2022年10月03日

【いい仕事をするために】No273:「いい仕事」をするために、自分の頭をもっと使おう!F 【確定思考】常に確定的な要素、事実から物事を考える習慣をつくろう

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「いい仕事」をするために、自分の頭をもっと使おう!F
『【確定思考】常に確定的な要素、事実から物事を考える習慣をつくろう』

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今回のテーマは、「自分の頭の使い方(7項目)」の5番目の
『【確定思考】常に確定的な要素、事実から物事を考える習慣』です。

この【確定思考】の習慣は、これまでの3つの思考習慣とは違い、思考判断の仕方や切り口というよりは、判断する材料・情報についての整理の仕方です。

私たちは、思考判断する際に様々な情報に基づいて考えています。
その情報は大きく2つの性質に分かれます。

一つは、誰が見ても同じと言えるもの、つまり「事実」「確定的なデータ・情報」「科学的法則」(現段階では確定しているもの)という情報

もう一つは、人によって異なる未確定な情報
こちらは、意見、噂、推測・仮説や基準のはっきりしない評価、まだ事実と断言できないこと、その根拠・データが不明瞭な主張、等です。

最近ネット上で見られるフェイクニュースなどはその最たるものです。

しかし、現実においては、事実・確定できる情報なのかどうかを見極めることは簡単ではありません。

その情報に関して、実際に現地で現物を本人(自分自身)が、直接体験(見る、聞く)ことができれば「事実」と認定できますが、全ての情報についてそれができるわけではないからです。

新聞記事でも、科学技術や学術論文などは、事実に基づいて、データに基づいて、明確な根拠に基づいて記述されることが原則です。しかし、いつでも虚偽又は根拠が明確ではない伝聞情報が入り込む可能性もあります。

ここでは「情報源」(取材源、出典、引用元、等)と「伝達ルート(手段)」が重要となります。

確定思考を現実的に実行するために、「確度」という考え方があります。

「角度A」の情報とは、実際に本人(自分自身)で現地・現場で現物を見る、聞くという直接体験による情報です(その見た範囲では、確定情報と言えます)。

「確度B」は、信頼できる友人・知人、又は専門家からの情報です。これはその人の直接体験(その人にとっての「確度A」)やその人が学んで積み重ねた知識・情報からの結論だからです。
もちろん、その信頼できる筋からの情報でも、事実や確定的なデータとその当人の意見は分けて整理しなければなりません。

「確度C」は、マスメディア(TV、新聞、等)やネット情報です。
もちろん、確度Cがすべて確定事実と言えないということでは、ありません。
確定情報と未確定情報が入り混じっているので、それを十分に検討・吟味する必要があるということです。

「確度C」の情報を確定情報と言えるのかどうかを見極めるには、先に述べた「情報源」と「伝達ルート」を確認することが必要です。

例えば、交通事故のニュースでも、大規模な事故となり記者が直接取材した記事と現地で警察官が確認した情報を、当該警察署の広報担当が発表した内容を基にした記事では、「情報源」と「伝達ルート」が異なるわけです。前者の方が確定情報である確率が高くなります。

もう一つ「確度C」の中で確定情報と言えるかどうかの見極めるためには、複数の情報源・情報ルートから対象の事柄(事件、事故、起こったこと)の情報を得ることです。

事件の捜査や裁判でも一人の証言より、複数名からの証言があった方が信憑性が高まるということと同じです。


確定思考の実践には、伝聞や引用などの場合は、元の情報源が何であるかの確認が必要です。
曖昧なことや出所が分からない、信ぴょう性が疑われる場合には鵜呑みにせず、調べることが必要です。

判断をする際には、確定情報に基づくこと、未確定情報はその確かさ(不確かさ)を調べてみること

例えば、職場で「みんな○○することに反対ですよ」と言われたら、「みんなって誰と誰だ?」、「10人いるうちの課のメンバー中で何人が反対なんだ?」、「それはどのようにして確認したの?」と明確にする、調べることが必要です。

日頃自分が判断するときに、どれだけこの「確定情報」に基づいているのか、思い込みで判断していないか、わからないこと・あいまいなことは調べた上で活用しているか。

以上を振り返って【確定思考】、「確定情報」に基づいて思考判断することを実践していきましょう。

それでは、また次回。



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2022年09月26日

【いい仕事をするために】No272:「いい仕事」をするために、自分の頭をもっと使おう!E 『【多角度思考】様々な立場からいろいろな視点で物事を考える習慣をつくろう』

