2011年08月27日

J-SOL4(ソリューションフォーカス活用事例共有大会)

先週末(8月19日(金)〜21日(日))、北広島市で開催されたJ−SOL4
(ソリューションフォーカス活用事例共有大会第4回)

に参加しました。

2008年からスタートしたJ−SOL、今回は初めて東京から離れて北海道での開催でした。

南は沖縄、福岡他九州各地、中国、四国、関西、関東など全国から50名近くの参加者が集まりました。

私は2008年の第1回以来2回目の参加でした。
〔J−SOL1参加報告はこちら〕
今回は、J−SOLがやって来てくれたというのが正直な所です。


ソリューションフォーカス(解決志向)は、問題解決において、問題分析や原因追求をするのではなく、達成したいイメージや解決された姿を明確にして、その実現のために、直接的なアプローチする考え方と手法です。

マネジメントや企業研修プログラム、コーチングなど様々な場面で活用できます。


◆今回のJ−SOL4で良かったことベスト3

@分科会(ZACROS)で、企業内SFの展開(SFin side)を実感できたこと。

Aワークショップ(私の参加のシステムコーチング)。個人ではなく、関係性(システム)がクライアントという発想が新鮮であった。かつ、SF的にみて納得できた(解決はinbetween)。

Bオープンスペース(テーマの多様性はOK。もう少し時間がほしかった)。


◆今回の大会参加で、SFについて学んだこと2つ

@組織の中でのSF展開には、リーダーしかも一人二人ではなく、そのリーダーたる人がチームを創ることが大切だ!

ASFワークショップ、SFコンサルティングを進める際のソリューショニスト(ファシリテーター、コンサルタント)のスタンスがSF的であることが大事。具体的に言うと、「教える」のでも、「気づかせる」のでも、「いいアドバイスをする」でもなく、参加者(当事者)がSF的習慣(ものの見方、判断、行動の仕方)をもって取組むことを楽しく、自然とそうなっていくように関係と場をつくっていくこと。


◆<私のソリューショニスト宣言>これから実践すること

「SFin sideの会社を北海道内に10社つくることをスタートさせる」


J−SOL4の大会の内容は、主催者ソリューションフォーカスコンサルティングの
青木安輝さんのブログ(そのままやっちゃん〜8月19日から21日)をご覧下さい。

また映像は、「J−SOL4」のサイトからご覧ください。



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2011年06月24日

あなたの会社(職場)では「解決の会話」と「問題の会話」のどちらが多いですか?

「会社(職場)では、「解決の会話」と「問題の会話」のどちらが多いですか?」
と問われたら、あなたの答えは、どちらですか?

その前に「解決の会話」、「問題の会話」って何ですか?と言う疑問が出てくるかもしれませんね。


課長と係長の会話。

W課長「Y君は、どうも報告がよくないな。いつも、報告が遅いし、特に悪い話はいつも後回しだ。
    日報の書き方もなっていないし。自分のやったことしか書いていない。君どう思う?」

X係長「まったく、課長のおっしゃるとおりです。私もほとほと手を焼いています。その点では、
     Z君は報告や連絡はいいと言えばいいのですが、相談がいつも『どうしたらいいで
     しょうか?』ばかりで、自分で考えずに頼ってばかりで、困ったものです。」

W課長「確かにZ君は、何をしているかはよく分かるが、自分一人では仕事が進まず手がかかるな
    あ。Y君は、その点自分の考えで動く所はいいが、彼の場合には、もっと早めに相談してく
    れればいいんだがな。」

X係長「まったくその通りですね。一体どうしたらいいのものでしょうかね。」



隣の会社の課長と係長の会話。

A課長「C君は、結構自分の考えで動けているようだが、もう少し報告をよくしてくれるともっと早
めに手を打てると思うんだが、係長はどう思う?」

B係長「そうですね。C君はウチの部の中でも、自立している方で、ミーティングでも積極的に自分
    の意見を述べるし、なかなか見所がありますね。但し、自分一人で抱えてしまう点があるの
        で、もっと報告を頻繁にしたり、早めの相談してくれると助かりますね。」

A課長「C君はどうしたらもっと報連相がよくなるかな?」

B係長「上司や先輩の力をうまく借りることも、いい仕事をするために必要だということを分かって
    もらおうと思っています。少しこちらから、様子を伺って、『どうだうまくいっているのの?』
    と声をかけて、聞いてみます」

A課長「そうか、頼むよ。僕も2、3日に1度位は、声をかけてみるから。その他、何か私ができること
    があったら、遠慮なく言ってくれよ。」

B係長「分かりました。また様子をみて報告します。」


あなたの職場では、どちらの会話多くありそうですか?

課長と係長の会話のどちらの方が現実感がありますか?


