て、自分ならこうするはずだという自分自身の物事の認識や判断のモノサシからみて理解することです。

前者の理解の仕方は、できる限り相手に近づこうという姿勢です。

そうは言っても、私たちは、相手自身そのものになることはできません。
そもそも自分と相手は違う人なのですから。でも、その違いを認めた上で、相手が違うことを言う(行動する〜私がしないことをする)意味を探り、なぜそう行動するのかの理由をできる限り把握していこうという態度なのです。

後者の理解の仕方は、自分のモノサシで理解するということですから、自分自身のモノの見方、考え方で決めつけてしまうことになります。


相手視点(相手の理屈・理由)から理解することについては、2つあります。

その相手の視点での理解の一つが「受容的理解」です。

この理解のしかたは、今そこで相手が感じていることを、相手が感じているままに受けとろうとする態度です。相手の気持ちの微妙なニュアンスをくみ取ろうとするので、相手をこちら側のモノサシできめつけることはしません。

また、自分の考えや判断と相手とをハッキリ区別していこうとしている姿勢です。カウンセリングには必要不可欠な理解のしかたであり、メンバーとの面接や相談、話し合いでも、最初の段階では、とても有効な態度です。


相手視点での理解のもう一つは「共感的理解」

これは、相手の置かれた立場や価値観を理解したうえで、その価値観のもとで、ある出来事を相手と同じ目線で体験し、感情面で理解することを言います。

「自分がこの人の立場だったら、自分がこの人と同じような経験を経ていたら、今のこの人と同じ様に感じるだろうな」と、相手の内面までを理解し、追体験し、共感することです。

リーダーとしては、この2つの理解の仕方を身につけることは非常に大切なことです。



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2018年08月13日

【いい仕事をするための職場コミュニケーション61】No9

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今号のテーマ
『人を理解するとは、を考える1
〜自分と相手(他者)と区別すること』

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職場や仕事で縁あって出会い、知り合う関係においては、相手をどのように理解するかという自分自身の態度で、分かりあえる度合は大きく変わります。

あなたは、人をどのような態度で理解しますか?
例えば、
第一印象からくる直感がかなり大きく影響する (直感的理解)
自分のモノサシ(判断基準)で理解する。   (判断的理解)
相手の立場や気持ちを考慮して理解する。   (共感的理解)
自分のこれまでの経験から類推して、相手の人物像を把握する。等々。(類推的理解:似たような人と同じと理解する)

どれか自分にあてはまりそうな理解の態度はありますか。


さて、人を理解するための一番の基本は、
『自分と相手(他者)と区別すること』ということです。
どういうことかというと「自分と他人は違う人だから物事や人についての見え方も違って当然」と言うことです。
「誰も、物事や人を同じようには見てはいない」のです。

そんなの言わなくても当たり前でしょう、と多くの人は感じたかもしれません。
しかし、実際には私たちは他者を理解するときにこの区別ができていません。

例えば、「彼(彼女)は、困った人だ」と理解した時(これには、かなり判断が入っていますが)、他の人が「いや、彼(彼女)はよくやってくれている人だ」というのを聞くと「それはあなた、間違っているよ。実はこんなこともあって…」と言ってしまうことはありませんか。

この言葉の裏には「とんでもない彼(彼女)は困った人なんだ。そう思わない人は間違っている」という考えがあるのです。


自分と他人は違う人、と言うことが分かっている人は、こう言います。「そうなんだ、あなたは彼(彼女)がよくやってくれている、と思っているのですね。どんなことから感じたのですか?」と質問ができる人なのです。

そして、このような問いかけをして、相手の意見の理由を聞くことができる人が、他者(相手)をよく理解できる人なのです。


自分が見えている、理解しているのは、あくまでも自分の理解であって、ある人について他の人の理解も全てその人にとっては事実なのです。

自分の理解だけで決めつけることは、相手の人の理解を狭いものにしてしまいます。


相手(人)を理解するのには、今の所はこういう人だと思うけれど、まだまだこの人にはいろいろな側面がある、と思ってプラスの関心を持ってみることが大切です。

人を理解することは簡単ではない、その理解は単にあなたの判断にすぎないのかもしれない!

人を理解するということ、について次回以降も考えていきましょう。



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2018年07月23日

【いい仕事をするための職場コミュニケーション61】No8

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今回のテーマ
あなたは、朝どんな挨拶をしていますか?
「挨拶、声かけのスキル」
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あなたは、朝、職場で会う人に、どんな挨拶をしていますか?

「おはようございます」「おはよう」、「元気!」「調子どう?」、その場にいる一人一人に挨拶する人、黙って頭を少し下げるだけ、目を合わせる程度、等々。

その「おはよう」の声の大きさ、調子はどんな感じですか?
そもそも、毎朝どんな挨拶をしているか、自分で分かっていますか?