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「いい仕事」をするために、自分の頭をもっと使おう!E
『【多角度思考】様々な立場からいろいろな視点で物事を考える習慣をつくろう』

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今回のテーマは、「自分の頭の使い方(7項目)」4番目の『【多角度思考】様々な立場からいろいろな視点で物事を考える習慣をつくろう』です。

前回(No267)の「両面思考」と同様に全体を把握する際にも、その各部分を把握する際にも「多角度思考」は、常に活用することができます。

この「多角度思考」の習慣を身に付けることで、考えが足りなかったということが少なくなり、状況の変化や異なる立場の意見に対しても適切で妥当な判断を下すことができます。

多角度思考の反対の思考習慣は「一角度思考」といえます。
「一角度思考」の人とは、複数の立場や多様な意見を考慮せず、一方的な視点(自分の立場、自分の主義主張のみ)で考え行動する習慣の人です。

このような人は、自分と全く意見が一緒の人とは通じ合えますが、それ以外の人や集団、組織とはうまくやっていくことができなくなります。

それに対して「多角度思考」ができる人は、何に対してもそのもの(対象)に関わる複数の立場、視点で考えることができ、また多様な意見の人の話が聞ける人とも言えます。

そのことによって自分の立場・視点や経験の中からは見えていなかった多くの情報や認識を得て、また自分の目的・目標を別な視点で見直して、その達成の具体策を効果的にすることができます。

多角度思考の実践でのキーワードは、既に何度も出ている「立場」、「視点」です。
立場が違えば「希望、利益、評価(よしあし)」が異なります。

ある問題(対象・テーマ)について、まず自分の立場・視点を確認するのです。
次には、関係する複数の立場を取り上げて、その関係する様々な立場の希望、主張、利益が何であるかを調べるのです。
相手の立場になって考えることです。

ただし、自分一人で考えているだけでは、真の多角度思考の実践は、できません。
自分と違う立場にたってみるために、可能な限りその立場の人が取る行動をシミュレーションする(できることは実際にやってみる)ことが大事なのです。

他には、自分と違う立場や意見の人の話を否定・批判しないで素直に聞くことです。
関係者の立場・視点から見ていること、考えていること、行動していることに関する情報を収集し、理解・認識するのです

優秀な営業マンは複数のお客様の多様なニーズ・要望をつかみ応えることができます。
マーケティング・商品企画でも、同じく市場・顧客の多様なニーズ・要望をつかむことが必要です。

住民への公的サービスを行う自治体職員も同じです。
地域住民といっても皆それぞれ立場や状況、考えも違います。

経営者、管理者が、マネジメントをするためには、たくさんの社員、職場の部下の各々の考えや特性を掴むことが不可欠です。
そのためには「多角度思考」の実践・習慣化が重要となります。

「多角度思考」の大切さはご理解いただけましたでしょうか。

それでは、また次回。



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2022年09月20日

【いい仕事をするために】No271:研修の学びを思い出に終わらせず、職場・仕事で活かすためにはそのC 『職場の上司・同僚・部下と相談することでお互いが学び合える』

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研修の学びを思い出に終わらせず、職場・仕事で活かすためにはそのC
『職場の上司・同僚・部下と相談することでお互いが学び合う』

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今回は、私の頭に浮かんできた「研修での学びを職場、仕事に活かす3つのヒント」の3つ目「3)毎日の職場を研修同様に学びの場とする。」の3番目の行動、
『B職場の上司・同僚・部下と相談することでお互いが学び合う。』
について。

この3つ目の行動は、最初の2つ、
@自己成長目標(レベルアップ目標)を長期・中期・短期の3段階で立て直す。
A短期目標の具体的行動(スモールステップ)を決めて実施し、振り返りをする

と違って、自分一人ではなく、周りを巻き込んで行うことです。

ところで、皆さん「相談」はどんな時に、どんなことを、誰にしますか?
そもそも「相談」とは何ですか?

