2026年04月20日
【課題解決】30代若手、中堅社員が中核リーダーへ成長するために
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今回のテーマ
『30代若手、中堅社員が中核リーダーへ成長するために』
企業における人材育成の中でも、30代前後の中核となるリーダー層の育成は、最も重要でありながら難しいテーマの一つです。
この年代層は、現在の組織の成果と将来の持続性・発展性を大きく左右する要となります。ただし、この層には、どの会社にも共通した課題が発生しやすく。放置すると「停滞や離職、次世代不在」に直結します。
主な課題としては以下の様なことが挙げられます。
●プレイヤーとしてはそこそこ優秀だが、リーダーとして機能
していない(プレイヤー止まりでマネジメント未熟)
●20代で成長し、30代で学習しなくなり、新たな挑戦もせず
伸び悩み気味(成長停滞・マンネリ化)
●役割が不明確で何をしたらいいか分からない(期待不明確)、
●部下、後輩との関係構築や育成に悩んでいる(関係づくりと
育成スキル不足)
●自社の事しか知らず視野が狭い、将来が見えない、評価処遇
に納得感がない(エンゲージメント低下・離職リスク)
そして、このような課題は、多くの企業で共通しています。
なぜ、中核リーダーは育ちにくいのでしょうか。
その大きな理由として、人材育成(能力開発)の面では以下の3点が挙げられます。
1.リーダーとしての実践的な学びの場が不足している
2.他社・異業種との交流する機会がない
3.研修やセミナーを受講しても、その学びが単発で終わり、
定着しない
組織的な仕組み(制度)の面では、以下の3点が挙げられます。
1.等級制度が抽象的「何を期待するか」が明確には分からない
2.評価制度の評価項目が抽象的で、現実的な評価基準になって
いない
3.評価と報酬制度の連動性が明確でなく納得感を持ちにくい
その他に、現在の(40代以上の)管理職のマネジメントの仕方や会社の組織風土・文化の問題もあるでしょう。
全ての課題に取組むことは困難ですので、現実的な優先順位を決めて課題解決を進めて言う事は必要です。
優先順位としては
1.30代の中核リーダー層の役割の明確化(役割等級での役割
定義・期待明確化)
2.評価制度の見直し(成果だけでなく、育成重視・チームや
貢献評価、評価項目の具体化)
3.研修だけでなく仕事を通しての育成の仕組みづくりと実践
(1on1の導入、個人別育成評価の仕組み)
30代の中核リーダー育成が比較的うまくいっている企業の共通点としては以下の3点が挙げられます。
〇「人材育成=現場任せ」にしていない
〇評価制度と育成が連動して、かつ継続的に活用している
〇30代社員を“投資対象”として扱っている(研修他育成やチャ
レンジの機会をつくる)
そして、なによりも重要なことは、30代中核層の問題は「本人の能力」ではなく、会社としての“仕組み(制度・役割・育成環境等)の問題”であることがほとんどだという視点で取り組むことです。
※この5月に実施のオンラインセミナーも今回のテーマの課題解決に役立つ情報提供・具体的方法・具体事例紹介の場となります。具体的なセミナー内容のご案内・申込は以下のブログをご覧ください。
T【 5月13日(水)】人材育成オンラインセミナー(参加無料)
「わが社の一人前を育成する“ステップアップリスト&育成ガイド”の作り方」
U【5月20日(水)】人材育成オンラインセミナー(参加無料)
「組織の成果と社員の成長を創る〜“成果と成長評価制度”とは」
※7月の「第24回中核リーダー育成セミナー」は、今回のテーマの課題解決の具体策の1つでもあります。セミナーの詳細内容は以下のブログをご覧ください。
第24回中核リーダー育成セミナー『変革の時代におけるリーダーの能力開発』
2026年04月06日
マネジメントの5つ目の役割『課題解決と仕組み化』
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マネジメントの5つ目の役割『課題解決と仕組み化』
私どものマネジメント研修(経営幹部・管理者、監督者・職場リーダー対象の研修)で管理者(マネージャー)の5つの役割を最初にお伝えしております。
5つの役割とは、
➀仕事の管理:組織の目的・方針を受けて目標を設定し、その
達成を図ること
➁仕事の改善:職場の仕事の効果性と効率性を考えて、常に改
善向上を図ること
B人材の育成:組織として期待される人材となるように指導・
育成を図ること
➃協働関係の形成:職場の協働関係や活性化された職場風土を
つくること
➄課題解決と仕組み化:課題解決を進め、その成果をつくる
プロセスを仕組み化すること
多くのマネジメント研修では、上記の➀〜➃の4つを管理者の役割としています。
➀と➁が仕事面でのマネジメント、➂と➃が人材面でのマネジメントと分けられます。
管理者の課題解決は、➀〜➃の4つの役割を遂行する中で起きていて、複数の役割に絡んでいるケースがほとんどです。
つまり、課題解決と仕組み化という➄の役割は、➀〜➃の役割遂行のどれにも関係しているのです。
また、➀〜➃で各管理者がレベルアップして十分に役割を果たせるようになっても、組織全体の視点では、属人化されたノウハウのままでは十分に機能していきません。