挨拶は、多くの人にとって、無意識的、習慣的な儀礼行動となっています。

今日は天気が悪いから、逆にいつも以上に元気で明るい声でみんなに挨拶して、職場を明るくしようとか、今日はみんなの反応をよく観察しながら挨拶しよう、等といちいち今日の挨拶の仕方を考えながらする人はいないでしょう。

今回は「挨拶、声かけスキル」(存在承認のスキル、とも言います)

挨拶は相手の存在を認めることであり、自分の存在(来たよ)を知らせることでもあります。また、コミュニケーションのスタートでもあります。

職場のリーダーとして、率先して「挨拶」をすることのメリットは、少なくとも6つあります。

➀元気な挨拶で自分の気持ちも元気になる。
➁リーダーの挨拶から、職場も明るく元気になる。
➂お互いに意識を向け、関心を持つことができる。
➃メンバーからのコミュニケーションがとれやすくなる。
➄同時にリーダー(自分)からもとりやすい。
➅メンバーの様子やその日の調子をみることができる。


印象に残る挨拶は声とその大きさだけではありません。

こちらを見て挨拶をしてくれる、笑顔での挨拶、挨拶だけではなく声かけをしてくれる、その表情や態度が大事なのです。

少し丁寧で優しい口調で挨拶をする。
挨拶はコミュニケーションの第一歩、報連相のウォーミングアップ、発声練習でもあり、明るく仕事を始める大事なスキルです。

職場の皆が、朝に「おはよう」と明るく元気な挨拶ができていて、帰りにはお互い「お疲れさま」の挨拶で締めくくる、存在承認ができている。そうすると当然お互いがコミュニケーションを取りやすく、当然、職場での仕事の結果や状況を伝える「報告・連絡・相談」も円滑になります。

挨拶ができていない新人、またベテラン社員もいるでしょう。
そのことを個人の問題にしていませんか。これは職場の環境問題です。

職場のリーダーとしては、「挨拶」がしっかりとできている状態をつくることは責務の一つ。

職場のコミュニケーション環境を良い状態に保つことは、お互いの信頼関係をしっかりとつくる土台の一つなのです。



【最後にお知らせ】
私(潟Cンタフェース代表 五十嵐仁)の著書
「リーダーに必須の職場コミュニケーション61のスキル」(セルバ出版)が、4月28日
から発売されました。全国大手書店、アマゾン他のネット書店で販売しております。

本メールマガジンにこれまで載せた内容も整理して掲載されています。



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2018年07月11日

【いい仕事をするための職場コミュニケーション61】No7

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今回のテーマ
人は、自分の話をよく聞いてくれる人の話を受け入れる
「傾聴の実践スキル」
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さて、メールマガジンのタイトルを【いい仕事をするための職場コミュニケーション61】に改めてから3回目です。

前回のテーマは『人は、自分の話を聞いてくれる人の話を聞く「まず聞くことから始めるスキル」』でした。

主に「カウンセリングマインド」の3つの心構えを中心にお話ししました。

リーダーとして、カウンセリングの考え方・姿勢や対応を活かしていく際の「カウンセリングマインド」の基本は3つです。

@相手の存在や考え方を受容すること
A相手の話すことを共感的に理解すること
B受け止める自分自身に率直であること


今回は「傾聴の実践スキル」です。


傾聴の実践スキル

傾聴の基本は、相手の発言・意見を否定や評価せずに、そのまま受け止めることです。さらに相手の理解を深めるためには「共感」つまり「相手の気持ちや立場になって考える」ことが有効なのです。

部下の表情をよく見ながら、その発言の背後にある気持ちを感じとるのです。
〔相手中心〕:まず相手を理解する。相手に意識・関心を向ける。

〔保留する〕:自分の判断ですぐ評価・否定せず「自分はそう思っている、で、相手は?」とつぶやく。「でもね・・・」「それは違うよ・・・」は禁句です。

〔反応する〕:「なるほど」とあいづちを打ち、うなずく。相手の言葉(と気持ち)を繰り返します。相手のペースに合わせた態度、表情で反応して対応します。

その他の具体的なスキルは
〇相手を見る(表情、動き、雰囲気など)
〇口を挟まないで、最後まで聴く
〇促しの問いかけ「他にはないのですか」、「それからどう思ったのですか」
〇相手に行ったことを要約、またキーワードを確認する
〇相手が話やすい雰囲気、環境をつくる

一度にすべてではなく、状況や相手、話しの内容に合わせて、一つ二つ活用してみて下さい。


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「リーダーに必須の職場コミュニケーション61のスキル」(セルバ出版)が、4月28日
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