相談は、多くの場合、自分一人では解決できないことやどうしたらいいかいい考えが出ないときに、他の人の意見やアドバイスを貰うことです。

そのためには、相談事(悩みや問題)について詳しい人よくわかっていそうな人に相談します。
仕事についての相談でしたら、当然上司や先輩、同僚でも自分より分かっている人に相談します。

相談することによって、その相談事(悩みや問題)が少しでも前進したり、解決したりすると、相談して良かったということになり、相談に乗ってくれた人に感謝し、その結果お互いの関係もより深くなります。

相談を受けた人は自分を頼りにしてくれたと思い、その上感謝されたら嬉しいものです。

相談することによって、その相談事だけではなく、他の人の知識や経験、物の見方・考え方が参考になり、気づきや学びを得ることが出来ます。

また相談事(悩み・問題)の内容や性質によっては、必ずしもよく知っている人ではなく立場や見方が違う人の意見を聴くことも役に立ちます。

私が最初の会社で2回上司になったMさんは、日頃はワンマンタイプのマネージャーでしたが、少しでも分からないこと、知らない言葉があれば、誰にでも相談(というか質問)して聞くのです(「これについてどう思う?」「〇〇ってどんなことなの?」等)。

男性、女性問わず若い部下にも相談するのです。
ということで、メンバーからの受けはよかったのです。

もしかすると今考えている相談事は、経験の浅い、若い社員の意見・アイデアや発想は役立つかもしれません。

相談することで、自分頭だけを使うのではなく人(他人)の頭(情報、知識、経験、考え方・モノの見方、発想や解決方法等)を使うことが出来るのです。

一人で考えるのではなく、「相談」をすることには3つの効用があります。
@自分にはない多様な視点を得ることが出来る
A相談で話すことで悩みや問題と思う自分の気持ちがスッキリする。
B相談の対話の中で自分自身も悩みや問題が整理され、理解が深まる


仕事について、職場で学ぶためにすぐできることで効果的な方法は「相談」というツールを最大限に活用して、職場内外、仕事関係の他者から学ぶことです。


さて、今回のヒントの中であなたが研修後に少しでも使えそうなことはありましたか?

それでは、また次回。



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2022年09月12日

【いい仕事をするために】No270:研修の学びを思い出に終わらせず、職場・仕事で活かすためにはそのB 『毎日の職場を研修同様に学びの場とする』

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研修の学びを思い出に終わらせず、職場・仕事で活かすためにはそのB
『毎日の職場を研修同様に学びの場とする』

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先々週からのテーマは、『研修の学びを思い出に終わらせず、職場。仕事で活かすためには』で、今日はその3。 

今回は、私の頭に浮かんできた「研修での学びを職場、仕事に活かす3つのヒント」
1) 作成した「目標・計画シート」を活かす。
2) 学んだことを職場に伝える(報告する、語る、教える)。
3) 毎日の職場を研修同様に学びの場とする。


の中の三つ目、3)毎日の職場を研修同様に学びの場とする
この3つ目のヒントの実践は、1つ目、2つ目のどれかを少しでも実践することが前提となります。

その意味では、研修後学んだことや決めた目標の行動計画等を職場で実践して振り返り、次のステップとして行うことです。

もちろん、その実践した結果がうまくいったかどうかには関係なく、継続していこうという意思や意識、思いがあれば大丈夫です。

さて、「3)毎日の職場を研修同様に学びの場とする」ための3つの行動は、以下の3つです。
@自己成長目標(レベルアップ目標)を長期・中期・短期で立て直す。
A短期目標の具体的行動(スモールステップ)を決めて実施し、振り返りをする。
B職場の上司・同僚・部下と相談することでお互いが学び合い、共に成果を上げる。


そしてこの3つを職場で仕事をすることの中で実践することです。

@自己成長目標(レベルアップ目標)を長期・中期・短期の3段階で立て直す。

「1)作成した「目標・計画シート」を活かす」の3つ目の行動、「目標・計画シート」を一定期間実施後、見直して新たに作成する、際のキーポイントでもあります。

研修で(研修直後に)作成した「目標・計画シート」は、参加した研修内容の関連することになります。
今回の行動では、今度は研修内容にこだわらず、現在の自分を再度見直して必要な成長目標を立てるのです。