優れた管理者が異動するとその職場がうまく回らなくなったり、社員が異動して他職場・他部門に移ると、それぞれでは優秀な管理者でも、その考え方ややり方が異なっていると感じることも多いのです。このような属人化されたマネジメントでは、組織全体としてはうまくいっていない状況となります。
優秀な管理者の業務スキルやマネジメントスキル、課題解決スキルを属人化で終わらせずに職場内で可視化・共有化して仕組みとして職場メンバーが使えるものにしていくこと。
また、職場や部門を超えて、マネジメント、課題解決の実践ノウハウを共有・統合して組織全体の財産にしていくこと。
以上の二つが、ここでいうマネジメントの役割としての『仕組み化』です。
職場内で優れた管理者が習得し実践し、培ったノウハウを職場内で可視化・共有化することはその管理者の『仕組み化』能力で実行可能です。
組織全体で個々の優秀な管理者の培ったマネジメントの実践的ノウハウを可視化・共有化していく組織としての『仕組み化』は、ある意味経営レベルでのマネジメントのシステムづくり、硬い言葉でいえば制度づくりとなります。
○私どもインタフェースでは、この組織的な仕組み化のサポートは3つ目の事業(3)組織開発・人事制度等の仕組みづくり事業(サポートコンサルタント)として展開しています。
この事業は、対象が個人力ではなく組織力であること、事業サービスの成果物は組織を成長させ成果に結びつける仕組み(システムやツール・人事諸制度)をつくることです。
成果物の具体例は、
1)「企業理念(ミッション・ビジョン・バリュー)の作成
・再構築」
2)「人事評価制度の作成・再構築」
3)「人材育成体系の作成」です。
一番の特徴は、その作成過程は外部コンサルタントが現状把握・分析、作成提案するのではなく、社内(組織内)メンバーと共にプロジェクト又はワークショップ方式で進め、当初から100%社内仕様(自社の目的と現状の両面で考え、現実的で社員が活用できるもの)にすることです。
※この組織開発・人事制度等の仕組みづくり事業(サポートコンサルタント)について、は5月の2つのオンラインセミナーでさらに具体事例を含めてご紹介いたします。
⇒経営者・幹部、人材育成責任者のための
『一人前育成の仕組みと成長評価制度』オンラインセミナー
2025年11月04日
北海道企業の【人材定着】の課題解決3つのアプローチ(1)(2)(3)
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【人材定着】3つの課題解決のアプローチ(1)(2)(3)
*給与水準や福利厚生の地域格差、キャリア展望が見えにくく「自己実現」の欲求に対応できていないという以下の3つの課題をいかに解決していくのか
【定着率の低下】課題解決の3つのアプローチを紹介します。
(1)キャリアの見通しが持てない。
(2)職場の人間関係や心理的安全性の不足
(3)人事評価・処遇制度に納得感が欠けている。
⇒《1.キャリアパスの可視化と対話の場を設定する》:今だ
けではなく、将来の姿が描ける仕組みづくり
@入社後の等級・役割定義と成長ステップの明示
等級ごとに「期待される成果」「必要なスキル」「評価基準」を整理し、図式化したキャリアパスを提示。
例:入社1年目→業務習得期間
3年目→担当業務の一人前(自律的業務遂行)
5年目→リーダー(チームとして業務遂行、改善)
A定期的なキャリア面談の導入
・上司との1on1だけでなく、第三者(人事・外部メンター)との対話機会を設けて若手が安心して将来像を描けるよう支援する。
B社内ロールモデルの可視化
・若手が憧れる先輩社員との懇談、成果発表会や動画で社内共有等して「この会社で成長できる」実感を醸成する。
⇒《2.心理的安全性の高い職場風土と対話文化》:気兼ね・
遠慮なく相談し合える関係・職場づくり
@オンボーディング期間・プログラムの設計
*『オンボーディング』:乗り物に乗っていることを意味する「on-board」を由来とし、新しい仲間の順応を促進すること。新人がいち早く職場に慣れて貰い、組織への定着・戦力化を促進するための取り組み。
・入社後3ヶ月間は「メンター制度」「ウェルカム面談」「チーム紹介ワークショップ」などを通じて、安心して関係構築できる環境を整備する。
A心理的安全性を高める定例対話の場
・月1回「雑談(交流)会」や「テーマ別対話会」(例:仕事の悩み共有、働き方の工夫)を設け、上下関係を越えた交流を促進。
Bフィードバック文化の醸成
・「ありがとうカード」「称賛のシャワー」「OKメッセージ」など、ポジティブなフィードバックやコミュニケーションを日常化する仕組みや研修会の導入。
⇒《3.透明性と納得感を高める人事制度の設計》:オープン
で日常の業務遂行や育成支援と連動した仕組みづくり
@役割・成果に基づく評価基準の明文化
・「何をすれば評価されるのか」「昇給・昇格の条件は何か」を明確にし、社内で共有。
A若手向けの報酬設計の工夫
・固定給+「チャレンジ手当」「改善提案報酬」など、若手の行動を後押しするインセンティブを設計。
B評価フィードバックの定期化
・半期ごとの評価面談に加え、四半期ごとの「振り返り面談」を導入し、納得感と成長実感を高める。