言うまでもなく、前者が「問題の会話」、後者が「解決の会話」です。

そして、明らかに後者の「解決の会話」が多い職場、当たり前の会社が、組織が活性化して問題があってもどんどん解決して、掲げたビジョンや目標へ向かっていく会社です。

熱心な幹部・管理者ほど、部下や職場の「問題」を発見・指摘し、その原因追究してしまう傾向があります。それより「目指す職場の状態」や「良くなっている部下の姿」を示し、「そのためにできることは何?」と問いかける。そのような「解決の会話」が大切です。


この「解決の会話」があふれる職場作りを進めるのが
『ソリューションフォーカス(解決志向)』
です。

北海道(札幌)の皆さん、
この『ソリューションフォーカス(解決志向)』を1日で本格的に学ぶ機会が

7月9日(土)の「ソリューションフォーカス入門セミナー(一日)」と
8月19日(金)の「ソリューションフォーカス入門セミナー(半日)」と
8月20日(土)・21日(日)の『J-SOL4〔第4回日本ソリューションフォーカス活用事例共有大会〕』

です。

是非、この機会を活用してください。

ご案内はこちら( ⇒入門セミナー、 ⇒全国大会 )

申し込み先は、こちら
〔7月9日の1日セミナーは、本ブログをご覧いただいた方には、修了生紹介欄に「五十嵐」と記入いただいて、割引価格34,000円で参加できます。〕



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2011年04月25日

J−SOL4北海道開催(8月20日・21日)!!

本ブログ投稿、少々ご無沙汰しておりました。
ソリューションフォーカス(解決志向)ネタも久しぶりです。

本稿は、特に「ソリューションフォーカス(解決志向)」に興味・関心をお持ちの方や既に活用している方へのご案内です。
2008年から始まったJ−SOLJ−SOL1参加報告はこちら)ですが、いよいよその4回目が
北海道(北広島市)で開催となります。


大会の開催要領や詳細は、6月にこのブログや私のニュースサイトでもご案内します。
今回は、定員70名規模で開催予定です。

今回はJ−SOL大会の前日(8月19日)に、SF基礎コース(1日)を開催する予定です。SFをまだ知らない方は是非こちらへ参加して、3日間コースへ。
(前日受けられない方は、下記ブログで紹介の青木さんの著書・翻訳書を事前にお読みいただければ大丈夫です。また6月17日に入門セミナー、7月9日には札幌で基礎コースを開催します。)
『ソリューションフォーカス〜先ずは本の紹介から』


※SOLは「Solution Focus in Organization Link up」の略でSFを組織内やビジネスで活用する人たちの活動情報を共有する全世界からの集まりです。最初の大会は2002年2月に英国ブリストルで開催。J−SOLは、その日本版(JAPAN)です。
J−SOLのサイトはこちら

※SF(ソリューションフォーカス)とは、問題を解決するのではなく、解決そのもの(目指す状態、達成された姿、将来イメージ)をめざし、具体的な行動で小さな変化を起し、実現するプロセスのアプローチです。元々はセラピーの手法からきています。

詳しくは、下記サイトをご覧下さい。
『ソリューションフォーカスとは』

今回は、事前告知まで。わーい(嬉しい顔)


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2008年04月28日

J−SOL1(ONE)参加のご報告

DSC00245.JPG4月25日(金)・26日(土)に英国から来たマーク・マカーゴウ博士のソリューションフォーカス(SF)の2日間のセミナーを受講。
翌4月27日(日)は、日本で初めてのSFの全国大会「J−SOL1」に参加してきました。
北は北海道(私、五十嵐)から、南は沖縄(心療内科医)まで、東京中心ながらも各地から、企業経営者、管理者、人事研修担当者、研修トレーナー、コンサルタント、コーチなど人材開発や組織開発に関わる方112名が集まりました。
写真は、26日夜の前夜祭で、マーク・マカーゴウ博士と。

「ソリューションフォーカス」とは、問題解決において、問題分析や原因追求をするのではなく、達成したいイメージや解決された姿を明確にして、その実現のために、直接的のアプローチする考え方と手法です。
マネジメントや企業研修プログラム、コーチングなど様々な場面で活用できます。

たくさんのことを学びましたが、その中でも特に、印象に残った3点を述べます。

1.「シンプルであること」

解決をする際には、具体的な行動が必要です。
また、一人ではなくチームとして、組織として解決行動を行う際には、意味・目的とその具体的な中身の共有化が必要です。

そのためにも、分ったような分らないような抽象語ではなく、長く回りくどい文章ではなく、シンプルな行動できる言葉を使うことです。


2.「問題が起きたからこそ生まれる未来がある」

もう少し別な言葉で言うと、「問題があるからこそ解決がある、変化がある、成長がある」。
そして、問題に対しての姿勢は「どうしたい?何をやる?」(取り組み課題を明確にする)⇒「実現できたらどうなっている?」(将来の姿をありありと描く)⇒「一歩進める、起きた変化は、できたことは」(変化を起こす、小さな行動)