担当者・メンバーであれば業務知識・スキルを中心に、管理監督者やリーダーであればマネジメント能力等職場を動かすスキルが主な内容となります。

企業の目標であれば長期は5年位、中期は3年、短期は1年という期間が目安です。

個人の成長目標では、自分が目指したい姿でキャリア目標であれば、同じように5年・3年・1年でいいでしょう。

業務での向上や仕事の成果を上げるのであれば、長期1年〜3年・中期半年〜1年・短期は半期又は四半期(3ケ月)が目安。

もし、中長期目標設定で取り組みをすることが、不得意又はうまくいったことがない場合には、まず短期(3ケ月程度)で再度作成します。
それが前進し、達成出来たら次に中期(1年)と短期(3ケ月)その次段階で、長期3年、中期1年、短期と伸ばして行くのも現実的な方法です。

A短期目標の具体的行動(スモールステップ)を決めて実施し、振り返りをする。

短期目標で成果を上げるためには、実践する行動を「スモールステップ」というすぐできる具体的で小さな行動内容を決めて、実践することです。

短期目標を達成させるために細分化したステップということです。

例えば、職場でメンバーとの関係を今より親密にして、チームという関係をつくる(半年短期目標)では、次の3つのスモールステップを1か月行う。
@朝一番のあいさつを今より元気で明るい声で全員にする。
Aその際には必ず笑顔で。
Bその際に相手を見て(観察して今日の調子をみる)、対応した声掛けもする
(元気なさそうだったら、「調子いい?」とか「元気かい?」等)


どれもその気になればすぐできることです。


さて、少し長くなってしまいました。

次の「職場の上司・同僚・部下と相談することでお互いが学び合い、共に成果を上げる。」については少し具体的にお伝えしたいので、予定を変更して、次回メルマガのテーマとします。

さて、今回のヒントの中であなたが研修後に少しでも使えそうなことはありましたか?

それでは、また次回。



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2022年09月05日

【いい仕事をするために】No269:研修の学びを思い出に終わらせず、職場・仕事で活かすためにはそのA 『学んだことを職場に伝える(報告する、語る、教える)』

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研修の学びを思い出に終わらせず、職場・仕事で活かすためにはそのA
『学んだことを職場に伝える(報告する、語る、教える)』

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先週からのテーマは、『研修の学びを思い出に終わらせず、職場。仕事で活かすためには』で、今日はその2。 

前回お伝えしたように「管理者研修」の振り返りで印象に残った「研修で多くの気づき、学びはあったけれど、これを職場で忘れずに活かしていくことが一番大変だと思う・・・」という趣旨の発表でした。

今回は、私の頭に浮かんできた「研修での学びを職場、仕事に活かす3つのヒント」

1) 作成した「目標・計画シート」を活かす。
2) 学んだことを職場に伝える(報告する、語る、教える)。
3) 毎日の職場を研修同様に学びの場とする。


の中の二つ目、2)学んだことを職場に伝える(報告する、語る、教える)。

そのための3つの行動は、
@研修で学んだこと、「目標・計画シート」を職場で報告する。
A研修で学んだことの中で職場メンバーと共有したいことを個別でも語る。
B研修で学んだことの中で、必要な事項を必要なメンバー育成に活用する。


@研修で学んだこと、「目標・計画シート」を職場で報告する。
研修も仕事(業務時間で行ったこと)ですから、報告するのは当然です。

・基本的には「目標・行動計画シート」を上司に報告し、アドバイスをもらう。
・形式的に報告するだけではなく、意図的に場を作り、相手を選び報告する。
・報告の内容や仕方は相手によって変える。

A研修で学んだことの中で職場メンバーと共有したいことを個別でも語る。

私のマネジメント研修では「真・報連相(職場の報連相)」や「業務改善」等は職場のメンバーといい仕事するための情報を共有化して、仕組化やルール化したりすることが必要です。

B研修で学んだことの中で、大切だと思ったな事柄を必要なメンバー育成に活用する。

自分自身でも納得した事柄で、メンバーのお役立つと思う事をおしつけがましくなく、ヒントや質問形・提案形で伝えるのがコツです。

「○○○というのを研修で学んだ(知った)のだけれど、あなたの□□の仕事で役立たないかをと思ったのですが、どうだろうか?」


さて、今回のヒントであなたが研修後に使えそうなことどれですか?

それでは、また次回。



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2022年08月29日

【いい仕事をするために】No268:研修の学びを思い出に終わらせず、職場・仕事で活かすためにはその@ 『研修で作成した「目標・計画シート」を活かす』

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研修の学びを思い出に終わらせず、職場・仕事で活かすためにはその@
『研修で作成した「目標・計画シート」を活かす』

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先週の木曜日・金曜日と全道の自治体の管理職の方対象のマネジメント研修(オンライン)を担当しました。

その研修を終えて感じたことから今回のテーマは、『研修の学びを思い出に終わらせず、職場。仕事で活かすためには』と致します。 

この研修には20市町から27名の管理者の方が参加されました。
zoomでの実施で、オンライン研修は初めての方も多くいらっしゃいました。

私の研修は、3人から学ぶ方式(@自分自身から、A参加メンバーから、B講師から、の3人から学ぶ)ですので、オンラインでも個人ワーク、グループワークを交えて実施しました。

今回参加の皆さまは本当に前向き、積極的な方ばかりで、延べ12回のグループワーク(ブレイクアウトでのチームミーティング)では、研修のテーマだけではなく、各市・町の課題や関心テーマについての情報交換もされていました。

その中で私が一番印象に残ったのは、研修の最後の振り返りで、「研修で多くの気づき、学びはあったけれど、これを職場で忘れずに活かしていくことが一番大変だと思う・・・」という趣旨の発表でした。

もちろん今回の研修でも最後に研修で学んだことを活かすために、参加者の方は職場で実践する「マネジメント目標と行動計画シート」を作成されました。

それでも、これまでの研修受講の経験で、研修直後は意識していても、次第にいつもの仕事の中で変わらぬままに・・・・。
ということもよくあるのではないでしょうか。


そこで、私の頭に浮かんできた「研修での学びを職場、仕事に活かす3つのヒント」をお伝えします。

その3つとは、
1) 作成した「目標・計画シート」を活かす。
2) 学んだことを職場(メンバー)にも学んでもらう(伝える、語る、教える)。
3) 毎日の職場を研修同様に学びの場とする。

です。

そして、この3つのヒントは、それぞれさらに3つの具体的な行動内容が含まれています。

全部お伝えすると長くなってしまうので、今回は一つ目の作成した「目標・計画シート」を活かす、についての3つの行動。

@「目標・計画シート」の内容を実践し、振り返りをする。
A「目標・計画シート」の実践報告をする。
B「目標・計画シート」を一定期間実施後、見直して新たに作成する


@「目標・計画シート」の内容を実践し、振り返りをする。
その仕組み(ルール)を自ら決めましょう。

・毎日するのであれば、手帳に入るカードに要点を転記する。
・週一であれば、その時間を決める。
・月に一回であればいつするか、時間はどの位かを決める。

A「目標・計画シート」の実践報告をする。
この2番目は@と違って自分自身ではなく、報告する相手です。

相手は誰になりますか?
職場にいなければ、月1回とかであれば、私(五十嵐)宛でも結構です。
職場内であれば、そもそも研修直後に報告をしておくといいですね。

B「目標・計画シート」を一定期間実施後、見直して新たに作成する。
こちらは、@又はAを実践した後の話になりますでしょうか。

どちらにしても研修で作成した「目標・計画シート」の実践を自己育成の仕事だと思って取り組むことです。

仕事であれば、報告が必要で振り返りも必須となります。


さて、今回のテーマは、研修受講後の方への直接のメッセージですが、皆さまの職場のメンバー(部下はもとより上司も)が研修を受講した後にも活用できます。

部下であれば、「どんな研修だった?一番印象に残ったことは何?」とか「研修で学んだことで職場に活かすことはありましたか?」と質問して暗に報告を促すのです。

部下は上司に関心を持ってもらえると嬉しいものです。
そしてどんな答えであっても「承認し」、「傾聴する」のです。
(具体的な行動計画が聞けたら、1カ月後位に、研修の計画は進んでいる?と1回位は聞いてみましょう)

研修に参加した上司にも聞いてみて下さい。
「お忙しい中、研修参加お疲れ様でした。どんな研修でした、役に立つことはありましたか?」

この一言で、少なくても上司も職場での実行計画を実施しやすくになります。
部下であるあなたに報告が第1号でできるのですから。


さあ、あなたが研修後にすることは何ですか?