3.「今あることと過去・現在・未来の可能性を大切にする」

この言葉は、上記2.の「問題に対しての具体アプローチ」において、ないこと(多くのお金、優れた能力、優秀なメンバーなど)に意識を向けるのではなく、今あることの中から、活用できる資源をさがす。
そこに可能性をみつけること。


最後に一つこれも印象に残った言葉は、「組織は個々人から成るのではなく、人と人との会話から成っている」。
人と人との相互作用(会話、対話、つまりコミュニケーション)から組織の機能や成果が形作られるということです。
組織を変えるために、構成要素である個人を変えるという、要素主義ではなく、関係性を変えていくという考え方です。


これは、先々週「アクションラーニング基礎講座」で学んだこととも相通じるものです。
 


※ソリューションフォーカス(Solution Focus:SF)の説明はこちらをご覧下さい。
 
※SOLは「Solution Focus in Organization Link up」の略でSFを組織内やビジネスで活用する人たちの活動情報を共有する集まりです。SOLのサイトはこちら



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2008年02月14日

ソリューションフォーカス〜先ずは本の紹介から

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ソリューションフォーカス(SF)に出会ってちょうど一年となります。

昨年の1月にアクションラーニングのサポートコーチで上京した帰りに手にした本が「解決志向(ソリューションフォーカス)の実践マネジメント」青木安輝著でした。

ソリューションフォーカスについては、アクションラーニングのコーチ仲間の勉強会のテーマでもあったので、名前だけは聞いていました。

その本を読んだことをキッカケに、著者の青木安輝先生(潟\リューションフォーカスコンサルティング代表)主催のSF基礎コース
(平成19年3月28日・29日)に参加。

その後5月24日・25日からスタートした約6ヶ月の第1回実践コースに参加。
こちらはワークショップには、3分の1しか参加できませんでしたが、それから一年、研修やコーチングにはかなりSFを活用してきました。

 
この2月はじめに、青木先生の訳書「組織の成果に直結する問題解決法 ソリューション・フォーカス」マーク・マカーゴウ、ポール・Z・ジャクソン著が出版されました。
2月5日・6日で著者の一人ポールさんをお招きして、ワークショップも開催されました。
http://www.solutionfocus.jp/jsol/workshop01.html

現在、読んでいる途中です。

SFは、セラピーの手法「ブリーフセラピー」にその端を発するものですが、ビジネスにこのアプローチを活用しようと思われる方は、まずこの2冊をお読みいただき、さらに青木先生の基礎コースやインターネットで検索して「ソリューションフォーカス」に関するサイトで身近な所の研究会や勉強会を見つけ、参加される事をお勧めいたします。

ちなみに、私が分かる範囲でのSF関係のサイトを以下に上げておきます。

http://www.solutionfocus.jp/ (青木先生のSFC社サイト)
http://solutionland.com/ (ソリューションランド)
http://ameblo.jp/solutionist/theme-10042216676.html(漫画で学ぶSF)

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2007年05月27日

ソリューションフォーカス実践コーススタート

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5月24日・25日と「ソリューションフォーカス(SF)実践コース」初回(そのままやちゃん2007年5月24日ご参照)に参加してきました。
●28日追加:25日の実践コースで披露した「なんちゃって〜顔」をアップされてしまいました(そのままやちゃん2007年5月25日ご参照)。
*これは夢や希望・ビジョンを臆面もなく人に語るための魔法の一言です。

SF実践コースでは、SFinsideの組織づくりや日本でのSOL(SFの世界大会)開催、SF社長塾、SF道場などさまざまなパーフェクトフューチャーが創られました。私は「問題解決研修の新プログラムの実践とその成果」もっと分かりやすいイメージだと、研修参加者が、職場での様々な問題・課題をソリューションして、笑顔で仕事に取組む姿です。それが実感できているのが10月末です。スタートセミナーでは、左脳も右脳もたくさん使いました。全国の(北は北海道、南は広島から)SFを学ぶ人(ソリューショニスト)9名が集まり、刺激と元気をもらいました。京都コースも入れて全国で15名、さあ、一歩一歩進みましょう。

ソリューションフォーカス(SF)とは、人生・仕事・社会で人が直面するあらゆる事物について、「問題」として捉えるのではなく、「解決(満足された将来=パーフェクトフューチャー)」を創造するという方向で「ビジョン・願い・目指す姿」などを実現するアプローチです。

ソリューションフォーカス初耳の方(ほとんどの方でしょうが)は、下記サイトご参照下さい。
ソリューションフォーカス
ソリューションフォーカス・マネジメント
ソリューションフォーカスに学ぶ

5月28日追記

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