それでは、また次回。


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2022年08月22日

【いい仕事をするために】No267:【両面思考】〜知識で終わらせず、実践活用法を具体的に考えよう。

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『【両面思考】物事の両面をとらえ、どちらの面が主流なのかを考える習慣をつくろう』
〜知識で終わらせず、実践活用法を具体的に考えよう。

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今回のテーマは、前回お伝えした「自分の頭の使い方(7項目)」3番目の『【両面思考】物事の両面をとらえ、どちらの面が主流なのかを考える習慣をつくろう』の活用の具体例を考える、です。

前回お伝えしたように、「両面思考」のできる人は、何に対してもその対象に必ずある両面をセットとしてみたり、聞いたりして考えることができる人です。
さらに、その両面を考える際に、どちらの面が主流かということも同時に考えるのです。

このことを知識として知っているだけでは意味がありません。

言葉とその意味を知るというのは「インプット学習」といえます、。
となると両面思考で考えて行動する「アウトプット学習」がセットとして必要です。

ということで、早速実践してみる。
実際に活用するのです。

例えば、仕事でうまくいかなかったり、失敗したりしたら、そこで落ち込んで終わるのではなく、何があったら(どうしたら)うまくいったのか、成功しただろうかと考えるのです。

自分一人で考えなくても結構です。先輩や上司、気心の知れた友人・知人に相談しましょう。

それよりも前に、何か新しい試みや計画をするときには、うまくいかないことも先に考えておくのです。
そしてそのための手を考えるのです。

もちろんこの際にも、うまくいく理由とうまくいかない理由の両面を考えておくのです。
ある意味「リスクマネジメント」とも言えます。

別に新しいことに慎重になりなさいと言いたいのではありません。
事前に成功要素と失敗要素を考える(予測する)ことが、真にうまくいく近道なのです。

新たな事業や課題、また改善に取り組む際に、成功事例と失敗事例を両方収集しておくのもいいですね。

さあ、「両面思考」の具体的な活用方法を考えて、実践してみてください。

うまくいっても、うまくいかなくてもそのご報告をお待ちしております!

それでは、また次回。


今回についてのご感想やコメントもお寄せください。
お待ちしております。




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リーダー必須の職場コミュニケーション61のスキル」(セルバ出版)、2018年4月に発売され、お陰様で翌2019年1月末に増刷、一昨年1月10日に第三刷、そして昨年2月1日で第四刷となりました。全国大手書店、アマゾン他のネット書店で販売しております。

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2022年08月15日

【いい仕事をするために】No266:                    【両面思考】物事の両面をとらえ、どちらの面が主流なのかを考える習慣をつくろう

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自分の頭をもっと使おう!シリーズC【両面思考】物事の両面をとらえ、どちらの面が主流なのかを考える習慣をつくろう
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今回のテーマは、先週お伝えした「自分の頭の使い方(7項目)」3番目の『【両面思考】物事の両面をとらえ、どちらの面が主流なのかを考える習慣をつくろう』です。

これまで「中心思考」「骨組み思考」の2つについて述べてきました。
この2つは、物事や事象、問題等、思考する対象の全体を把握する際に重要な思考習慣です。

今回の「両面思考」全体を把握する際にも、その各部分を把握する際にも常に活用することができます。

この「両面思考」の習慣を身に付けることで、後からそうだったのかと後悔することないような適切な認識と妥当な判断を下すことができるようになります。

両面思考の反対の思考習慣は「片面(一面)思考」といえます。

「片面(一面)思考」の人は、ある一面やごく一部のことを全体や全面を示しているようにとらえる癖がある人です。
また、互いに一つの物事の片面の事実を言い張って対立することになったりします。
目立つ部分ばかりに目が行ってしまい、その目立たない反面を見落としてしまうのです。

それに対して「両面思考」のできる人は、何に対してもその対象に必ずある両面をセットとしてみたり、聞いたりして考えることができるのです。さらに、その両面を考える際に、どちらの面が主流かということも同時に考えるのです。

ここでいう「両面」とは、例えば、「表/裏」、「上/下(左/右)」「長所/短所」「積極的/消極的」等です。

仕事では、新しい商品企画とか新たな提案では「メリット/デメリット」の両面を考えることが必要です。
その新しい商品企画や提案を通すためには、「賛成者/反対者」の両方の意見を聞いて、その上で次なる点を考えないと推進できません。

上司、先輩社員であれば、指導育成するために部下・後輩の「強み・弱み」の両面を把握することが必要です。

自分自身の成長を図るためには、「成功体験/失敗体験」の両面をしっかりと振り返って、その上で自己の「強み/弱み」を把握し、「自分ができること/他者の支援をえること」を明確にして、実行していくのです。

両面というのは「正反対の性質、反対の面・側」ということと反対ではないが、「ある面とそうでない面」という対比的なこともあり、それをとにかくセットとして考えることです。

対比的なセットとは「共通点/相違点」「書いてあること/書いていないこと」「見えたこと/見えなかったこと」「目立つ部分/目立たない部分」等です。


これまで仕事がうまくいったとき、成果をあげたときには、振り返ってみるとこの「両面思考」がしっかりと出来ていることが多いでしょう。

既に皆さんの中で、仕事や日常生活の中で今回の『両面思考』ができていたことでうまくいった経験もお持ちの方もいると思います。
思い当たった方は、是非メールくださいね。


それでは、また次回。


今回についてのご感想やコメントもお寄せください。
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2022年08月08日

いい仕事をするために】No265:                    【骨組み思考】物事を骨組みで捉えて、それを基に整理して考える習慣をつくろう

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「いい仕事」をするために、自分の頭をもっと使おう!シリーズB『【骨組み思考】物事を骨組みで捉えて、それを基に整理して考える習慣をつくろう』
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今回のテーマは、先週お伝えした「自分の頭の使い方(7項目)」2番目の『【骨組み思考】物事を骨組みで捉えて、それを基に整理して考える習慣』です。

前回お伝えした【中心思考】は、中心となる最重要点(目的、主要因、本質、要点)を掴むということで、一つの点というイメージでしたが、今回の【骨組み思考】は、その中心点の関係や中心点に基づく組み立てで考えるというものです。

考える対象の範囲・物事、問題の全体を把握して、それぞれの中心点をただバラバラに捉えるのではなく、その関係性(因果関係・相関関係、等)や時系列(時間・工程の流れ)、または性質の異なるものは分けて、同じ性質のものをまとめる(分類・カテゴリー等)ことでその組み立てを整理して考えることです。

中心点とその関係や組み立てで整理することをしないでただ考え始めると、中心や骨組みが不明確なままなので、考える基点がなく、堂々巡りしたり、話が飛んだりして、非常に無駄が多いこととなります。

そうすると、前回のべたように、目についたものにすぐ飛びついて大事なもとのとしてしまう「単純思考」、整理できないままの「混乱思考」という成果の結び付きにくい思考パターンになってしまいます。
これは、思考するエネルギーを無駄遣いしているとも言えます。

さて、この【骨組み思考】の進め方は、大きく2つにあります。

1つは、対象となる物事の骨組み・組み立てを自分自身で考えることです。
具体的には、「自分の伝えたいことを3つにまとめる」、「重要な区分(カテゴリー分け)を考える」、「要点の関係性を考える」、「効果的な進め方の手順を考える」等です。

2つは、既にある骨組みのパターンを活用することです。
例えば、論理的に伝える場合の「結論⇒理由⇒その根拠・データ」の活用、優先順位を「重要度と緊急度のマトリクス」で整理する、仕事の進め方の基本、そして改善の基本でもある「PDCAサイクル」等です。

この2つ目は「フレームワーク思考」ともいわれ、各分野で既にある効果的なフレームワーク(枠組み、骨組み)を学び、活用することです。

私の研修でも伝える内容の多くは3つにまとめたフレームワークが多くあります(私のオリジナルばかりではなく、学んだものも多いのです)。

管理者研修や「真・報連相」研修を受講した方にはおなじみの「いい仕事の基本『3の視点』〔目的・相手・自己〕」、「情報共有化の『3つ深度』」等がフレームワークの具体例です。

以上のフレームワーク思考も含めた骨組み思考は、多くの場合解決行動やコミュニケーション、実際の仕事で実践活用するために有効なものです。

この【骨組み思考】を習慣化するための実践のヒントは、
まず、複雑な問題はブロックやカテゴリーに分けてみることです。その上で各ブロック、カテゴリーの中心点を掴み、その各々の中心点の相互関係を考えて、整理することです。

上記のヒントは、前回の【中心思考】の実践のヒントAとほぼ同じです。

もともとは『中心・骨組み思考』という言葉で思考する際に、考える基点とその関係性をセットで示していたのですが、内容をシンプルにするために今回は2つに分けて説明しています。

仕事や問題解決の行動手順も各重要なキーポイントを掴んで、ステップに分けて手順を考えてみることなのです。

これまで仕事がうまくいったとき、成果をあげたときには、振り返ってみるとこの解決の手順・ステップがしっかりと出来ていることが多いでしょう。

既に皆さんの中で、成功体験の中で『中心・骨組み思考』ができていた経験もお持ちの方もいると思います。


それでは、また次回。


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2022年08月01日

【いい仕事をするために】No264:                    『【中心思考】中心を掴み、中心から考える習慣を身につけよう』

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「いい仕事」をするために、自分の頭をもっと使おう!シリーズA『【中心思考】中心を掴み、中心から考える習慣を身につけよう』
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前号(No263)からは「自分の頭をもっと使おう!」シリーズです。

今回からは「戦略行動学」講座の思考判断力の指針(もとは5つでしたが、私のアレンジで2つ加えて7つの思考判断の指針)をお伝えします。

全7項目(指針)の一つ目は『【中心思考】常に中心を掴み、中心から考える習慣をつくろう』です。

自分の頭をよりよく使うための最初の土台となる習慣作りは「何に対しても中心部分・中心点を明らかにして、中心となるものから考える」と言うことです。

「常に中心を掴み、中心から考える習慣をつくろう」と言われて、皆さんは『中心』って何だろう?と思いますよね。

中心とは、具体的な言葉では「目的」「主要因(原因)」「本質」「要点」と言うことを意味しています。

仕事の目的(何のために、何を目指しているのか)が分かっていると、そのために適切な手段を考え工夫することができます。
逆に、仕事の目的が分かっていないと、仕事は単なる作業となってしまいます。

何が言いたいのか(話の主旨・要点)をハッキリさせていないと何も伝わりません。
相手の話の主旨・要点を掴もうとすると明確でないことに対しては疑問や不明点が浮かび、質問して明確にすることができます。

いい仕事をする上で現状問題があると思っていたり、状況の変化により仕事がうまく進まなかったりした場合には、まず現状を把握してその主たる要因(中心点)を掴むことが必要です。

そしてその主要因(中心点)が明確になったら、次の計画(何をどうするかを決める)の段階では、どうやるか(手段)を考える前に目的(中心点)を決めることが不可欠です。

今している仕事、改善したい事柄、解決したい問題の中心点(主要因、本質、目的、目標等)は何かを、常に考えて(把握し、決めて)仕事に取り組んでいますか?


この『中心思考』を習慣化するための実践のヒントを5つ上げます。

@物事の全体を把握して、その上で何が一番重要なことかを掴もうとする。
A複雑な問題はブロックやカテゴリーに分けて、各々の中心点を掴み、その各々の中心点の関係を考えて、一番の中心点を明確にする
B「何のためにするのか?」と自分自身に常に目的を問う。
C人の話、メールや資料、新聞記事等の情報で何が一番言いたいことか(主旨・結論)を常に考え、つかむ。
D自分が話をする、メールを送る、報告する、相談する前に、何が一番伝えたい(解決したい)ことかを明確にしてから話す、書く、伝える。

さらに具体的なスモールステップの例としては、以下に3つ挙げます。
「私が一番言いたいこと(伝えたいこと)は・・・」と最初に言って話しをする。
「何が一番大切(重要)なのだろうか?」と自問自答する。
「何が一番大切(重要)なのですか?」と相手に質問する。

以上のヒント、スモールステップの中で自分自身が一番ピンときたものからやってみてはいかがでしょうか(これが中心思考です)。


(オマケ)中心思考が欠けている思考とは、目につくものが本質、主要因だとすぐに思い込んでしまう「単純思考」、様々な事柄や要素をあれもこれもと考えてばかりいて整理できず、まとまらないままの「混乱思考」と言えます。


それでは、また次回。


今回についてのご感想やコメントもお寄せください。
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